2007年八幡山ブログ 京都祇園祭

京都・祇園祭の八幡山の話題や行事日程に限らず、2007年の京都・祇園祭の様々な山鉾町の様子を写真を交えてご紹介していきます。

今年より奉賛を募集させていただきます。詳細はブログに掲載しております。(2007年度の受付は終了いたしました。)

半被の作成しました。

お祭りの期間中、祭当番が着用する半被を作成しました。祭当番は町内のおそろいの浴衣を着るか半被を羽織ってください。

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祇園祭曳き手ボランティアとの二回目の打ち合わせを行いました。

6月24日(日)の午後1時30分にボランティアさん約600名が弥栄中学校に参集し、八坂神社本殿にてお祭りの無事を祈りお祓いを受けました。

その後弥栄中学校へ再び移動し、第二回打ち合わせが行われました。
祇園祭曳き手ボランティアは今年で24年を迎え、山鉾32基のうち21基(昨年より1基増)がボランティアさんによって支えられています。

ボランティアさんの職業は様々で、西陣の職人さんで有ったり、地元京都の企業に入社したばかりの新入社員さんや自営業の方達のグループだったりしていますが、日本三大祭りの一つである、この祇園祭・神事を「伝統・文化の継承と発展」「地域社会への貢献を若者の手で」と言うスローガンで、誠実で真摯なしかも情熱を持ってお手伝いをして頂いているとつくづく感じました。

平成19年度八幡山は、京都サイクリング協会の方10名と京都銀行の方10名、合計20名のボランティアさんによって、7/17の巡行を執り行う事が出来ます。
主催者側である、私達八幡山の者もボランティアさんの厳正なる行動と情熱に負けないよう、頑張らなければなりません。

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祇園祭山鉾巡行の順番を決める籤(くじ)取り式は、巡行の先陣争いが絶えなかったことから、応仁の乱後に再興された明応9年(1500年)より、混乱をさけるために始められたといわれています。
この籤(くじ)取り式は、江戸時代には雑色(ぞうしき:京都所司代に属して京都の行政、警察、司法の補助をする人)立ち会いのもとに六角堂で行われ、京都所司代の花押等のあるくじ証が渡されていました。場所は明治以降は府庁、同年32年から京都市役所に変わり、戦後一時期、八坂神社となりましたが、昭和28年から日も7月2日に一定し、京都市役所市会議場で行われています。

籤(くじ)取り式には、現在7月2日に京都市長が奉行役になり、八坂神社宮司、祇園祭協賛会長、清々講社幹事長、財団法人祇園祭山鉾連合会理事長、各山鉾代表者などが集まり行われています。

籤(くじ)取り式では、巡行する山鉾すべてが籤(くじ)を取るのではなく、現在巡行している山鉾32基のうち、長刀鉾、函谷鉾、放下鉾、岩戸山、船鉾、北観音山、橋弁慶山、南観音山の8基は先例により籤(くじ)を取らない事になっています。

籤(くじ)取りは、あらかじめ、籤(くじ)を引く順番を決める予備の籤(くじ)取りが行われ、その順に従って籤(くじ)取りが行われますが、現在、次の順序で行われています。

(1) 鉾(3基)の順番を決める籤(くじ)取り
(2) さきの巡行列の山(13基)の順番を決める籤(くじ)取り
(3) さきの巡行列の傘鉾(2基)の順番を決める籤(くじ)取り
(4) あとの巡行列の山(6基)の順番を決める籤(くじ)取り

この籤(くじ)取り式は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「京都祇園祭の山鉾行事」における重要な行事の一つでもあります。

なお、7月17日の山鉾巡行は、籤(くじ)取り式により決められた順番により巡行しますが、渡された籤(くじ)札は巡行のとき、籤(くじ)改めと場所(四条通堺町西入)で奉行役の市長によって改められます。

京都市役所市会議場にての 籤(くじ)取り式終了後、引き続き祇園祭山鉾行事功労者の市長表彰が行われ、午前11時50分頃に山鉾連合会役員及び山鉾町代表者が揃って、八坂神社へ社参(お祓いを受けに)し、祇園祭の無事安全を祈願致し
ました。

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常飾りをつけています。

今日は台風も去り、天気が回復してきたので常飾りをつけています。

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町会所に行列ができています。

非常に多くの方にお越しいただき、町会所に行列ができています。

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消防車が...

ご安心ください。祇園祭防災訓練です。

まずは初期消火

はしご車登場

近頃良く見かけるAED(自動体外式除細動器)の講習を受けました。

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夜になりお山の提燈に燈が入りました。

行き交う人が提燈を背景に写真を撮っています。

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夜になり町会所の提燈も灯りが入りました。

昼間とはまた違った趣になります。

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修験道者のお参りです。

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今年も雨の多い宵山です。

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人出が多く一部歩行者の一方通行規制が行われています。

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今年も町会所にひおうぎがいけてあります。

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朝早くから埒が解体されます。

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町民総出で飾り付けを行います。

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今年の舁手のみなさん。

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山舁の説明を受けて練習です。

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山のお供のみなさん。

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四条通の大通りへ出てきて山舁です。

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くじ改め

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明日7月1日より祇園祭の期間が始まります。

四条通の鉾町に提燈が上がり、お祭りが始まるのを伝えています。

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祇園囃子が街の喧騒の中に響き渡っています。

二階囃子と呼ばれるお囃子の稽古(練習)が日の残る早い時間から始まっています。

写真は函谷鉾(かんこほこ)の二階囃子です。丁度、四条バスターミナルのバス停の前ということもあって多くの人が聴き入ってました。

他には菊水鉾(きくすいほこ)、放下鉾(ほうかほこ)でも夕方早い時間からお囃子の稽古がはじまっているようです。

今夜から各鉾町や曳き山町で二階囃子が始まります。

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南観音山では遅くまで囃子方がお囃子の稽古をされていました。時より行き交う人が足を止めて聴き入っています。

八幡山と同じく新町通にあり、八幡山の町内までお囃子が聴こえてくることもあります。これから山鉾建てが始まるまでは、祇園囃子が町に響き渡ります。

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四条バスターミナルの西側にある鶏鉾の二階囃子です。

鶏鉾の二階囃子は、四条バスターミナルの北側にある函谷鉾(かんこほこ)と同じように、ビルの2階で練習をしています。鉾建ては少し変則で二階囃子のビルの前ではなく町の真ん中の辺りで建てられます。曳き初めの際に移動して、曳き初めの後にビルの前で埒(らち)を組みます。

ちなみに同じ室町通の北にある菊水鉾も二階囃子とは異なった位置で鉾立を行います。

11日からの鉾建ての折にぜひ足を運んでみてください。

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2007年 八幡山奉賛者募集

この度、八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募ります。
今年度は当ホームページにて奉賛者を先着50名様に限り募集致します。

奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。奉賛のお礼として、八幡山の厄除けの粽とお守り、手拭いのセットを7月末旬に送付させていただきます。
奉賛金は宵山の三日間に、童歌を唄ってチマキやお守りを売ってくれる子供さん達へのお礼の一部に充てさせて頂きます。

奉賛申込方法

下記の申込フォームからのお申込で先着50名様に限りとさせていただきますのでよろしくお願いします。なお、先着50名様には八幡山保存会への振込み方法をメールにてご連絡させていただきます。また、51名様以降の場合には不選のお知らせをご連絡させていただきます。

申し込みフォーム

申し込み締め切りについて

お礼品の準備の関係上、7月13日PM1時を持ちまして受付を終了させていただきます。

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小学生による粽(ちまき)つくり。

今日(7/9)京都市立高倉小学校より5年生の3クラスの生徒さんが粽(ちまき)つくりに参加いただきました。

小学生の課外授業の一環と言う事で、地域の伝統文化に協力頂いています。場所はイタリア文化会館の1階。

そして、京都市指定有形文化財の町家・紫織庵をお借りしました。・・次の時代には彼らがこの祇園祭りを支えてくれるでしょう。

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朝早くから鉾建てが始まりました。

梅雨の雨の中、四条通の函谷(かんこ)鉾、月鉾、長刀鉾、室町通の鶏鉾の鉾立が始まりました。写真は函谷(かんこ)鉾。縄絡みが一番に始まりだしました。

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7月10日午前10時、町内・八幡宮にて、吉符入りの行事が始まりました。

町内・住人一同が祇園祭の無事催行を祈願致しました。

その日の午後1時より、町内一同で粽(ちまき)つくりを、イタリア文化会館1階をお借りして行いました。

約1700本ほどの粽が、皆様のご協力のお陰で良い形で出来上がりました。

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粽(ちまき)に赤「蘇民将来子孫也」と白「福壽海無量」と言う護符が付いています。この意味とは・・

蘇民将来子孫也とは

武塔神(むとうのかみ・スサノヲノミコト)が南海路へ向かわれる旅の途中、裕福な家庭を持つ巨旦将来(こたんしょうらい)に一夜の宿を乞われました、巨旦将来は、にべもなく断ってしまいました。一方、巨旦将来の兄にあたる蘇民将来は、貧しいながらも武塔神を暖かく迎え入れ心を込めてもてなしました。武塔神は大変喜ばれ、「疫禍あれば茅の輪を作り門に懸けよ」とおおせられました。
その後、疫病が盛んに流行ったので、蘇民将来は教えられたとおりに茅の輪を揚げました。すると、疫病は蘇民将来の家を避けて行き、一家は災厄から逃れることができました。
こうして、蘇民将来の一族は護られ、彼の子孫は後々まで大いに栄えたということです。
これにちなんで、「蘇民将来子孫也」の札をつけた茅輪や杉葉を門口に揚げておけば疫厄除けとなり、一家は繁盛すると言われています。

福寿海無量とは

福聚海無量(ふくじゅかい むりょう)とも書く『妙法蓮華經』觀世音菩薩普門品第二十五「觀音經」に「觀世音淨聖、於苦惱死厄、能為作依怙、具一切功德、慈眼視衆生、福聚海無量、是故應頂禮。」(観世音浄聖、苦悩死厄に於いて、能く為に依怙と作れり。一切の功徳を具し、慈眼、衆生を視る。福聚の海は無量なり、是の故に応に頂礼すべし。)とある。観世音菩薩は清浄な聖者で、苦悩と死と災いにおいて、よく人々の拠り所となる。あらゆる功徳を具え、すべての人間を慈悲の眼で眺めている。その福徳は大海のように無量であり、だからこそつつしんで礼拝すべきだ。「福壽海無量」は「聚」を「壽」に替えたもの。

と言う事だそうです。

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八幡山で山建てが始まりました。
今日(7/11)から、作事方(大工さん)が来られ八幡山の骨組みを組み始めています。

作事方も息子さんが手伝いに参加され、次世代への継承をされています。

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7月13日午後3時40分頃に、北観音山と南観音山の曳き初めが始まりました。

この日だけは、子供達が曳くことが出来ます。

曳き初めが終わると、八幡山は町会所ガレージで組み立てたお山を道路へ出します。

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7月14日午後3時より大雨の中、町会所・八幡宮にて清祓が八坂神社の神官を迎え、無事行われました。

今年の奥井行司の拝礼と共に町内の人々が、八幡宮に今年の祭りの無事をお祈りしました。その後町内一同で記念撮影を致しました。

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