2008年八幡山ブログ 京都祇園祭

京都・祇園祭の八幡山の話題や行事日程に限らず、2008年の京都・祇園祭の様々な山鉾町の様子を写真を交えてご紹介していきます。

昨年度募集させていただいた奉賛を本年度も募集させていただきました。詳細はブログに掲載しております。(2008年度の受付は終了いたしました。)

この度、八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募りたいと考えております。
今年度も当ホームページにて奉賛者を募集致します。

奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。奉賛のお礼として、八幡山の厄除けの粽とお守り、手拭いのセットを7月下旬に送付させていただきます。

※かってながら奉賛申込は7月13日13:00に終了させていただきます。

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新町通の電柱に防護ネットの取り付けが始っています。7月13日の曳き初め、17日の巡行で電線関係に引っかからないように数年まえから取り付けられるようになりました。

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八幡山の町会所を平成20年1月5日に着工し、無事に6月5日の完工の運びとなりました。

祇園祭32基のひとつ「八幡山」では、代々引き継いで来た「町会所」を所有しています。各鉾町の永い歴史の中では、様々な障害が有って町会所を手放されたところも有りますが、幸いにして、八幡山では先人の方の御努力により、「町会所」を引き継いでいます。そのおかげで、これまで滞りなく基材や懸想品を町内で保管し、宵山飾りも続けて来られました。しかし、建築後150年と推定される現在の家屋はさすがに傷みが目立つようになりました。そこで、ずいぶん前からあれこれと検討・対策をして10年以上の年月が経ちました。

そんなときに、京都景観センター・京町家ファンドから呼びかけを頂き、ご協力ご支援を得ることができ町会所補強改修の機会を得ました。八幡山理事会と、京町家再生研の協力、京町家作事組の施工により、復元修復をいたしました。新町通に面している表家屋は、新たに瓦葺き2階建てに改修いたしました。

祇園祭山鉾巡行時には山鉾が通る街である新町通にふさわしい「街並み景観」に配慮し生まれ変わりました。「八幡山の町会所」を元禄時代の築とされる「土蔵」と共に御覧ください。

町会所とは

町会所の建物はおよそ会所家・土蔵・お社などから構成されています。

八幡山の町会所は、江戸時代後期の建築で約150年前と推測されています。蔵は江戸・元禄時代の建築と推測されています。

「町会所」は、神事のための寄合、宵山の会所飾りなどを催します。八幡山の町会所は、瓦葺き平屋で奥深い京都の町家建築方式をとっています。昭和初期まで現在の町会所と同じ様式で、北側にも一棟が建っており、両棟の間を通り、奥のお社にお詣りをしていました。今の鯉山、霰天神山の町会所では今も見られます。

「蔵」はお山の資材・懸装品を保管します。

「お社」は御神体の奉安所です。八幡山町内の人々の信仰の対象で常にお詣りをして大切にしています。八幡山では毎年正月元旦の朝にご神前に町内の人々が集まり新年拝賀式を執り行い一年の無事安全をお祈りしています。

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本日行われた「くじ取式」で、八幡山は後祭(あとまつり)の山第二番になりました。

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2008年の山鉾巡行順にすべての山鉾の巡行順を掲載しました。

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浴衣を新調しました。

八幡山では過去に何度も、町衆お揃いの浴衣を誂えていますが、今年もまたまた新調いたしました。今回は、数年前に製作した図案を4倍に拡大してみました。3本格子の中に、八幡さんのお使いの「鳩」と、祇園さんの紋所をあしらっています。八幡さんの町衆は、今年もこの浴衣を着てお祭りを楽しみます。上が旧柄。下が新柄。

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街の中のお祭りの準備が、ちゃくちゃくと進んでいます。

電柱に出店用の電源が取り付けが始まっています。

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南観音山まで足を延ばして曳き初めを見に行ってきました。

まずは南側へ放下鉾の町内まで進み、その後、反対側の北側に曳いて八幡山の町内までやってきます。

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一つ隣の町内の北観音山の曳き初めです。 

南へ錦通りまで下(さ)がった後、三条町北側の三条通まで上(あ)がってきます。
曳き初めが終わると、町会所で組み立てた八幡山を通りに出して埒(らち)を組みます。

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朝から町民総出で飾り付けを行います。 

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飾り付けが終った町会所。 

今年は町会所が綺麗になり展示品が少し増えました。御社の左側壁に展示枠を作り今年は巡行の時に使わない胴掛と古い水引きを展示しています。

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イタリア文化会館の1階で町衆から寄贈された屏風を展示いたしました。

14日のみの展示でしたが、多くの方にご来場いただきました。

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清払いは厳かに行われました。

八幡山では清払いで巡行の無事を祈願し、町民とお授けの品のお祓い受けます。
粽をお求めの方は清払いが終わった14日の15時半ごろからお越しください。

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また今年も雨です。 

梅雨の雨というよりスコールのような雨。

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提燈に灯りが点もりました。 

今年は例年の白熱電球から蛍光灯に変わりました。少し白く若干明るい感じです。

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お山の合羽を新しくしました。 

御社や懸装品(けそうひん)を雨で濡れるのを防ぐためにお山を覆う大きな合羽が、継ぎ目が裂けたり飾りの細工で破けたりしていたので新しく作り直しました。

今回は新たに宵山用の合羽を作成して、お山の木材が濡れてしまわない様にする工夫もしています。

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役行者による祈祷。

今日は雨もなく、明日は熱いお祭になりそうです。

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八幡山の「神体測定」をしています。

現在、各山鉾町で調査が行なわれています。八幡山でも採寸や写真記録を行い、調査書を作成していっています。

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今晩限りの八幡さんのお守。

今年も町内の子供や孫の他、友人など14日29人、15日19人、16日23人の幼稚園、小中学生が売り子をしてくれています。「粽どうですか?」「八幡山にしかない鳩鈴、鳩笛どうですか?」と可愛い声が響いています。

奉賛の募集を昨年度から行っておりますが、本年は、北海道、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、福岡県の方々のご協力を得ることが出来ました。奉賛金は子供への慰労に使わさせていただきました。

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今年も登場。

ラジオカフェの生中継でラジオカフェ山がやって来ました。あれ?今年はずいぶんスリムに。

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今年も町会所に檜扇が生けてあります。

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北観音山の日和神楽が帰って来ました。

今年は提灯を下ろさずに待ってました。北観音山をお迎えして片付けをしました。出店の解体も始まり明日までひっそりと静かになります。 

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町民総出で飾り付けを行います。

今年は何年かぶりかの青空です。新調したカッパも今日は必要なさそうです。

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八幡山の「神体測定」をしています。

今年は巡行中に山鉾の神体測定をしました。河原町三条に設けられた重量測定で、お山の重さを測定。残念ながら歴史の重さは計れませんけど。

重量計の乗り降りががたがたとかなり衝撃があったのでどこか壊れてなければ良いのですが。

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祇園祭の山鉾は巡行が終わるとすぐに解体されます。

町の周った山鉾は厄災の温床とならないようにすぐに解体されます。祭の喧騒が嘘のようにしっとりと静まり返り、飾りが外された鉾や山鉾がわびしさを醸し出しています。

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南観音山の日和神楽が出発です。

南観音山は出発時に三条町を通ります。お旅所へ人ごみを掻き分け進みます。お気をつけて行ってらっしゃいませ。

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