2019年の八幡山巡行の様子を、まとめて入手した画像を掲載して

改めて紹介させて頂きます。

早朝からみんなで第一装の飾りに仕上げた八幡山が、巡行出発の前に御池通で記念撮影です。

 

 

他の山鉾も、次々に集まり始めました。

旗持ち1人、先触れの「チリン棒」に2人、舁き手に20人、大工方4人、荷物掛かり1人。

裃を着用したお供の人が20数人。

八幡山が晴々と、巡行出発です。

八幡山は毎年、強力なボランティアの皆さんに舁き手を依頼しています。

町外協力者も、毎年巡行に参加です。

 

晴れたので、大事な懸装品が濡れる心配は無くなりましたが、とにかく暑い。

みなさん、元気に巡行のお供をされています。

御池通を東に巡行する八幡山。間もなく「鬮改め」(くじあらため)の場所です。

 

正使と、その脇を固める副使が揃いました。

 

副使2人が、八幡山の厄除け粽と白扇を献上します。

正使と八幡山は、後方に待機しています。

 

 

正使が、7月2日の「鬮取り式」(くじとりしき)で引いた鬮(くじ)の入った文箱の房を、扇子でおもむろに解きます。

 

巡行の順序に間違いが無いかを、奉行にみたてた京都市長が確かめます。

別角度からの「鬮改め」

 鬮改めの間、お供の人達はこうして見守ります。

 

鬮を改めて貰った正使は、大きく白扇を拡げて八幡山を迎えます。

鬮が改められたら、お山は市長の前で一回りして、お山全体を見聞して貰います。

舁き手(かきて)は晴れがましい力の出しどころですから、頑張ってくれます。

 

八幡山の鬮は、7月2日に正使がこのようにして引きました。

引いた籤を、会場全体に披露しています。

鬮取り式の日には、八幡山のMさんが「永年協力功労賞」を、京都市長から授与されました。

 

市役所を過ぎて、河原町通を巡行中の八幡山。

今年の役員さんがお山の前を、その他のお供の人はお山の後を歩きます。

このホテル前では毎年、ダラリの帯の舞妓さんが献酒を持って待っていてくれます。

正使が受け取って、厄除け粽をお渡しします。

廻りには、舞妓さんのショットを狙うカメラマンがいっぱいです。

こうして2人並ばれたら、流石に向こうの八幡山も霞みます。

いくら「絽の着物」とは言え、さぞかし暑いことでしょう。

 

四条通の「八坂神社御旅所」では、巡行のメイン「八坂神社拝礼」

八幡山の前にお供の人が揃って、玉串(たまぐし)を奉奠(ほうてん)した正使に合わせて二拝二拍手一拝。

これからは、還り巡行になります。

ここで11時30分くらい。町内まで戻るにはあと一時間ほど掛かります。

 

いよいよ、四条室町まで帰ってきた八幡山。

後の「黒主山さん」が、ここから右折して町内へ還るので「鯉山さん」が、待機しています。

八幡山は、いよいよ新町通まで還ってきました。

南観音山さんの町会所を通過。町内まであと200メートルです。

午後1時まえには、町内に帰還出来ました。

こうして、今年も例年と変わる事無く、八幡山の巡行は無事に終えられました。(萬)