例年の7月2日は、祇園祭の山鉾巡行の順序を決める「鬮取り式」です。

京都市会議場に、山鉾連合会の役員さんと34基の山鉾の代表が全て揃って厳粛に行われます。

その後全員が、お祭りの無事を祈念して八坂神社へお参りします。

ところが、今年はコロナの影響で山鉾巡行が中止になり、鬮取り式は無くて社参さんだけが行われました。

八幡山からは、長老が今年の主行司さんなので絽の紋付き羽織袴で参列です。

 

山鉾連合会の木村理事長を先頭に門川京都市長が続き、全山鉾の代表者も手洗水をつかってから本殿に向かいます。

その様子はこちらから。

 

例年は本殿内での拝礼ですが、感染予防の為、皆さん屋外に座られています。

拝殿の様子はこちらから。

 無事に30分ほどの拝礼を済ませてから、みなさんそれぞれに各町内へ帰られました。

さすがに今日は、いつもより大勢の神官が居られました。

その様子はこちらから。

社参を報じた京都新聞の記事です。

今年は山も鉾も建てず、従って宵山飾りもお囃子も有りませんから、どのお山も寂しい7月になります。

八幡山も、7月13日に八坂神社から神官を招いて「清祓いの儀」を執り行い、厄除け粽や手拭いなどの御祓いを受けます。

それらを、お町内のみなさんに希望される数の粽や手拭いをお分けします。

八幡山に後奉賛頂いた方々へも、御祓いを済ませてからお送りさせて頂きます。(萬)