2014年八幡山ブログ 京都祇園祭

京都・祇園祭の八幡山の話題や行事日程に限らず、2014年の京都・祇園祭の様々な山鉾町の様子を写真を交えてご紹介していきます。

昨年度募集させていただいた奉賛を本年度も募集させていただきました。詳細はブログに掲載しております。

 

明けましておめでとうございます。八幡山では、毎年元旦の午前10時に町内のお社に集まり、拝礼の後、御神酒を頂いて、今年の町衆の健康とお祭りの無事を祈願します。

今年も30人以上が集まって、今年の行司当番(他の山鉾町では、神事係とも言う)の人達からの挨拶を受けました。

今年から、50年ぶりに「先の祭り」「後の祭り」に分かれての巡行が行われるので、いろいろとハプニングを予測して、充分な準備が必要と思われます。(萬)

今日(1/15) 京都無形文化遺産展示室(京都ヨドバシビル1階西北角)にて、大船鉾 屋形御披露目会が有りました。

京都ライオンズクラブ様の60周年記念事業助成により、大船鉾 屋形部分一式が無事完成し、御披露目の運びとなりました。

(公財)山鉾連合会 吉田理事長の挨拶に始まり、京都ライオンズ 金剛会長さんの祝詞の後、大船鉾の屋形を詳しく見る事が出来ました。

今年は、後祭(7/24)巡行復興に加え、150年ぶりに大船鉾が巡行復帰となり、華やかな巡行になりそうです。

八幡山の御本尊は、立派な檜皮葺のお社(やしろ)に安置されています。その檜皮を保護するために、鉄製の丈夫な屋根と囲いが設けられています。しかし、その鉄が数十年もの風雨にさらされた為に、相当に傷みが激しくなりました。昨年から、業者さんに点検見積もりをして貰った上で、年明けにやっと部品交換と塗装工事をして貰いました。これでまた、数十年は大丈夫です。(萬)

今年から、祇園祭の山鉾巡行が、17日の前祭(さきまつり)と24日の後祭(あとまつり)に別れて行われます。

もう新聞やテレビで何度も報道されては居ますが、50年ぶりの変更と言う事で、支障が無いように諸々の準備の為に、会議が度々持たれています。

山鉾全33ケ町の会議は勿論、昨日のように「後祭(あとまつり)の10ケ町」だけでの会議も行われています。

八幡山は24日の巡行なので、昨日の会議に二人が出席してきました。

鉾の組み立て日から、宵山の運営、巡行当日の段取りなど、大小取り混ぜての決め事が大変では有りますが、ひとつひとつ進んで居ます。

八幡山としては、巡行日が変わるとは言え、お祭りの内容は同じ事なので、もう既に準備を初めて居ます。

今年もつつがなく、お祭りを執り行えるように、町衆が協力する体制は確立できています。(萬)

今年からは50数年ぶりで、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)に別れての祇園祭巡行ですが、我が八幡山町は、これまで通りどちらの巡行でもコースに入っています。

17日には10数基、24日には4、5基が通ります。現在その八幡山町の100メートルの間で、4カ所の工事が行われています。そのいずれもが半年以上の工期で、ひとつのマンション新築に至っては1年半程ですが、お祭りの頃には、4カ所とも綺麗な姿を現して、山鉾を迎えられそうです。(萬)

八幡山では、ホームページ開設当初から、広く皆さんに「御奉賛」を御願いしておりますが、おかげさまで、毎年多くの方から御奉賛を頂いて喜んで居ります。

みなさん是非今年も、八幡山への御奉賛をお願い致します。

一口3000円で、何口でも結構でございます。

奉賛者募集

八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募りたいと考えております。当ホームページにて奉賛者を募集させていただきます。

奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。奉賛のお礼として、八幡山のお授けを7月末頃に送付させていただきます。

奉賛金は宵山の三日間に、童歌を唄ってチマキやお守りを売ってくれる子供さん達へのお礼の一部に充てさせて頂きます。

お申し込みはこちらの奉賛者募集よりお申込みください。

なお、申込フォームのページの中で、期日の掲載が昨年のままになっておりますが、編集の都合で変更出来ておりませんが、7月21日まで受付しております。ご了承頂きたく、よろしくお願いします。

※かってながら2014年の奉賛申込は2014年7月21日13:00に終了させていただきます。お振り込みにつきましては2014年7月24日15:00までの御受付となります。

Copyright (C) 2013 京都・祇園祭 八幡山保存会. All rights reserved.

いよいよ今年からの「前祭り後祭(あとまつり)別巡行」(7/24)の準備が、本格的に動き始めました。

先日の京都新聞では、観覧席を2000席に決めたとか?

7月24日の巡行では、150年ぶりで、大船鉾が加わるのと、これまでとは逆に市中を巡行するので、どんな様子なのか?

我々当事者も、予想がつきません。それに、まだまだ準備すべきことが沢山有るので、それらをひとつずつ解決して、万全の体制でお祭りを迎えたいと思って居ます。皆さんのご協力もよろしくお願いします。(萬)

祇園祭山鉾連合会からは、次の様なご案内が出ています。

7月2日午前10時、平成二十六年度の祇園祭山鉾巡行のくじ取り式が京都市役所・市議会議場で執り行われました。鬮取り式は、7月2日に京都市長が奉行役となり、八坂神社宮司、祇園祭協賛会長、清々講社幹事長、(公財)祇園祭山鉾連合会理事長、各山鉾代表者など関係者が集まり行なわれています。

今年は、49年ぶりに前祭(さきまつり)巡行(7/17)と後祭(あとまつり)巡行(7/24)が復活します。

今年、八幡山の主行司(おもぎょうじ:取り纏め役)さんがくじを引かれ、後祭・山一番(橋弁慶山、北観音山の次です。)でした。

前祭(17日)の巡行

(1)長刀鉾(2)占出(うらで)山(3)芦刈山(4)孟宗(もうそう)山(5)函谷(かんこ)鉾(6)山伏山(7)綾傘鉾(8)伯牙山(9)菊水鉾(10)太子山(11)霰天神(あられてんじん)山(12)油天神山(13)鶏鉾(14)木賊(とくさ)山(15)四条傘鉾(16)蟷螂(とうろう)山(17)月鉾(18)白楽天山(19)保昌(ほうしょう)山(20)郭巨(かっきょ)山(21)放下鉾(22)岩戸山(23)船鉾

後祭(24日)の巡行

(1)橋弁慶山(2)北観音山(3)八幡山(4)浄妙山(5)鈴鹿山(6)南観音山(7)鯉山(8)役行者(えんのぎょうじゃ)山(9)黒主山(10)大船鉾

7/5(土)午前10時、御所南小学校 歴史クラブの生徒さん約30名が、町内・紫織庵にて、ちまき作りをしてくれました。一人3~4本を町内の方から教わりながら、丁寧に作ってくれました。ちまき作りは、ちまきに熨斗紙と護符(赤札(蘇民将来子孫也)と白札(福寿海無量))と八幡山シールを付けて、出来上りです。簡単な様ですが、きっちり体裁よく作るのは、なかなか難しい事です。この様にして、いろいろな人達の助けを頂きながら、後祭・八幡山の祭りの準備が着々と進んで行きます。

平成26年7月16日 八幡山・冠木門(左右の門柱を横木によって構成した門)とお社の銘板をお披露目します。

冠木門に取付ける銘板とお社の銘板の制作は、本年4月より八幡山保存会 若手理事による手作りで、ご奉仕で彫って頂きました。完成写真は下記の通りです。冠木門は、7/16から祇園祭期間中のみ掲げます。(普段は取り外します。)

お社の銘板は、常時掲げておきます。

是非、祇園祭・後祭(あとまつり)期間中(7/21~7/24)にお参り下さい。

50年ぶりで、前祭りと後祭(あとまつり)に分離 巡行される事になった今年の祇園祭は、150年ぶりに復興 巡行の「大船鉾」の話題も有り、とても賑やかに執り行われました。

後祭(あとまつり)10基中の我が八幡山でも、長い間17日の 巡行に慣れていたのが、24日の 巡行となり、いろいろと模索しながら行事を進めました。

しかし、要は、全ての行事が一週間遅れになるだけで、我々が為すことは同じです。

町衆のみなさんが、いつもの要領で順調にすすめたおかげで、無事にお祭りを終えられました。

また、17日には町内を通る前祭(さきまつり)巡行の山鉾を、落ち着いてお迎えすることが出来たのは、ありがたい事です。

これまでは、自分たちも 巡行に出て居るので、そんなことは出来ませんでした。

前祭(さきまつり)の23基が神幸祭の御神輿を迎え、後祭(あとまつり)の10基が還幸祭の御神輿をお送りする、賑やかなお祭りに携われるのは大変嬉しいことです。

7月21日清祓い後の集合写真

7月24日後祭巡行出発時の集合写真

まずは、副使2人が、ちまきと白扇を献納します。

そして、正使が作法に従い、奉行役の市長に籤を差し出します。籤改めが見事に決まりました。

9/30、京都新聞・朝刊に掲載された、「鴨川ギャラリー」(下記記事を参照下さい。)ですが、展示の「祇園祭礼図」は、八幡山保存会が京都府建設交通部河川課からの依頼で提供しました。

「八幡山保存会」の名前が掲載されているか心配になりましたので、夕刻、鴨川・四条大橋下(西側の河川敷で橋の下です。)に確認し

て来ました。ちゃんと掲載されていました。時間の有る時に一度、ご覧下さい。

祇園祭 錺職人の技展 

「霰天神山と八幡山の美術工芸品」を平成26年10月22日(水)より26日(日)10時~20時

京都芸術センター大広間(元明倫小学校・中京区室町錦小路上る)にて開催します。

祇園祭期間中しか見られない、工芸品が身近にご覧頂けます。是非、お越し下さい。

今日は、明日(10/22)から始まる祇園祭 錺職人の技展 「霰天神山と八幡山の美術工芸品」京都芸術センター大広間(元明倫小学校・中京区室町錦小路上る)の準備の為、朝9時、八幡山保存会・役員により、収蔵庫から、展示品を搬出しトラックに乗せて、京都芸術センターへ搬入しました。・・芸術センター2階の大広間の会場では、先程の役員により箱から出して組立て、据付け、展示を行いました。準備万端整いました。是非、ご覧下さい。

今年も、残すところ1ケ月半程となりました。

先日、八幡山保存会の役員会議を開催し、来年度(平成27年)の祇園祭に関して、組編成の変更やちまき作りの体制変更、ルール変更などの変更点、予算計画を協議しました。

来年より、八幡山は、少しづつ変わって行きますが、祇園祭そのものの本質や形式は、変えません。

永く次の世代に継承して行くために、また町内の方々が協力し易く、楽しく、祭を支えて頂く環境と仕掛け(ルール)作りに努めて行きます。

今後とも、これまで同様に皆様のご支援とご協力をお願いします。

お山の欄縁に取付ける鶴金具(東側・弐)一個の足部分が損傷している事が、10/22から開催した祇園祭 錺職人の技展 「霰天神山と八幡山の美術工芸品」(京都芸術センター)で、見つかりました。

その為、12/3京都府及び京都市文化財保護課の方や山鉾連合会・事務局と役員さんそして、修理業者さんなど関係者が八幡山町会所に集まり、修理方法などを検討しました。

また、「飾房」についても、損傷等が目立って来たので、再度、確認・調査を頂き、新調するかどうか検討する事になりました。

「飾房」は、お山正面の御幣(金弊)に付ける「赤い房」(2本)とお山の四隅を飾る金具(上部から、花金具、松菱金具、岩金具)に付ける「房」(12本)と見送りの裾に付ける「霊芝金具」の「房」(7本)(合計21本)が長年の使用で、退色や擦り傷(摩耗跡)が目立って来ました。

来年の祇園祭・後祭(7/24)では、新しい「飾房」で巡行出来る事を期待します。

八幡山の町内では、毎年12月に共同で「大型ゴミの回収」をしています。(京都市のゴミ回収で収集が難しい物など)今年も12月14日に、町内の各家庭から沢山の「ゴミ」(お宝?)が町会所の敷地に集められました。毎年、こんなによく出るものだと関心します。

町内会の役員さんと有志のお世話で大変助かります。これで、綺麗さっぱりと新しい年を迎える準備がはかどります。