山鉾巡行順

くじ取り式にて巡行する山鉾の順序をくじによって決定する。現在は7月2日、京都市長立合いのもと、京都市議事堂で行われている。この儀式は応仁の乱後、山鉾巡行が再開されたとされる明応9年(1500)、巡行の先陣争いを避けるため始められ、江戸時代には京都所司代立ち合いのもと六角堂で行われて来た由緒あるしきたりである。

にせんじゅうねん きょうと・ぎおんまつりやまぼこじゅんこうじゅん

前祭りの巡行

長刀鉾 なぎなたほこ
孟宗山 もうそうやま
木賊山 とくさやま
油天神山 あぶらてんじんやま
函谷鉾 かんこほこ
霰天神山 あられてんじんやま
四条傘鉾 しじょうかさほこ
太子山 たいしやま
菊水鉾 きくすいほこ
伯牙山 はくがやま
山伏山 やまぶしやま
郭巨山 かっきょやま
鶏鉾 にわとりほこ
白楽天山 はくらくてんやま
綾傘鉾 あやがさほこ
蟷螂山 とうろうやま
月鉾 つきほこ
占出山 うらで
芦刈山 あしかりやま
保昌山 ほうしょうやま
放下鉾 ほうかほこ
岩戸山 いわとやま
船鉾 ふねほこ

後祭(あとまつり)の巡行

北観音山 きたかんのんやま
橋弁慶山 はしべんけいやま
役行者山 えんのぎょうじゃやま
八幡山 はちまんやま
黒主山 くろぬしやま
鈴鹿山 すずかやま
浄妙山 じょうみょうやま
鯉山 こいやま
南観音山 みなみかんのんやま