祇園祭期間中には、各お家が自慢の美術品を飾って皆さんに披露する習わしが有ります。
それが「屏風祭」
八幡山にも、沢山の所蔵屏風が有りますので、それらを毎年の宵山にお町内のお家の玄関を借りて展示しておりました。
ところが、諸々の事情でそれが出来なくなって困っておりました。
そんな折り、町内の八竹庵さん(旧 紫織庵)で、それら全ての屏風を展示させて頂ける事になりました。
今日はそれらを全て運び込んで、展示を始めました。(有料)
八幡山の屏風が、一同に観られるのはこれが初めての事です。
これらの屏風の解説は、八幡山HPの「八幡山の屏風」をご参照下さい。
建物だけでも大変おもむきの有る「京町屋」の八竹庵さんは、部屋も、庭も、建具も大変素晴らしいのに
そこへ八幡山の屏風がズラリと並んだ光景は、まこと、圧巻です。
この展示は、7月23日までです。
展示の様子の動画は「こちら」から。
立派な床には「八幡大神」のお軸。
その前には、祇園祭の花「檜扇」も生けられています。(萬)