はちまんやまのびょうぶ

高士吟弾琴図 岡本豊彦筆 八幡山では、岡本豊彦作の屏風を所蔵しています。

岡本豊彦(1773~1845)は、字を子彦、号を紅村、鯉喬などとした。備中の生まれ、後に京都へ出て、呉春門下となり、人物・花鳥・山水いずれも巧みであったといわれる。呉春の弟である松村景文(1779~1843)とともに四条派の基礎を築き、後にその門からは塩川文麟らが出て、幸野楳嶺、竹内栖鳳と続いて、明治以降の京都画壇を形作ることとなった。寸法:幅155cmX高さ162.5cm