八幡山の懸装品 はちまんやまのけそうひん

各山とも基本構造に大差ないが、御神体や飾り金具により細部が異なる。

四本柱に貫や筋違で胴組を組み立てるのだが、各町によってこれらの位置や角度が違う為、それぞれの形は独自のものを持っている。その固定方法は荒縄による縄絡みと呼ばれる伝統的な技法で行うが、これは釘を一本も使わないことで有名である。この縄絡みは巡行の際におきる揺れによる歪みを吸収することができるのが優れた点である。