お山の欄縁に取付ける鶴金具(東側・弐)一個の足部分が損傷している事が、10/22から開催した祇園祭 錺職人の技展 「霰天神山と八幡山の美術工芸品」(京都芸術センター)で、見つかりました。
その為、12/3京都府及び京都市文化財保護課の方や山鉾連合会・事務局と役員さんそして、修理業者さんなど関係者が八幡山町会所に集まり、修理方法などを検討しました。
また、「飾房」についても、損傷等が目立って来たので、再度、確認・調査を頂き、新調するかどうか検討する事になりました。
「飾房」は、お山正面の御幣(金弊)に付ける「赤い房」(2本)とお山の四隅を飾る金具(上部から、花金具、松菱金具、岩金具)に付ける「房」(12本)と見送りの裾に付ける「霊芝金具」の「房」(7本)(合計21本)が長年の使用で、退色や擦り傷(摩耗跡)が目立って来ました。
来年の祇園祭・後祭(7/24)では、新しい「飾房」で巡行出来る事を期待します。