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親カテゴリ: 八幡山かわら版
カテゴリ: 2011年八幡山ブログ 京都祇園祭

祇園祭山鉾巡行の順番を決める籤(くじ)取り式は、巡行の先陣争いが絶えなかったことから、応仁の乱後に再興された明応9年(1500年)より、混乱をさけるために始められたといわれています。
この籤(くじ)取り式は、江戸時代には雑色(ぞうしき:京都所司代に属して京都の行政、警察、司法の補助をする人)立ち会いのもとに六角堂で行われ、京都所司代の花押等のあるくじ証が渡されていました。場所は明治以降は府庁、同年32年から京都市役所に変わり、戦後一時期、八坂神社となりましたが、昭和28年から日も7月2日に一定し、京都市役所市会議場で行われています。

籤(くじ)取り式には、現在7月2日に京都市長が奉行役になり、八坂神社宮司、祇園祭協賛会長、清々講社幹事長、財団法人祇園祭山鉾連合会理事長、各山鉾代表者などが集まり行われています。

籤(くじ)取り式では、巡行する山鉾すべてが籤(くじ)を取るのではなく、現在巡行している山鉾32基のうち、長刀鉾、函谷鉾、放下鉾、岩戸山、船鉾、北観音山、橋弁慶山、南観音山の8基は先例により籤(くじ)を取らない事になっています。

籤(くじ)取りは、あらかじめ、籤(くじ)を引く順番を決める予備の籤(くじ)取りが行われ、その順に従って籤(くじ)取りが行われますが、現在、次の順序で行われています。

(1) 鉾(3基)の順番を決める籤(くじ)取り
(2) さきの巡行列の山(13基)の順番を決める籤(くじ)取り
(3) さきの巡行列の傘鉾(2基)の順番を決める籤(くじ)取り
(4) あとの巡行列の山(6基)の順番を決める籤(くじ)取り

この籤(くじ)取り式は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「京都祇園祭の山鉾行事」における重要な行事の一つでもあります。

なお、7月17日の山鉾巡行は、籤(くじ)取り式により決められた順番により巡行しますが、渡された籤(くじ)札は巡行のとき、籤(くじ)改めと場所(四条通堺町西入)で奉行役の市長によって改められます。

今年(平成23年)の巡行順は次の通り。番号後の★はくじ取らず。

【さきの祭り】

(1★)長刀鉾(2)霰(あられ)天神山(3)孟宗山(4)芦刈山(5★)函谷(かんこ)鉾(6)油天神山(7)四条傘鉾(8)保昌(ほうしょう)山(9)月鉾(10)太子山(11)占出(うらで)山(12)木賊(とくさ)山(13)鶏鉾(14)伯牙山(15)綾傘鉾(16)郭巨(かっきょ)山(17)菊水鉾(18)白楽天山(19)山伏山(20)蟷螂(とうろう)山(21★)放下(ほうか)鉾(22★)岩戸山(23★)船鉾

【あとの祭り】

(24★)北観音山(25★)橋弁慶山(26)八幡山(27)鯉山(28)役行者(えんのぎょうじゃ)山(29)鈴鹿山(30)黒主山(31)浄妙山(32★)南観音山

7月2日 八幡山の主行司(おもぎょうじ)さんが、京都市役所市会議場にて、あとの祭り、山一番を引かれました。

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