宵山を三日間努めて、24日はいよいよ巡行当日。
朝から射る様な太陽光線を浴びながら、巡行飾りの始まりです。
決められた順序どおりに、懸装品をお山に取り付けてゆきます。
下地の胴懸けが済んだら、大事な金箔のお社を載せます。
順序を間違うと、うまく取り付けられない物が多いのです。
左右は、龍の胴懸けを。
後懸けは、八幡山唯一の染め物「印度更紗」
胴懸けの上には「水引」の十長生図です。
前掛けは、綴れ織りの「慶寿裂」
後に見送り掛けを建てて。
見送りを懸けます。裾には霊芝の柄の金物が7個付きます。
四隅には、上から「花」「菱」「岩」の柄の「房懸け」が合計12個付きます。
前が仕上がりました。
右が仕上がりました。
後が仕上がりました。