印刷
親カテゴリ: 八幡山かわら版
カテゴリ: 2019年八幡山ブログ京都祇園祭

7月24日、いよいよ後祭りの巡行です。

八幡山は、11基のうち4番目を巡行します。

6時50分に、町内の人が総出でお山を第一装の飾りに仕上げます。

天候によっては、第2番、第3番のお飾りを施すことも有りますが、晴れ晴れの今年は第1番の飾りです。

 

出発時間の8時30分には、舁き手も揃っていよいよ出発です。

猛暑の中、4時間の巡行を終えて、八幡山が町内に帰ってきました。

籤改め(くじあらため)も八坂神社拝礼も無事に済ませて、町内の人達から暖かい拍手で迎えられます。

その様子の動画は「こちら」から。

帰還してから1時間は恒例の、R大学さんによるデータ記録撮影です。

もう数年前から、R大学さんには大変お世話になって、八幡山のあらゆる記録を撮って貰い

貴重なデータを残して貰っています。

これはその一環です。

変わった型のカメラは、どんな記録が出来るでしょうか?

お山を一回りする動画は「こちら」から。

お山を前から撮った画像は多いのですが、後に懸けた「見送り」も、250年以上前の素晴らしい織物です。

 

八幡山を支えるのは、勿論数十人の町民です。

でも、現在八幡山には8人の「町外協力者さん」が居られて、お祭りになると駆けつけて来て

大きく貢献して頂いています。

巡行の後、遅い昼食をいつも皆さんで一緒に楽しみます。

 

今年の宵山では、何度か雨に見舞われて、雨具を懸けたもののやはり少しずつ濡らしました。

それらを、町内の人の好意で大きな部屋をお借りして乾燥です。

殆そどの懸装品や所蔵品は、25日に全て収蔵庫に入れますが、これらの物だけは、一週間したら裏返して、その後8月半ばには収納します。

それでまた一年間、見られません。(萬)

参照数: 3970