祇園祭ブログ
八幡山かわら版
京都・祇園祭の八幡山の話題や行事日程に限らず、京都・祇園祭の様々な山鉾町の様子を写真を交えてご紹介していきます。
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令和3年の元旦は、良く冷えたものの、綺麗な空気と明るい日差しに恵まれました。
空前の大災難「コロナの蔓延」は、終息の兆しが見えませんが、人類の英知を結集してきっと克服し出来ると信じます。
八幡山では1月1日の朝10時に、町内の皆さんが皆さんお揃いで新年拝賀式に臨みました。
とはゆかず、コロナの為に役員さんだけの縮小礼拝となりました。
神前飾りが出来ました。
行司さん達が、早朝から集まって諸々の準備をしてくれました。
定時前に、役員さんが全員揃いました。
主行司さんから新年の挨拶。
それから全員で神前に向かって、二礼二拍手一礼。
神前に供えた御神酒と昆布とスルメを下げてきて、皆さんで御神酒を頂きます。
土器にほんの少しです。
本日の最長老さんも、元気に御神酒を・・・。
皆さんに御神酒が行き渡ったところで、無事拝賀式はお開きです。その様子の動画はこちらから。
今年こそ、例年にも増して賑やかなお祀りが挙行出来ますように。(萬)
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八幡山では、毎年のお正月1月1日の朝10時に、町内の人達が神前に集まって「新年拝賀式」を執り行います。
その前に、神事を執り仕切る行司さん達が準備をされました。
当日に必要な神具が、収蔵庫から運び出されます。
八幡さんのお社、土蔵、収蔵庫、表玄関の四カ所の注連縄を新しく懸け替えです。
賽銭箱、三宝、八足台、素焼きの徳利、吊り灯籠、燭台、土器等の神具。
お供えするキュウリ、昆布、スルメ、塩、お洗米も揃いました。
元日に慌てなくても良いように、神前飾りに必要な物を全て揃え終えて、行司さん達の御挨拶です。
拝賀式から始まって来年一年間、八幡山のお世話をよろしくお願い致します。(萬)
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八幡山町内はマンションが多いので、全所帯は180軒にもなります。
この度、いざと言う時の為に飲料水の備蓄をする事になり各戸に2リットルを1本ずつ宛を保管する事になりました。
元禄年間建築になる、八幡山の土蔵に180本のペットボトルの収納作業を行いました。
2リットルが180本到着です。
いざと言う時は、この2リットルで数日間だけでもお役に立ちますように。
土蔵の床下に、湿気を避けてP板とベニヤ板を貼り合わせた下敷きを入れます。
奥の箱が出しやすい様に、紐を付けてから押し込みます。
思い箱がベニヤの上をスイスイと動きます。
無事、土蔵の床下に全ての箱が収納出来ました。
この水が緊急時に使われる事が無く、2年後には入れ替えして皆さんに試飲してもらえるように願いたいものです。
費用と保管場所が確保出来れば、今後カンパンくらいは足したいものです。(萬)
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今年も残すところあと20日を切りました。
コロナで大きな迷惑を被っていても年末と新年は必ずやってきます。
例に漏れず八幡山では、12月13日の「事始め」に例年通り「行司引き継ぎ」が行われました。
行司さんとは、その年一年間、八幡山の全ての神事、行事を執り行う人達です。
その長は「主行司」と呼ばれます。
主行司さんには、10数名の行司さん達と共にお役目を果たして頂きます。
2020年の「主行司さん」から、2021年の「主行司さ」んへお祭に関する一切の資料が引き継がれました。
たくさんの資料が運び込まれました。
大事な資料の入った数個の箱の内容を、次年度の行司さん達が確認して居ます。
大事な大事な「元禄年間の土蔵の鍵」も有ります。
2020年の行司さん。御苦労様でした。
2021年の行司さん。来年をよろしくお願い致します。
無事に引き継ぎを終えた、新旧の行司さん達は来たるべき歳の祇園祭について意見の交換をされています。
来年こそは、賑やかにお祭りを挙行したいものです。(萬)
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八幡山町内恒例の「大型ゴミ協同回収」が、今年も行われました。
朝8時30分から、町会所のガレージに次々と運びこまれる大型ゴミ。
個々に処分すると結構な費用が掛かるので、大勢でまとめると安上がりになります。
みなさん、年に一度のこの機会を待って廃棄されます。
大勢の御近所さんとの顔合わせも出来て、とても有意義なイベントです。
町内の皆さん20数人が待機して、ゴミの多いおうちや運びにくい大きさの物をお手伝いです。
いつもの業者さんが手際良く分別して、次々にトラックに積んで運びだしてくれます。
毎年実施しているので、みなさんからのゴミも今年は少なめでお昼前には終了。
みなさん、気持ち良く新年を迎えられます。
あとは、コロナの征伐です。(萬)
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コロナの為に、今年の祇園祭は大幅に縮小して寂しい「疫病退散巡行」でした。
そのように少ない行事内容ながらも、八幡山では例年の様に来年度の事業(行事)計画案と来年度の予算案の検討会議を行いました。
全員、マスク着用です。
約一時間程、理事長と会計さんから説明が有り、みなさん承認です。
来月にはもう一度会議が有ります。役員さん御苦労様です。
また12月13日の「事始め」は、本年のお祭りを采配する「主行司さん」から、来年の主行司さんへの引き継ぎが行われます。
来年こそ、例年にも増して賑やかなお祭りを挙行して、疫病から日本を、世界を守りたいものです。(萬)
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今年のお祭りはコロナのおかげで寂しい事になりました。
なんとしても来年は、例年どおり賑やかに全ての祇園祭の行事を執り行いたいものです。
期待すべき来年に備えて八幡山では、しばらく出来て居なかった火災報知器の検査を実施いたしました。
業者さんが、このような器具を持参して、町会所3カ所、収蔵庫2カ所の火災報知器の作動を調べてくれました。
煙感知用と熱感知用が有るそうで、これは煙を試験的に出す器具です。
元禄年間建築の土蔵での検査。
昭和30年代建築の収蔵庫。
築140年以上の町会所(14年前に大改修)の感知器。
赤いランプが点くと、火災を感知しています。
5カ所いずれも異常なく作動したのでひと安心です。(萬)
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毎年の8月10日、八幡山では「放生会」の神事を執り行います。
コロナの為に、祇園祭の巡行は中止になりましたが、放生会だけは予定通りお勤めしました。
ただし、例年はお町内の皆さん全員に御案内しますが、今年に限り三密を避けて役員10名だけの参列になりました。
八幡山の本家「石清水八幡宮」から神官をお迎えしての神事です。 神官に神前飾りの最終チェックをして貰います。
御神酒、昆布、スルメ、青瓜、お洗米、塩、水を供えて、ロウソクも立てました。
灯籠と提灯を懸けて、神前飾りが出来ました。
開式直前の様子の動画は「こちら」から。
先ずは祭司が御祓いを受けてから。
祝詞奏上。役員全員が低頭して聴きます。
祭司が玉串を奉奠。
続いて今年の主行司が玉串を。役員数人もそれに続きます。
これで、今年の八幡山の神事行事は全てお終い。
来年こそは、またまた賑やかなお祭りを行いたいものです。(萬)
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大変寂しい事になった今年の祇園祭ですが、大事な神事は少人数参加ながら無事執り行われました。
八幡山でも、例年通りの神事御祓いは終えられました。
八幡山HPを訪問される皆様からの、沢山の御奉賛もありがとうございました。
予定して居たよりも多くの皆様からのお申し込みを頂いて、7月早々には締めきりさせて頂くこととなり
誠にすみませんでした。
御奉賛頂いた方々へのお礼授与品発送は、全て完了致しました。(もし、未着の方が居られましたら御一報ください)
お預かりした浄財は、八幡山の運営や維持の為に使わせて頂きます。
改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
これからも八幡山のHPへのお越しをお待ちしております。(萬)
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コロナのおかげで今年の山鉾巡行は中止になりましたが、疫病退散から始まった祇園祭は、そのままでは済まされません。
7月17日の前祭は「お榊巡行」で23基、24日は後祭の11基がお榊巡行を挙行致しました。
その間には、八坂神社の「御神霊渡御」も行われて、神事だけは例年通り執り行われています。
24日を前にして、予め届いた「お榊」は、当日まで八幡さんのお社の前で待機して貰います。
例年なら、豪華な懸装品を飾り付けた八幡山の前後をお町内の皆さん30人程がお供していますが 今年は代表者一人だけと言う事で
八幡山の長老さんが正装で出発準備です。
行列の出発場所に向かう様子の動画は「こちら」から。
数十年前の祇園祭巡行のコースを東へ進みます。
今年は「鬮取り式」が無かったので、巡行の順序は昨年と同じなので八幡山は4番目です。
巡行中の動画は「こちら」から。
三密を避ける為にコースや時刻は公表されて居ませんでしたから、見守る人も少ないです。
約一時間の巡行を終えた一行は、八坂神社の御旅所に着いて玉串を奉奠。
無事に疫病退散の祈念を終えました。
八幡山の長老を追いかけて、お町内の皆さんが御旅所まで同行されました。
みなさんお疲れ様でした。
これからは、コロナ終息の方向に向かってゆきますように。(萬)
- 参照数: 430
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今年の山鉾の宵山飾りや巡行は中止になりましたが、八坂神社の神事は例年どおり執り行われています。
八坂さんの御霊を移した車で、市中を練る「御神霊渡御」をお見送りしました。
三密を避けて、渡御コースや時刻は公表されて無いので関係者だけがお参りしています。
玉串で御祓いをしながら進みます。やはり、宮本組の人達が一役担っています。
この渡御には、八坂神社の「神器」が先導しています。
御神霊渡御の動画は「こちら」から。
山鉾町では、正装した役員さんがお迎えをされて居ます。(萬)
- 参照数: 331
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今年の祇園祭は、宵山と巡行が無くて寂しいことですが街を歩くと「今年もお祭りを」との意気が感じられる 風景がいろいろと見られます。
例年のように、幔幕や提灯を出して、いつものお祭りの様な気持ちに浸って居られます。(萬)
- 参照数: 346
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今日7月17日は、祇園祭の前祭巡行の日です。
朝9時から、23基の山鉾が「疫病退散」を祈念して市中を巡行するので京の町は年に一度の大賑わいするはずでした。
しかし今年は「疫病コロナ」の為に巡行は中止。
山鉾連合会は、このままでは済まされないと「お榊を掲げての巡行」を挙行しました。
密になるといけないので公表されず、関係者だけが見守りました。
山鉾連合会の役員さんと、23基の山鉾の代表者が「お榊」を掲げての巡行です。
出発まで待機中の正装した代表者さん。
さあ、行きますかな。 出発の様子の動画は「こちら」から。
先頭は「祇園會」の幟です。
それぞれのお山の名前が書かれたお榊に「コロナ退散」の願いを込めて、八坂神社の御旅所まで。
巡行の様子の動画は「こちら」から。
来年こそは、きらびやかな山や鉾と一緒に巡行したいものです。(萬)
- 参照数: 324
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八幡山の神事には欠かせない「三宝」は、現在大小合わせて10台ほど有りますが、いずれも相当な年数が経過したものばかりです。
三宝はこうして神前飾りにお供え物を載せるのに使います。
裏には、文化元年、昭和5年、昭和12年との文字が見えるので痛みが激しいのも当然です。(文化は、220年前です)
1月1日のお正月、7月18日の吉符入り、お祭りの宵山飾り期間、8月10日の放生会。
これだけの神事に、様々なお供え物を載せて神前にお供えします。
そんな折、余りの傷み具合を見かねてこの度お町内の一人が寄進したいと申し出られて、2月頃から制作されて居ました。
木曽檜材に漆の重ね塗りと、実に手間の掛かる工程を経て、お祭りに間に合うように出来上がりました。
ところが今年のお祭りは寂しい事になったので、役員さんへは現物を披露して、町内の皆さんへはは画像をプリントして、回覧での披露となりました。
さすがによく光っています。 またまた200年以上もの間、八幡山で光り続けることでしょう。
三宝と同時に、収納箱3個も寄進されました。 お町内の「kさん」ありがとうございました。(萬)
- 参照数: 367
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例年の八幡山は、7月2日に「鬮取り式」に参列、そして「7月17日の前祭の翌日」に町内の人達全員が集まって その年のお祭りの始まりです。
それからは、様々な神事行事で町内の人達は出ずっぱりで大忙しです。
ところが今年は空前の出来事で、お祭りの殆どの神事と行事が中止。
宵山飾りも山鉾巡行もありません。
そんな時、ただひとつの神事「清祓いの儀」が、7月13日に執り行われました。
今年の神事係が、いつものように「神前飾り」を終えました。
御神酒、御洗米、塩、水、飛び魚、昆布、スルメ、瓜を供えて、燭台、灯籠、提灯も出しました。
主行司さんだけは、絽の紋付き羽織袴の正装です。
八坂神社から神官を二人迎えて「清祓い」 町内全員が集まると密になるので、役員さんだけ参列と寂しい事になりました。
皆で、コロナの早期退散を祈念しています。 マスク着用の清祓いは後にも先にもこれきりにしたいです。
神事を終えた神官からの御挨拶は「こちら」から。
お下がりの昆布スルメと、御神酒を頂いてから解散です。
あちこちで「お互いに今年は大変ドスなあ」(萬)
- 参照数: 355
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今年の祇園祭は大変寂しい事になりますが、八幡山では恒例の神事だけは例年通り執り行います。
7月13日の「清祓いの儀」を控えて、町会所4ヶ所の注連縄を新しくしました。
北山の農家に依頼してあった「注連縄」が4本届きました。
3間が1本、2間が2本、3尺が1本です。
予め、奉書を切って「御弊」を16本作ってあります。
お正月に懸けた注連縄を外して、同じ位置に御弊を取り付けてゆきます。
綺麗に懸け変わりました。
表玄関
収蔵庫
お社
土蔵
4カ所の注連縄が綺麗になりました。
それから、清い祓いの儀の神前飾りに必要な諸々の神具を収蔵庫から出して準備しました。
今年はコロナの影響で、お町内の皆さんのお参りは控えて頂いて、役員だけが参列となり寂しい事ですが
来年は、2年分くらい賑やかなお祭りにしたいものです。(萬)
- 参照数: 407
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今年の祇園祭は、八坂神社と各山鉾では例年通りの神事や行事を執り行いますが、山建てや宵山、山鉾巡行は中止です。
そんな寂しい中ですが、数年前から何人もの立命館大学の人達が取り組まれている「祇園祭の記録」がこのほど公開されました。
八幡山へも、お祭りの期間に様々な機器を持ち込んで記録されたり長期間をかけて八幡山の懸装品の撮影をして貰いました。
下記のURLです。 https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/gionfestivalDM/
ここでは、関係者も改めて感心するくらいの貴重な画像がたくさん残されているので一人でも多くの人達に見ていただければと思います。
船鉾、八幡山を始め祇園祭に関する貴重な記録が詳しく網羅されています。
八幡山の記録も相当な数が有ります。
我々が八幡山のHPの作成でも苦労したことですが、年に一度しか記録出来ないのでデータ集めには何年も掛かりました。
そんなに条件の悪い中を、立命館大学のスタッフ達は丁寧にデータ収集して頂きました。
上のURLから入れない方は「こちら」から。
京都新聞でも紹介されました。(萬)
- 参照数: 832
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例年の7月2日は、祇園祭の山鉾巡行の順序を決める「鬮取り式」です。
京都市会議場に、山鉾連合会の役員さんと34基の山鉾の代表が全て揃って厳粛に行われます。
その後全員が、お祭りの無事を祈念して八坂神社へお参りします。
ところが、今年はコロナの影響で山鉾巡行が中止になり、鬮取り式は無くて社参さんだけが行われました。
八幡山からは、長老が今年の主行司さんなので絽の紋付き羽織袴で参列です。
山鉾連合会の木村理事長を先頭に門川京都市長が続き、全山鉾の代表者も手洗水をつかってから本殿に向かいます。
その様子はこちらから。
例年は本殿内での拝礼ですが、感染予防の為、皆さん屋外に座られています。
拝殿の様子はこちらから。
無事に30分ほどの拝礼を済ませてから、みなさんそれぞれに各町内へ帰られました。
さすがに今日は、いつもより大勢の神官が居られました。
その様子はこちらから。
社参を報じた京都新聞の記事です。
今年は山も鉾も建てず、従って宵山飾りもお囃子も有りませんから、どのお山も寂しい7月になります。
八幡山も、7月13日に八坂神社から神官を招いて「清祓いの儀」を執り行い、厄除け粽や手拭いなどの御祓いを受けます。
それらを、お町内のみなさんに希望される数の粽や手拭いをお分けします。
八幡山に後奉賛頂いた方々へも、御祓いを済ませてからお送りさせて頂きます。(萬)
- 参照数: 373
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今年の祇園祭は山鉾巡行が中止となり、1200年前に疫病退散を祈願して始まったお祭りに携わる者としては大変つらいものが有ります。
しかし、 巡行こそ致しませんが各山鉾は独自に神事だけは執り行います。
八幡山でも、7月13日に八坂神社から神官を招いて例年どおりの「清祓い」を行い、厄除け粽や手拭いなどの御祓いも受けます。
そうして、みなさんに授与できるように準備を始めて居ます。
例年よりも数が少ないですが、笹を巻いた粽が届きました。
例年なら、町内の人が一堂に会して粽造りをするのですが今年は三密を避けて、各家で作る事になりました。
その為役員さん達が、粽の化粧紙五種類の数を数えて渡す準備をしています。
7月13日の御祓いに間に合うように、各家で化粧紙の取り付けが始まりました。
まずは、熨斗紙からです。
それから、次々に四種類の化粧紙を着けてゆきます。
町外協力者さんも助っ人に来てくれました。
こうして出来上がった粽は、八幡山町内の皆さんからお知り合いに配られます。
一般の方には、八幡山HPから「御奉賛のお申し込み」の有った方々に送らせて頂きます。(萬)
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3月24日から5月27日まで開催予定の「祇園祭展」が、コロナの影響で殆ど閉館でした。
せっかく沢山の懸装品が揃っている機会が余りにも勿体ないという事で、再度オープンされました。
6月20日から7月26日までです。
本来なら17日の前祭と24日の後祭で各山鉾は大賑わいですが今年に限り、文化博物館でのお祭りとなりました。
山鉾が誇る懸装品を間近で見られる大変貴重な機会ですから、是非お薦めです。(萬)
- 参照数: 388
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3月24日から5月17日までの、京都文化博物館での「祇園祭展」は、前期の途中でコロナ騒ぎがエスカレートしたので
休館に追い込まれていました。
休館中に、前期と後期の展示物を入れ替えて再オープンを期待されて居ましたが、とうとう昨日に会期を終えてしまいました。
34基の山鉾から、自慢の懸装品を集めるという希有な企画には、関係者の我々も楽しみにしていましたので
博物館の計らいで、関係者だけに二日間だけオープンしてくれました。
時間を離して、人と人が接近しないように気をつけての鑑賞でした。
日頃はこんなに近くで観られない、他の山鉾の懸装品。敬意を表して遠景画像だけです。
八幡山の海北友雪の「祇園祭祭礼図」
天明年間の金箔のお社には、八幡山の御本尊を安置します。
今年から八幡山の理事長就任の期待の若手。
祇園祭巡行が中止なんて、空前の出来事が起こった今年、余りに勿体ない企画なので、博物館としては特別延長の計画を考えて居るようです。
是非とも、一般の方達の為にも、我々の為にも是非とも実現して欲しいです。(萬)
- 参照数: 605
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新型コロナウィルスの感染拡大で、様々な業務やイベントが中止や延期されています。 その波が、とうとう祇園祭にも波及してきました。 34基の山鉾が所属する「山鉾連合会」が、兼ねてから検討の結果、 巡行を中止する事を決めました。 20日に行われた会見の様子は「こちら」から。(約一時間) 祇園祭は、 巡行については全山鉾が決め事に則って同一行動を取りますが、その他の神事や行事については それぞれの町内が独自に決定して執り行っています。 これからは、各山鉾に於いていろいろな検討が為されることになるでしょう。 八幡山でも、難しい選択を迫られます。
1200年前に「疫病退散」を祈願して「神泉苑での神事」から始まった祇園祭は、今こそコロナ終息を祈願すべきなのです。 山鉾巡行は無くなりますが、八坂神社は勿論、各山鉾でも「三密」ならないように配慮して神事が行われる筈です。 八幡山でも、疫病退散祈願だけは是非とも行いたいと検討を始めました。
今年のお祭りについての決定事項やお知らせは、またこのHPでお知らせ致します。(萬)
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十数年ぷりに、八幡山の理事長と会計さんが交替しました。
理事長と会計は、一般役員とは違って、日頃から何かしらの集まりや作業が有り、なかなかゆっくり出来ません。
大事な引き継ぎ事項の説明と、資料の引き渡しです。
引き渡し資料は、まだこの他にも有ります。
新会計さんよろしくお願い致します。旧会計さん御苦労様でした。
今日からはここに、八幡山保存会の表札が掲げられます。
新理事長さんよろしくお願い致します。
旧理事長さん、御苦労様でした。
この度、八幡山の新理事長が自作でこのような立派な表札を自作されました。
金色に輝いて、お山に長く残ることでしょう。(萬)
- 参照数: 698
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八幡山をお護りしている我々の町内は「三条町」です。
その三条町のメンバーがそのまま八幡山のメンバーです。
同じ人達で、八幡山と三条町と二つの組織が有ります。
毎年4月1日は、三条町の会長、副会長、会計の交替日で、今年も粛々と行われました。
新役員さんは、左から 副会長 会長 会計の三人さんです。
一年間よろしくお願い致します。
大事なお金と帳簿の引き継ぎです。
会費の集金や諸々の支払いが円滑に進められるように、また沢山の配布物(167軒)を効率よく配る為のうち合わせも。
今年は国勢調査が有りそうなので、秋は忙しくなりそうです。
新役員さん、よろしくお願い致します。(萬)
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3月24日から5月17日まで、京都文化博物館で「祇園祭展」が開催されています。
会期中は、三十三基の山鉾から選りすぐりの懸装品が展示されます。
宵山の時も、 巡行でもなかなか間近にゆっくりとは見られない物ばかりなので大変貴重な機会です。
八幡山からも、十七日に「総金箔のお社」を始め、多くの懸装品を運びだしました。
会場は撮影禁止なので、画像での紹介は出来ませんが大変見応えの有る物ばかりが揃っています。
後祭では鬮取らずで、毎年先頭の「橋弁慶山」 別室では、実際のお山二基がお祭り当日と同じように組み上げられて展示されています。
ここは撮影自由なので御紹介できます。
五条大橋(今の松原橋)で、牛若丸と弁慶が戦ったという故事に因んだお山です。
漆塗りの橋や、二体の人形は500年以上前の物で、胴懸け等は順次新調されています。
もう一基は「郭巨山」です。
貧者が困窮を極めてどうにもならなくなったので母か子を捨てる事にしたが、子はまた授かるのに比して母は二度と授からないので
泣く泣く子を捨てる事にした。
そうしたら、黄金の詰まった釜を掘り当てて救われたと言う中国の故事に因んだ飾りです。
「万葉美人」の見送りは大変豪華です。
釜堀山とも呼ばれて、大津祭でも同じ謂われのお山「郭巨山」が有ります。
橋弁慶山と郭巨山展示の動画は「こちら」から。
新型コロナウィルスの為に、数々のイベントが延期や中止をされて居ますが、祇園祭頃には何とか終息しますように。
もともと、1200年前に疫病退散の為に始まった祇園祭ですから、ここでもう一度みんなの祈念を成就させたいものです。(萬)
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3月24日から5月17日まで、京都文化博物館で開催の「祇園祭展」は、全山鉾から選りすぐりの懸装品が展示される、またとない機会です。
八幡山からも、いろいろな逸品を出品するので、それらの運び出しを行いました。
先ずは収蔵庫から、今回出品しない物を出して庭先に積みます。
150年から200年以上経過した物ばかりなので、収納箱もだいぶん傷んで居ます。
30年ほど前に、箱に内容物の表記を施しましたが、それまでの先人は箱の色と形で内容を覚えて居られました。
収蔵庫から、必要な物は出せました。
今回に必要な懸装品の箱を取り出しました。 これらを、美術品運搬の業者さんに預けます。
八幡山の御本尊「総金箔のお社」も、トラックに載りました。
これらの荷物は、19日、20日頃に文化博物館で解かれて展示されます。
そして、24日からオープンです。(萬)
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公益財団法人八幡山保存会の理事会が1月27日に開催、2月10日に評議員会が開催され、昨年度(令和元年度)事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。
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八幡山をお世話しているのは大勢の町内の住人さんですが、取り纏めをしているのが12人の役員さんです。
役員さん達は、年に数回会議を開いていろいろと大切なことを相談いたします。
先日も13人が集まって、昨年の事業報告と決算報告が行われました。
また今年は、役員改選の時期なのでその相談や、いろいろな案件が有り、ついつい長引きました。
来月にも、役員さんが集まる事になっています。
そのうちに、お祭期間中にお授けする厄除け粽、お守り、手拭い、鳩笛鳩鈴の発注の準備も行われます。(萬)
- 参照数: 919
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今年も八幡山の新年は、元旦の朝10時から始まりました。
いつも八幡山のHPへ訪問して頂いているみなさま、今年も心強い応援をよろしくお願い致します。
今年の行司さん達が、暮れの内に収蔵庫から出しておいた「拝賀式用の神具」を、神前に並べます。
準備万端で、町内のみなさんのお出ましを待ちます。
今年の「主行司さん」 今年一年、八幡さんをよろしくお願いします。
午前10時に、全員で八幡さんに拝礼してから、主行司さんから挨拶です。
みなさん、晴れ着で新年の拝礼に参列です。
全員が、昆布とスルメを頂いてから、御神酒を口にします。
この動画はこちら。
今年の拝賀式は30数人の参加で、賑やかに行われて、このあと皆さんは初詣に行かれたようです。(萬)
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各お家に溜まった大型ゴミを片付けて、清々しく新年が迎えられるように八幡山町内では
10年前から大形ゴミの協同回収を行って居ます。
今年もみなさんお手伝いしながら、沢山のゴミが片付けました。
集まり始めました。
回収業者さんが来てくれて、素材別に手際良く積み込んでくれます。
これがゴミのピークです。
毎年毎年、よくまあこれだけゴミが出るものです。
でも、3.4時間ですっかり綺麗になりました。
これで、スッキリとお正月を迎えられます。(萬)
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八幡山の町会所4カ所に懸ける新しい「注連縄」が届きました。
4尺、2間、2間、3間で、玄関、土蔵、収蔵庫、お社の分です。
注連縄に付ける「御弊」は、自作なのでさっそく製作に取りかかりました。
1本の注連縄には、4本ずつの御弊が要るので16本必要です。
奉書を均等に切って原紙にします。キッチリと割り算をしなくては。
原紙が出来ました。
原紙に切り込みを入れてから、前へ前へ折り曲げます。
先端は三角にして、縄に挟みやすいようにします。
玄関はこのように。
お社はこのように。
28日は、来年の行司さん達が集まって、注連縄の張り替えや掃除をしてから、神前飾りの準備をして、1月1日の「新年拝賀式」に備えます。(萬)
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今年も、八幡山の祭事行事は無事に終えられました。
例年のごとく、12月13日の「事始め」に、一年間「行司」として中心になってお山のお世話をして頂いた「主行司さん」から
次年度の「主行司さん」へ、書類備品一式が引き継がれました。
八幡山の理事長も立ち会いました。
様々な備品と共に、引き継ぎ事項の伝達も行われました。
八幡山の連絡事項を、御町内の皆さんに伝える回覧箱も渡されます。
回覧は年間に、二十数回は廻されます。
無事に引き継ぎを逢えた、旧の主行司のHさん(左)新の主行司のOさん。
Hさんご苦労様でした。Oさん、来年はよろしくお願いします。(萬)
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祇園祭の山鉾は、前祭23基、後祭10基(3年後には11基)有りますが、それらをまとめるのが「山鉾連合会」です。
八幡山は、後祭の10基の中で、毎年7月24日に巡行してます。
その連合会の理事長が、岸本氏から木村氏に引き継がれました。
副理事長にも、大田氏と大嶋氏が新任となり新体制の連合会の活躍に期待が集まります。(萬)
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9月、10月、11月の八幡山は静かでした。
もちろん、京都市とか山鉾連合会との連絡事項はいろいろ有りますが、担当の人の対応だけで済んで居ました。
そんな中12月を控えて、久しぶりに八幡山保存会の役員が集まって、今年の経過報告と来年の事業計画と予算案について審議・承認をしました。
八幡山保存会では来年も大きな変更は有りませんが、来年3月中頃には大事な懸装品を京都文化博物館で展示して貰うことになっています。
これから、それらのうち合わせやいつも通りの年度替わりの事務的な作業が続きますから、12月にはまた集まらなくては。
また、その歳のお祭りを取り仕切る「行司さん」の交替が、12月13日の「事始め」に行われます。(萬)
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2019年の八幡山巡行の様子を、まとめて入手した画像を掲載して
改めて紹介させて頂きます。
早朝からみんなで第一装の飾りに仕上げた八幡山が、巡行出発の前に御池通で記念撮影です。
他の山鉾も、次々に集まり始めました。
旗持ち1人、先触れの「チリン棒」に2人、舁き手に20人、大工方4人、荷物掛かり1人。
裃を着用したお供の人が20数人。
八幡山が晴々と、巡行出発です。
八幡山は毎年、強力なボランティアの皆さんに舁き手を依頼しています。
町外協力者も、毎年巡行に参加です。
晴れたので、大事な懸装品が濡れる心配は無くなりましたが、とにかく暑い。
みなさん、元気に巡行のお供をされています。
御池通を東に巡行する八幡山。間もなく「鬮改め」(くじあらため)の場所です。
正使と、その脇を固める副使が揃いました。
副使2人が、八幡山の厄除け粽と白扇を献上します。
正使と八幡山は、後方に待機しています。
正使が、7月2日の「鬮取り式」(くじとりしき)で引いた鬮(くじ)の入った文箱の房を、扇子でおもむろに解きます。
巡行の順序に間違いが無いかを、奉行にみたてた京都市長が確かめます。
別角度からの「鬮改め」
鬮改めの間、お供の人達はこうして見守ります。
鬮を改めて貰った正使は、大きく白扇を拡げて八幡山を迎えます。
鬮が改められたら、お山は市長の前で一回りして、お山全体を見聞して貰います。
舁き手(かきて)は晴れがましい力の出しどころですから、頑張ってくれます。
八幡山の鬮は、7月2日に正使がこのようにして引きました。
引いた籤を、会場全体に披露しています。
鬮取り式の日には、八幡山のMさんが「永年協力功労賞」を、京都市長から授与されました。
市役所を過ぎて、河原町通を巡行中の八幡山。
今年の役員さんがお山の前を、その他のお供の人はお山の後を歩きます。
このホテル前では毎年、ダラリの帯の舞妓さんが献酒を持って待っていてくれます。
正使が受け取って、厄除け粽をお渡しします。
廻りには、舞妓さんのショットを狙うカメラマンがいっぱいです。
こうして2人並ばれたら、流石に向こうの八幡山も霞みます。
いくら「絽の着物」とは言え、さぞかし暑いことでしょう。
四条通の「八坂神社御旅所」では、巡行のメイン「八坂神社拝礼」
八幡山の前にお供の人が揃って、玉串(たまぐし)を奉奠(ほうてん)した正使に合わせて二拝二拍手一拝。
これからは、還り巡行になります。
ここで11時30分くらい。町内まで戻るにはあと一時間ほど掛かります。
いよいよ、四条室町まで帰ってきた八幡山。
後の「黒主山さん」が、ここから右折して町内へ還るので「鯉山さん」が、待機しています。
八幡山は、いよいよ新町通まで還ってきました。
南観音山さんの町会所を通過。町内まであと200メートルです。
午後1時まえには、町内に帰還出来ました。
こうして、今年も例年と変わる事無く、八幡山の巡行は無事に終えられました。(萬)
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今年の祇園祭巡行は、晴れてくれましたが、宵山の間に何度か降られましたので、宵山飾りの懸装品が沢山の水分を含みました。
町内のお宅をお借りして、一月ほど干していたところ、充分に乾燥出来たので収蔵庫に戻しました。
この前懸けは、昭和32年作と書かれて居ます。54年前ですね。
当時の役員さんのお名前もハッキリと。
このうち、8割くらいのお家の息子さんやお孫さんが、今も携わって居られます。
現在の我々は、このよう貴重な文化財を粛々と継承してゆかなくては。(萬)
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8月10日の放生会のお参りを終えて、今年の八幡山の神事を終えたので、12人の役員が集まって今年の反省会を開きました。
春から始まったお祭りの準備から、粽造り、飾り付け、宵山、巡行、収納、放生会など様々な作業について
いろいろな意見が出ました。
これらをまた、来年の参考にして毎年同じようにお祭りが運営出来る様に願います。
長老さんから若手まで、年齢は揃っていますが、八幡山も他のお山と同じく若手の人数のさみしいのが悩みのタネです。(萬)
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7月に、無事お祭りを終えた八幡山では、毎年8月10日に「放生会」の神事で、やはり町内の皆さんが神前に集まります。
今年の行司さん達が、早朝から神前飾りをしてくれました。
皆さん、定刻に集まりました。
この日は「石清水八幡宮」さんから神官を迎えます。
八幡山では、石清水さんを町内に勧請して居るからです。
石清水さんをお山に載せて、八坂神社の祇園祭の巡行に参加しています。
丁重な御祓いを・・・。
お参りの様子の動画は「こちら」
猛暑の中、祝詞(のりと)を奏上。
神官と町内代表が玉串を奉奠(ほうてん)したら、神事が終了。みんなで御神酒を頂きます。
お下がりのお菓子が頂けました。
これで、八幡山の大きな行事は全て終えます。(萬)
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祇園祭の前祭り巡行は7月17日で、その巡行の夜に八坂神社から三基の御神輿がお出ましになり
市内を練ってから御旅所に落ち着かれます。
それが「神幸祭」です。
八幡山が巡行する後祭は7月24日で、その夜は御神輿が八坂さんへ還られます。
それが「還幸祭」です。
三基の御神輿がお還りになる時には、八幡山のすぐ傍を通られるのでいつもお見送りします。
御神輿の動画は「こちら」から。
三若の神輿、四若の神輿、錦の神輿の順に、三条通を東へ東へ。
八幡山を支える人達が、揃って見送ります。
数年後には、150年ぶりで祇園祭巡行に復帰される「鷹山さん」の町内をも
御神輿が通るので綺麗に揃ったお囃子で見送ります。
お囃子の動画は「こちら」から。
夕方から市内を練り歩いた御神輿は、名残惜しそうに宮入りの前に石段下で
ひとしきり差し上げや回しをしてから11時までには、順次宮入りします。
四若、三若、錦の順に、八坂神社の拝殿に収まってゆきます。
この後午前0時から「御霊移し」で、神様を本殿に戻して落着です。
まだまだ7月中は、いろいろな神事が有りますが、大きな催しはこれでお終い。
長い長い今年の祇園祭も、いよいよあと僅かです。
いつもと変わらず「例年どおり」が護れました。(萬)
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祇園祭後祭りの八幡山の巡行を無事に終えて、殆どの懸装品が収まりました。
当HPを訪問して頂いてるみなさま、いつもいつも御支援をありがとうございます。
みなさまからお送り頂いた、御奉賛金は八幡山運営の一部に使わせて頂きました。
つきましては昨日、御奉賛についての御返礼品を発送させて頂きましたのでどうかお納め下さい。
今後とも、八幡山を暖かく見守って頂けますようにお願い致します。(萬)
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7月24日、いよいよ後祭りの巡行です。
八幡山は、11基のうち4番目を巡行します。
6時50分に、町内の人が総出でお山を第一装の飾りに仕上げます。
天候によっては、第2番、第3番のお飾りを施すことも有りますが、晴れ晴れの今年は第1番の飾りです。
出発時間の8時30分には、舁き手も揃っていよいよ出発です。
猛暑の中、4時間の巡行を終えて、八幡山が町内に帰ってきました。
籤改め(くじあらため)も八坂神社拝礼も無事に済ませて、町内の人達から暖かい拍手で迎えられます。
その様子の動画は「こちら」から。
帰還してから1時間は恒例の、R大学さんによるデータ記録撮影です。
もう数年前から、R大学さんには大変お世話になって、八幡山のあらゆる記録を撮って貰い
貴重なデータを残して貰っています。
これはその一環です。
変わった型のカメラは、どんな記録が出来るでしょうか?
お山を一回りする動画は「こちら」から。
お山を前から撮った画像は多いのですが、後に懸けた「見送り」も、250年以上前の素晴らしい織物です。
八幡山を支えるのは、勿論数十人の町民です。
でも、現在八幡山には8人の「町外協力者さん」が居られて、お祭りになると駆けつけて来て
大きく貢献して頂いています。
巡行の後、遅い昼食をいつも皆さんで一緒に楽しみます。
今年の宵山では、何度か雨に見舞われて、雨具を懸けたもののやはり少しずつ濡らしました。
それらを、町内の人の好意で大きな部屋をお借りして乾燥です。
殆そどの懸装品や所蔵品は、25日に全て収蔵庫に入れますが、これらの物だけは、一週間したら裏返して、その後8月半ばには収納します。
それでまた一年間、見られません。(萬)
- 参照数: 1220
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21日は朝から町内総出です。
収蔵庫から懸装品など、沢山の道具を出して、会所とお山に飾り付けます。
綺麗に飾り付けを終えたところへ、八坂神社から神官が来られて「清祓いの儀」
お祭りの無事を祈願して全員で拝礼です。
その様子の動画は「こちら」
お授け品を清めて貰います。
駒形提灯の揚がったお山も清祓い。
またまた、御神酒を頂きました。
スルメと昆布も配られます。その後、町内一同が、「八幡山」の前で集合写真を撮影しました。
八幡山の御朱印には、長い列が出来て居ます。
毎年の宵山には、行者さん御一行のお参りが有ります。
20数人の山伏さんが、般若心経を読経。
その様子の動画は「こちら」と「こちら」
この後、行者さん達は「役行者山」へいって、大きな「護摩焚き」をされます。
そして、24日の巡行にも参加です。
https://www.youtube.com/watch?v=DBBSLa-B6-Q
可愛い子供達が、粽、御守り、鳩笛、鳩鈴を八幡山の町会所で売ってくれます。
その様子の動画は「こちら」
みなさん、毎年毎年、よく頑張ってくれます。ありがとう。(萬)
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前祭りの巡行の翌日は八幡山の「吉符入り」神事です。
町内の人達がうちそろって、神前に拝礼して、今年のお祭りの無事を祈願します。
10時の開式を前に、皆さんが集まり始めました。
八幡山保存会の長老さん達。
拝礼の後、スルメと昆布と御神酒を頂いてから会議です。
今年のお祭りについての説明が、主行司さんから話されます。
八幡山は「例年どおり」これが一番です。
大工方は、八幡山の骨組みを始めてくれています。
20日の夕方には、組み上がったお山の舁き初めを行います。
町内の人達や、観光客も入り混じって町内を一周します。
しっかり組み上がっていることを確認。
舁き初めの動画は「こちら」
舁き初めを済ませたお山は、「埒」(らち)と呼ばれる囲いが施されて、駒形提灯の電球も付けられました。
明日から賑やかな宵山が三日間続きます。
この、八幡山の舁き初めについて、ここでお詫びを申し上げます。
例年の舁き初めは、20日の午後4時からなのですが、今年は、北観音山、南観音山の舁き初めが早く終わったので
それに釣られて早めに始めてしまいました。
4時頃になって「舁き初めは未だですか?」と尋ねる人が何人も居られて「しまった」となりました。
八幡山の舁き初めを楽しみに来て頂いた方々には大変気の毒な事になりました。
心よりお詫びすると共に、来年はキッチリ時間厳守をとお約束致します。(萬)
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八幡山では、町内の各玄関にお揃いの幔幕を張って、前祭りの山鉾を迎えました。
八幡山の町会所前を巡行する「芦刈山」
どの家も、二階は鈴なりの人です。
綾傘鉾のお稚児さん5人は、お疲れの様子。
後の方で、綾傘の人達が「棒振り踊り」をして居るので、待機です。
棒振り踊りの動画は「こちら」
2回の窓からは、鉾に手が届きそうなくらいに近いです。
鉾は、家の軒や電柱ギリギリに進むので、この通りが鉾を観るベストスポットと言われて居ます。
船鉾も間近です。
10数基の山鉾巡行の最後は放下鉾。その後には、大勢の観光客が付いています。
今年は、少し暑さがましだったから、良かったです。
さあ、前祭りが終わると、後祭りの始まり。
八幡山も始動です。(萬)
- 参照数: 891
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八幡山では毎年、7月17日に前祭の山鉾巡行で山や鉾が沢山通ります。
そこで、八幡山のお祭りは18日からが本番ですが、前祭の皆さんを歓迎する為、7月16日に町内の各家や会社の玄関にお揃いの幔幕を張ります。
町内の人達と、R大学とR大学の皆さん約15人が、打合せをしてから作業に取りかかります。
いろいろな造りの各家や会社の玄関に合わせての取り付けは、なかなか大変です。
みなさん、よく頑張ってくれます。
こうして、町内の28軒に幔幕が取り付け完了。
町会所の前は、冠木門と白地の幔幕を掲げます。
こうして、翌日(7/17)の前祭山鉾巡行をお迎えするしつらえが整いました。(萬)
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日頃から、親しくお付き合いさせて頂いている「大船鉾さん」から、招待状が届きました。
2年前に購入された、立派な町会所には、大勢の人が訪れて居ます。
嬉しそうーー。
林理事長は、大勢のお客さんや報道陣への説明に掛かりっきりです。
跳ね高欄と艫高欄の漆塗りが完成した落ち着いた朱色には、みなさんからため息が。
24日の今年の巡行は、またまた注目の的です。
とはいえ、大船さんは、まだまだ多くの再建予定の物件を抱えて居られます。
幸いにして八幡山は、先人の苦労のおかげで一応の形が整っているので大変有り難い事です。
大船さんの、これからのいろいろな再建事業が、滞り無く進んでゆきますように。(萬)
- 参照数: 969
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今年も、大勢の方から八幡山への御奉賛お申し込みを頂いて居ります。
今回初めてのかたも、何年も続けての方も、本当にありがとうございます。
御浄財は八幡山の為に有効に使わせて頂いて、お祭りを終えましたら、厄除け粽などを送らせて頂きます。
今後とも、八幡山への御支援をよろしくお願いします。(萬)
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八幡山では、毎年ドンドンと増えてくるお祭りの費用の捻出に苦慮して居ります。
町内の皆さんで、出来るだけの節減に知恵を絞っておりますが、なかなか簡単な事では有りません。
いつもお願いして居ります「八幡山への御奉賛」については、当HPのトップに掲載して居りますので
毎年大勢の方からお申し込みを頂いて居ります。
今年もまた、是非八幡山に御奉賛のお申し込みを頂けますようよろしくお願いします。
お申し込み頂いた方にはお祭りの後で、八幡山のお授け物を送らせて頂きます。(萬)
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七月に入ると八坂神社を始め、34基の山鉾町では様々な神事行事が行われて、お祭りムードに入って行く京都の街です。
八幡山の今年の主役が、いつも沢山の協力を頂いている大学の関係者とのうち合わせ会議をしています。
今年も、御協力をよろしくお願いします。(萬)
- 参照数: 697
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祇園祭1150年記念と令和元年を祝して、提灯行列が行われました。
初めての事でどんな様子か判らないままに、八幡山からは、理事長と今年の主行司さんを筆頭に
七人が参加してきました。
700人以上の参加ということで、提灯は半数の人にしか貰えずでしたが、八幡山は
みんな貰えました。
首は「奉祝たすき」は、全員に配られました。
7時に八坂神社を出発した行列は、小雨の四条通りや河原町通りを練り歩いて、2時間後には
また八坂さんに戻って振る舞い酒を頂きました。
今年も、祇園祭の様々な神事、行司が滞り無く終えられますように。(萬)
- 参照数: 848
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令和元年7月2日 京都市役所・会議場にて、鬮取り式が行われ、八幡山の主行司がくじを引かれ、後祭 山二番(先頭の橋弁慶山から四番目)
と良いくじ運でした。
当日のようすを御紹介しましょう。
京都市会議場では、役員さんがみんな揃い、報道陣も待機して、市長さんが正面に立って、開式を待っています。
左側が、八坂神社関係の人達。右側は、祇園祭関係の人達です。
諸人注視の中で、鬮が赤い三宝に乗せられます。
前祭り23基、後祭り10基のうち、毎年籤取らずの11基を除いて、22基が鬮を引きます。
八幡山の代表が鬮を引いて、披露してい居る様子の動画は「こちら」
鬮を引き終えると、程なく「鬮札」が出来上がり、壇上から披露されます。
八幡山の代表が、受け取った鬮を披露している動画は「こちら」
巡行当日には、この鬮を市長さんに見聞して貰う「鬮改め」と言う儀式が有るのです。
八幡山HPの、トップページは、鬮改めの時のショットです。
数年後から、新たに34番目の鉾として祇園祭に参加する「鷹山」の代表者が「2、3年は唐櫃巡行をして、その後には正式に巡行に参加します」との御挨拶。
着々と、大きなお山の準備をされています。お待ちしていますよ。
当日の、京都新聞夕刊の画像です。
令和元年 祇園祭 山鉾巡行 順序を掲載します。(京都新聞より転載)
これから、京の街はお祭りに染まります。
八幡山も、いろいろな準備に追われています。(後・萬)
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八幡山の土蔵には、祇園祭の為の懸装品や所蔵の文化財が数多く収納されて居ますが、その中には多くの古文書もあります。
市の古文書に長けた専門家に見て貰ってから、今は京都歴史資料館(寺町丸太町上る)に寄託してあります。
100年以上前の八幡山町内の、町規(町内規則)や、住人名簿や不動産の面積(間口・奥行き)税額の記録、各家の印鑑証明原簿がハッキリと読めます。
不動産簿や印鑑証明は、町内で管理していたようです。
これらの文字が、自分で全部解読出来たら楽しい事でしょうね。
我々が引き継いだ、これら八幡山の全てを、何もかも、次世代にそのままま渡さなくては。(萬)
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八幡山の宵山の会所飾りで、いつも展示される「元禄時代の見送り裂」です。
元禄時代の見送りの柄を再現して新調したのが、この前懸けです。
この図案の作成には、八幡山の先人の方々が大変苦労されたとの言い伝えが有ります。
拡大しても、このような様子で、とても絵柄になりませんでした。
そこで、赤外線カメラの撮影を試みたところ、肉眼では見えない文字と絵柄が浮かび上がったのです。
この赤外線写真は、八幡山の土蔵に大事に保管されています。
これは「伯牙山さん」の前懸けと同じ図案でした。
当時は、好まれる図案をこうしていろいろなお山が懸装品として懸けていたようです。
伯牙山さん
昭和61年の「山町鉾町」に、八幡山と伯牙山さんが情報を交換しながら
前懸けの復元新調を進めて居た事が詳しく記載されています。
とある学識経験者に、この漢詩の解読をして頂きました。(2017年にも掲載済みですが再度掲載します。)
今年のお祭りまで、もう2ヶ月を切りました。
八幡山では「いつものように」をモットーに、今年も粛々と準備を進めて居ります。
是非とも、宵山の八幡山、巡行の八幡山を御覧頂いて、八幡山の粽をお求め下さい。(萬)
- 参照数: 1178
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この画像は、八幡山の「会所飾り」です。
巡行前の三日間、八幡山の何通りもの懸装品や、所蔵品をこのようにして皆さんに見て貰っています。
この画像の真ん中に懸けられている「八幡大神」のお軸を、最近になって改めてしげしげと見る機会が有りました。
170年くらい前の書になるとか?
あまりにも、気にしないでついつい簡単に扱っていました。
ほかにも、数々の貴重な文化財を預かっていることを胆に命じて、これからも「はちまんさん」のお世話をさせていただきます。
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八幡山では数年前から、お山の全貌をデータとして残すために、いろいろな団体やいろいろな人の協力を頂いて進めています。
そのうちでも特に今回は、最も多くの物の撮影をお願いしました。
八幡山の鳩の箱、文箱の箱が見えます。
中段の紙製の箱には、八幡山の歴史を書き続けた巻物四巻が収められています。
これも全てを記録してもらいます。
安全で、なおかつ空調設備の整った処に保管された懸装品の数々。
右の黒い布に包まれたのは八幡山の象徴ともいえる「総金箔のお社」です。
「龍の胴懸け」の撮影
水平のLINEに合わせるのがひと苦労ですが、二人の女性が付きっきりでサポートしてくれています。
このカメラで撮影して貰った画像は、何倍もの拡大が出来て、細い糸の組織まで判読出来ます。
今回の撮影で、八幡山の所蔵品の八割方がデータ化出来る事になり、本当に有り難い事です。
何人もの人達に、苦労して進めて頂いたおかげです。(萬)
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公益財団法人八幡山保存会の理事会が2月4日に開催、2月18日に評議員会が開催され、昨年度(平成30年度)事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。
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2月早々に、八幡山の役員が集まって、2018年の事業報告と決算報告を確認しました。
ここ何十年もの間、お祭りそのものの運営は、実に順調に推移しています。
しかし、収支決算は、年々嵩んでくる費用の増加で頭の痛い状態です。
また今月末に集まって、諸々の問題を話し合わなくては。
その後は、7月のお祭りに向けての準備が始まります。
改めて、厳しい財政をみて、皆さん真剣な表情です。(萬)
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47年前の祇園祭巡行順序の案内が見つかりました。
長い間、祇園祭は二十八基でしたが、昭和27年に「菊水鉾」が再建されて
全二十九基になりました。
その後、昭和54年に「綾傘鉾」 昭和56年に「蟷螂山」 昭和60年に「四条傘鉾」
平成26年に「大船鉾」が相次いで再建されて、現在は三十三基です。
数年後には「鷹山」の再建も計画されて居ますから、京の雅の集大成「祇園祭」は
いっそう晴れがましくなります。
現在の「祇園祭案内」は、ずいぶんと行き届いています。
前祭は二十三基。
後祭は十基。再建予定の「鷹山」は、後祭なので、数年後には十一基になります。
猛暑の時期の祇園祭ですが、八幡山のHPでたくさんの予備知識を得られて
是非とも7月に京都へお越し下さい。(萬)
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八幡山恒例の「新年拝賀式」は、よく冷え込みました。
行司さんたちが朝早くから集まって、神前飾りをしてくれました。
定刻が近づくと、町内の人々が晴れ着で集まり始めました。
全員、記帳をしてからお参りです。
10時丁度、全員で八幡さんに拝礼してから、今年のお祭りについての説明が有りました。
神前からお下がりの「昆布とするめ」を頂いてから、全員に御神酒が注がれます。
その様子はこちらから。
これで、今年も八幡山は無事に一年の催事を執り行えます。
日頃から、八幡山への御支援を頂いているみなさまありがとうございます。
本年もどうか八幡山をよろしくお願い致します。(萬)
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大勢の方々から、八幡山への御奉賛のお申し込みをありがとうございました。
おかげさまで、返礼用に準備しました「厄除け粽」の数量に達しました。
誠に勝手ながら、本年の御奉賛の受付を終了させて頂きます。
深くお礼とお詫びを申し上げます。
来年こそはいつも通りのお祭りが賑々しく執り行えることを祈念してまた皆様の御奉賛をお待ち致します。
是非「はちまんさん」の宵山と巡行にお越し下さい。
本年は、新型コロナウイルスの為に日本中の、世界中の数々の大小様々なイベントが中止になりました。
疫病退散祈願から始まった我々の祇園祭では有りますが、感染拡大防止の為にやむなく巡行を中止致します。
しかし、八幡山では少人数の参列となっても疫病退散祈願だけは執り行い、厄除け粽など数々のお授け品も御祓いして授与致します。
尚、八幡山が毎年広く皆さんに御願いしております「御奉賛募集」は、今年もお受け致したいと存じます。
みなさん是非今年も、八幡山への御奉賛をお願い致します。
7月末までには御祓いを済ませた厄除け粽などを返礼品として送らせて頂きます。
一口3000円で、何口でも結構でございます。
お詫び。
誠に申し訳無いございませんが、八幡山への御奉賛のお申し込みを大変沢山頂戴
致しましたので準備しておりました「厄除け粽」が残り少なくなりました。
御奉賛に深く感謝申し上げます。
これから先、ひょっとしたらいつかの時点で、お申し出を辞退させて頂く事にな
るかも知れませんのでどうか御承知いただきたくお願い致します。
来年は宵山も巡行も例年通り執り行えると信じますし、厄除け粽もたくさん準備
させて頂きます。
奉賛者募集
八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募りたいと考えております。
当ホームページにて奉賛者を募集させていただきます。
奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。
奉賛のお礼として、八幡山のお授けを7月末頃に送付させていただきます。
奉賛金は、八幡山の管理、維持の為に有効に使わせて頂きます。
お申し込みは右の欄の「八幡山保存会お問い合わせ」からお願い致します。
そこのメッセージ欄に、口数、郵便番号、住所、電話番号を入れて送信して下さい。
折り返し詳細のお知らせメールを返させて頂きます。
(メールの返信が届かない方は、再度申し込みをお願いします)
尚、勝手ながら申し込みの締め切りは7月24日21:00、送金の締めきりは28日21:00とさせて頂きます。
Copyright (C) 2016 京都・祇園祭 八幡山保存会. All rights reserved.
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八幡山恒例の「新年拝賀式」は、来る歳も1月1日元旦の10時から、八幡さんの神前で行われます。
2018年の拝賀式の様子は、こちらから。
その神前飾りの準備に、来たるべき歳の「行司さん達」が集まられました。
来年一年間、八幡山の諸事万端一切を取り仕切られる行司の皆さん、ご苦労様です。
先ずは、顔合わせの挨拶から。
注連縄の交換は、お社や、土蔵など4カ所です。
元日の朝、すぐに神前に飾れるように、必要な諸道具が収蔵庫から出されてきました。
御神酒とっくり、八足台、三宝、燭台、吊り灯籠、提灯、、菰、土器、玄関幕等です。
これで後は、元日の朝に、お塩、昆布スルメ、お洗米、お菓子などの生もの揃えれば万全。
八幡山の信念の準備は出来上がりました。(萬)
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祇園祭八幡山は、八幡市の「石清水八幡宮」を町内に勧請して居ります。
ですから、石清水八幡宮さんとは、深い関係があるので、いろいろな神事に参列したり
八幡山へもお参りに来てもらったりして居ります。
今回は、極く限られた関係者しか参列を認められない神事「御神楽」を拝謁する機会に恵まれました。
光栄な参列者8人は、お抹茶を頂いた後、40分間御神楽の説明を受けます。
千年以上も前から続いて居る厳かで貴重な神事です。
解説を聴き終えた8人は、神官に導かれて誰も居ない境内を本殿に向かいます。
冬の陽は、4時半には陰ってしまい、境内の灯籠の灯りが綺麗です。
石清水八幡宮本殿
この本殿の奥の奥で「御神楽」は行われます。
ここからは撮影禁止なので、画像はこれまでです。
5時丁度から、笛、笙、琴などを用いた雅楽の曲が次々と奏じられ、7時を過ぎた頃に「宮廻り」
これまでに入れ替わり登場したり、引っこんだりされていた20数人の神官が全員揃って楽器を奏しながら「お唄」のような曲を合唱して、
本殿の周りをシズシズと3周廻ります。
それを終えると、全員で低頭して神事の終わり。
大変貴重な体験でした。
車に戻って温度計を見ると、一度。
本殿は、吹きっさらしだったので寒いこと寒いこと。
すっかり冷え込んだので、車のヒーターをガンガン効かせながら帰途に着きました。(萬)
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八幡山の町内では最近9年、協同での「大型ゴミ回収」を行っています。
今年の回収日にも、町内の人達がそれぞれの家庭に溜まった大型ゴミを持参しました。
重い物や、量の多い処の家庭へは、お手伝いに行ったりして協力体制がよく出来て居ます。
持ち込まれる物は、業者さんが種類別にドンドントラックに積み込んでくれます。
町会所の空き地は、一時は満杯状態でした。
有料ゴミは、別にして個人が支払います。
8時30分頃から始まった作業は、お昼には終了。
業者さんは、結局数台のトラックで2往復してくれました。
これで、八幡山はサッパリとして良い歳を迎える事が出来ます。(萬)
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12月13日は「事始め」
花街では、お正月の準備を始める日ですから、沢山の芸妓さん舞妓さんが、井上八千代さんのところへ
挨拶に行かれて居ます。
先ずはコーヒーを頂いてから・・・。
お祭りの一切を取り仕切るのが「行司さん」そのまとめ役が「主行司さん」です。
八幡山でも今日13日に、今年の主行司さんから来年の主行司さんへの引き継ぎが行われました。
書類一式、回覧箱、土蔵の鍵、芳名録、パソコン、プリンターなどの七つ道具です。
続いて、申し送り事項の説明。
一月一日午前10時の「新年拝賀式」から始まる、来年の行司さん達のお役目ご苦労様です。
一年間よろしくお願い致します。(萬)
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今年も残す日が、僅かとなりました。
八幡山でも、今年のまとめと来年の準備を行っています。
今回の会議は、現役役員のまま亡くなられた方の為に黙祷を捧げてから開催となりました。
この会議では、来年度(2019年)の事業計画予定と予算編成が検討されました。
八幡山では、役員12名がまとめ役となって、町内の数十人の人達に協力を仰いで初めてお祭りが成り立ちます。
まだ、年内にはもう一度会議を持って、来年に備える事になってます。
そして、12月13日の「事始め」には、今年の主行司さんから来年の主行司さんへの引き継ぎが行われます。
来たるべき歳も、何の変わりも無くお祭りが挙行出来ますように。(萬)
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11月27日から「八幡山の名宝展」の、後半展示が始まりました。
今回は文化博物館さんに、とても多くの懸装品をお預けしたので、2回に分けての展示をして頂いてます。
例によって、特別に撮影許可を貰って会場内を撮してまいりました。
はちまんさんのお使いの「鳩」は、400年前と6年前の作を並べてあります。
元禄時代の八幡山の見送り
鶴金具
奥から龍の見送り、左右の胴懸けと、下には水引。
この水引は、文化六年製作で、巡行に耐えられないので、何年もの間お蔵入りしています。
お町内の人々も、殆ど御覧になって無いと思われます。
次は、いつ観られるやら?
金具類もいろいろと展示です。
動画はこちらから。
1月14日まで、多くの人に楽しんで頂けますように。(萬)
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八幡山の名宝展が、いよいよ開幕。
関係者と言う事で、文化博物館に特別の許可を貰って
会場内を撮影してきました。
他のお客様に迷惑にならないように、素早く済ませました。
宵山飾りでも無く、巡行飾りでも無くて、いつも見慣れた「お宝」が、一段と映えて見えます。
天明年間作の「金箔のお社」
会場の様子の動画は、こちらから。
大勢の人に楽しんで頂けますように。(萬)
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10月27日から、京都文化博物館で開催の「八幡山の名宝展」の、展示準備を拝見してきました。
解説パネルも出来て居ます。
先週、八幡山の収蔵庫から運び出した懸装品が次々と開けられます。
特製の木箱に収められた、総金箔のお社も、メイン展示です。
準備の様子の動画はこちらで。
こちらでも。
そーっとそーっと。
八幡山の理事長が、一拝してから観音扉を開きます。
元文五年(1741)と書かれた箱から出て来たのは、胴懸けです。
大変傷んで居るので、巡行にも宵山飾りにも出して無いので、町内の人も余り目にされていません。
今回の展示が終わると、また当分は箱に収まったままです。
唐獅子
平成二年に、復元した「唐獅子」
麒麟
平成二年に復元した「麒麟」
京都市指定有形文化財の「祇園祭礼図屏風」も、保管先の国立博物館から受けだして展示です。
立派なパンレットも出来て居ます。
この機会に、大勢の人に見て頂けますように。(萬)
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10月27日からの「八幡山名宝展」が迫り、収蔵庫からの運び出しを致しました。
美術品運搬の専門業者さんがテキパキと動いてくれますが、要領の判った我々もお手伝いしなくては。
梱包備品が、次々に降ろされます。
八幡山の御本尊「金箔のお社」は、予め採寸して、このようなケースが作られて有りました。
これなら充分に、運搬に耐えられそうです。
町内の人達は、運び出す物と残す物の振り分けを手伝います。
「祇園祭絵図」も、原本とデジタル複製の両方を展示予定です。
全て積み終えて、文化博物館へ出発です。
24日には、梱包を開いて展示。開会日は10月27日です。
沢山の展示品が有るので、会期半ばに一部の懸装品の展示替えも有ります。
大勢の人に楽しんで頂けますように。(萬)
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八幡山では、8月10日の「放生会」の神事の後は、大きな行事は無くて、みなさんそれぞれ元気にそれぞれ日々のお勤めに励まれています。
その中でも、表だってでは有りませんが理事長や会計の人は、毎月の諸々の作業が有るので頑張っておられます。
そんな今、半年以上前から準備検討していました「八幡山の名宝展」のスケジュールが確定しました。
京都文化博物館の特別展示場にて、八幡山の主立った懸装品や、所有する名品を間近に観て頂ける貴重な機会です。
約4ヶ月に渡っての展示ですが、出品物が多いのでその間に展示替えも致します。
日程と交通手段が合いましたら、この機会に是非御覧下さい。
八幡山としては、数十年前に何点かの懸装品を外部で展示したことが有りますが、こんなに沢山の物の運び出しは初めての事で、役員一同緊張しております。
もちろん、専門の運搬業者さんが運んでくれるとは言え、我々も立ち会って少々のお手伝いをしなくては。(萬)
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毎年最も暑い時、八幡山の8月10日は「放生会」の神事が執り行われます。
行司さん達が、前日から神前飾りの準備をします。
当日の朝、灯籠と提灯を懸けて、御神酒、お洗米、塩と水、白瓜、スルメと昆布、飛び魚をお供えして、神官とお町内の人々を待ちます。
八幡山の元神宮となる「石清水八幡宮」さんから、二人の神官を迎えて、お参りの人達も揃って、神事の始まりです。
祝詞奏上の間は御低頭。正装の皆さん大汗の行です。
今年の主行司さんと町内会長さんが、代表して玉串を奉奠。
神前からお下がりの、昆布とスルメを頂いて、御神酒をひとしずく。
帰りには、お供物の「きぼし」を頂いて、無事に今年の放生会のお参りを終えました。
これで、今年の八幡山の行事や神事は全て終えましたので、12月13日の「事始め」に、来年の行司さんへの引き継ぎが行われます。
八幡山をいつも御支援頂く皆様方、また来年もこのHP共々、よろしくお願い致します。(萬)
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24日の巡行、25日の収納を無事に終えた八幡山の町衆が一堂に会して「慰労会」を開きました。
開宴に先立ち、今年の主行司さんから、今年の行司さん達の紹介とお礼の挨拶です。
町内の人達が斯こうして集まっての食事は、年に一度だけ。
お祭りの事は勿論、日頃からの御近所付き合いのお話しで、各テーブルは賑わって居ます。
八幡山の貴重な「町外協力者」も、皆さんと一緒に歓談です。
また来年もよろしくお願いします。
お開きの前は、来年の行司さん方々の紹介。
来年は、このメンバーさんが全てを取り仕切ってくれます。(萬)
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7月24日、朝から巡行用の懸装品で仕上げた八幡山は、20人程のお供の人と共に8時30分、巡行に出発しました。
今年は九番目ですが、八幡山が出発しないと、北観音山、南観音山、大船鉾が出て来られないので、少し早めの出発です。
https://www.youtube.com/watch?v=3cBaXgUHNcc
広い御池通りへ出てから、全10基の山鉾が揃うまでは待機時間なので、その間に記念撮影をしました。
旗持ちと、チリン棒担当の人は八幡山の貴重な「町外協力者8人」のうちの3人です。
もう10数年もの間、八幡山の為に多くの時間を費やしてお手伝いしをしてもらっています。
留守番部隊で活躍中の町外協力者も居られます。
9時30分丁度に、さあ巡行出発。
後に大船鉾のお囃子を聴きながら。
大工方4人の指導で、ボランティア担ぎ手20人が、元気に八幡山を動かしてくれます。
今年は、かつて例をみない猛暑の為、山鉾連合会も八幡山も熱中症対策を充分に準備しての出発です。
市役所前の「籤改め場」で、正使と副使二人が揃いました。
先ず副使が、八幡山の粽と白扇を献上します。
それから、正使が文箱に入れた「巡行順序の札」を、古式に則って市長が扮した奉行に検分して貰います。
江戸の頃、巡行の先陣争いが絶えなかったので、六角堂で予め籤を引いて、その順序通りに巡行する事になった名残です。
順序を確認して貰えたら、正使は大きな仕草で八幡山を迎えます。
市長さんも、受け取った籤を手にしながら、迎えてくれます。
この後八幡山は市長さんに自慢の懸装品を全てお見せするために、大きなかけ声とともに一回りします。
四条通の「御旅所」では、これが巡行のメイン「八坂神社へ拝礼」です。
主行司さんの拝礼に合わせて、全員が「二礼二拍手一礼」
これで、巡行を無事に終えたことになります。
町内まであと3.40分の、猛暑の帰り巡行は続きます。
約5時間の巡行を終えて、体調を崩す人は一人も無く、無事に町内へ帰り「お疲れ様」の声と共に、大きな拍手で迎えられました。(萬)
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宵山を三日間努めて、24日はいよいよ巡行当日。
朝から射る様な太陽光線を浴びながら、巡行飾りの始まりです。
決められた順序どおりに、懸装品をお山に取り付けてゆきます。
下地の胴懸けが済んだら、大事な金箔のお社を載せます。
順序を間違うと、うまく取り付けられない物が多いのです。
左右は、龍の胴懸けを。
後懸けは、八幡山唯一の染め物「印度更紗」
胴懸けの上には「水引」の十長生図です。
前掛けは、綴れ織りの「慶寿裂」
後に見送り掛けを建てて。
見送りを懸けます。裾には霊芝の柄の金物が7個付きます。
四隅には、上から「花」「菱」「岩」の柄の「房懸け」が合計12個付きます。
前が仕上がりました。
右が仕上がりました。
後が仕上がりました。
左が仕上がりました。
町内の皆さんは、すぐに内に戻って裃に着替えて、8時30分に巡行出発です。(萬)
画像は、上西氏提供。
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7月20日は、いよいよ八幡山の骨組みが出来上がり、皆で町内を曳き初めです。
観光客の皆さんも飛び入り参加。
7月21日は、町内の人が総出で「山建て」
収蔵庫から全ての懸装品を出してきて、会所飾りとお山飾りをして、駒形提灯も揚げます。
宵山飾りが出来あがった「八幡山」
臨時のテントでは、役除け粽、御守り、手拭い、鳩笛、鳩鈴、うちわが売られます。
神前は「宵山飾り」です。
八坂神社から神官をお迎えして、町内の人が揃って「清祓いの儀」
今年もお祭りが無事に執り行われますようにとの、願いを込めて。
神官に続いて、今年の「主行司さん」も玉串を奉奠します。
清祓いの後は、全員で恒例の記念撮影。八幡山を支える人々です。
八幡山では毎年の宵山に、消防訓練とAED操作指導が行われます。
八幡山所蔵の屏風が一年に一度だけ、町内のお宅をお借りして披露されます。
宵山には沢山の人のお参りが有りますが、門川京都市長さんも必ずお越しになります。
八幡山の駒形提灯に灯りが入りました。
毎年の23日には、行者さん御一行がお祭りの無事を祈念して般若心経をあげに来て貰えます。
行者さんの「般若心経」の動画は、こちらで。
こうして、21.22.23日の宵山を済ませて、24日の巡行となります。(萬)
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猛暑の祇園祭は、昨日の「夏越し祭」をもって、全ての神事、行事を終えました。
八幡山HPへも、早々に更新記事を掲載すべきでは有りますが、お祭りの残務整理などに追われて遅れて居ります。
近いうちにいろいろな記事を御紹介させて頂きますので、御覧下さい。
尚、今年も沢山の方から何口もの御奉賛金をお送り頂き、誠にありがとうございました。
浄財は、八幡山の為に大いに役立たせて頂きます。
御奉賛お礼については、遅ればせながら発送させて頂きました。
今後とも、八幡山への御理解御協力をよろしくお願い致します。(萬)
- 参照数: 534
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後祭に参加の八幡山のお祭りは、20日から始まります。
その前に、注連縄の交換や町内お揃いの幔幕張りをします。
奉書を切って、御弊を造ります。
注連縄は4カ所有るので、御弊は16本必要。
新しく届いた注連縄。
土蔵、収蔵庫、お社、玄関に懸けます。
収蔵庫の注連縄
お社の注連縄交換。
外した方の古い注連縄は、近いうちに焼きます。
八幡山の町内お揃いの「幔幕」を、次々に懸けてゆきます。
28枚の幔幕が、全て懸けられました。
後祭の終わる25日まで町内を賑わせます。
神前の、御神酒徳利に立てる奉書も出来ました。
巡行当日に、八幡山を担いでくれる人達の「草鞋」も届きました。
草鞋とは言え、ナイロン製です。
明日はいよいよ「前祭」
殆どの山鉾が、八幡山の前を通るので、明日も大賑わいになるでしょう。(萬)
- 参照数: 822
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毎年7月早々には、八幡山が宵山中に授与する「厄除け粽」を造ります。
笹粽は既に京都の北山の農家の人が造ってくれて居ますので、それに5枚の化粧紙を取り付けてゆくのです。
もう何十回も続けて頂いて居る人や、全く初めて来られる人など、実に和気藹々とお喋りしながら、賑やかな作業です。
町内の大口の発注者は、各自で造られて居ますので、それらも一緒にお預かりして、全てを数日後に八坂神社に運び込んで御祓いを受けます。
それで初めて「厄除け粽」になります。
これらは、後祭の八幡山の宵山、21.22.23日に町会所で、子供達が童唄を唄いながら授与致します。
子供達の歌声です。 (萬)
https://www.hachimansan.com/index.php?option=com_content&view=category&id=16&Itemid=8
ここに入って頂いて、下の方の「童唄の動画再生」をクリックして下さい。
宵山の八幡山では、このような解説文を流して懸装品の紹介をしています。
是非お出かけ下さい。
こちらは、祇園祭の山鉾33基のひとつ、八幡山です。
当お山は、京都府の石清水八幡宮を町内に勧請しております。
毎年7月24日の後祭には、正面に御覧頂ける、総金箔を施したおを始め自慢の懸装品をたくさんお山の上に飾り付けて、祇園祭山鉾巡行に参加して居ます。
天明年間の作と伝えられる大変貴重なお社と共に、その中の運慶作応神天皇騎馬像を是非拝観なさってください。
お社の廻りの黒塗りの囲いは、と言います。これもお山に飾ります。元文5年280年前の作になります。
この、黒塗りの欄縁に金色鮮やかに取り付けられるのが、下に並べられた鶴の形の金物で天保7年作です。
今、常飾りをしているおもてのお山は、巡行の朝、この部屋に有る懸装品の殆どをお山に載せ替えて、第一装の飾りに仕上げます。
左甚五郎作の、鳩一対も、鳥居の上に取り付けて、お山に載せます。
この鳩は、数百年も経過して傷みが激しいので平成24年に「復元・新調」致しました。巡行には、新しい鳩を取り付けます。並べられた新旧の鳩を御鑑
賞下さい。
左の奥に飾ってあります、大きな2枚の織物は、見送りと言って、お山の後ろを飾る華々しい物です。
龍の柄、童の柄2枚有りますので、1年おきに巡行にけています。いずれも250年前の製作です。
真ん中に有る、黒塗りの柱に金色の金具を施した長い棒3本は、見送り掛けです。
これを、鳥居の形に組み立てて見送りを掛けます。天保八年の作です。
見送りの上には、緋毛氈の上に展示しています、丸い大きな飾り物を2個、裾にはやはりによる、霊芝の模様の金具を7個つけます。
飾り台に掛けられた、4個一組、菱、岩、花の3種類の金物は、お山の四隅を飾る房掛けです。
正面や、左右に飾っております何枚もの織物は、お山の胴飾りで、右端の薄地に龍の図柄と左端の紺地に麒麟の図柄のものを毎年交互に懸けています。
右上の方に有る、横長で金色のものは、と言って胴懸けの上を飾ります。
漢詩の文字が正面に織り込んで有るつづれ織は、と言って前掛けになります。
この前掛けの図案は、元禄時代の八幡山見送りの消えかけた文字を赤外線カメラで判読して再現したものです。
前掛けと水引は、ともに、昭和六十一年に新調しました。
その右は、当お山では唯一の染色で仕上げた印度更紗の後懸けです。
金色鮮やかな御幣は、お山の正面の左右を豪華に飾るもので、これも天保8年の作です。
文箱は、文政7年と元禄17年のものが有り、巡行順序をしたためた鬮を入れて、24日の巡行に臨みます。
木箱に入った、四角い十六個はお山を担ぐ為のき棒の端を飾る轅先金具です。
尚、当八幡山所有で、京都市指定有形文化財の大変貴重な屏風を、後ろの収蔵庫で御覧ください。
350年前の江戸時代初期の作品で、ので、往時の祇園祭をぶ、絶好の資料とされて居ります。
この原本は破損や退色を避けるため博物館にて保管とし、平成23年からは、寸分違わぬ出来映えの「デジタル複製版」を展示しております。
また、八幡山ではこの他にも、由緒有る屏風を多く所有しておりますので、それらを当町内のお宅の玄関をお借りして
4カ所で展示しております。是非御鑑賞ください。
武運長久、厄除けあらたかな、はちまんさんにお参り頂き、粽、鳩笛、鳩鈴などをお求め下さい。
平成30年 祇 園 祭 八 幡 山 保 存 会
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いよいよ、今年もお祭りが近づいて参りました。
各山鉾でも八幡山でも、安全にお祭りが執り行われますように着々と準備を進めて居ります。
尚、例年の様に八幡山では「御奉賛のお申し込み」をお待ちして居ります。
もう既に、何人もの方々から連絡を頂き、ありがとうございます。
HPのトップに掲載して居りますように「お問い合わせ欄」から入って頂いてお申し込み下さい。
お申し込みを頂きましたら、詳しい要項をお返事いたします。
一口3000円で、お礼としてお祭りの後に厄除け粽などのお授け品を送らせて頂きます。(萬)
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後祭10基のうちの一基八幡山は、7月21日から23日までに、町会所のいろいろな処や、道路に飾る「お山」にも、沢山の照明を施します。
年に一度だけしか使わない電線類がどんな状況になっているか判らないので、毎年7月の始めに全山鉾33基の電線検査が行われます。
会場に次々と運び込んで、床に並べられます。
それぞれに、消防署、関電からの点検を受けます。
八幡山の電線は、合格です。
こうして、7月に入ると様々な作業が有り、それらを済ませると共に、お祭りへのモチベーションがどんどん高まって行きます。(萬)
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祇園祭は、7月2日の籤取り式から始まり、各山鉾毎に「吉符入り」をして、いよいよお祭に入ります。
八幡山は7月18日が吉符入りで、それからは、毎日毎日様々な神事や行事が予定されています。
既に一月前から、33基の山鉾の代表が一堂に会して今年のお祭りについての準備とうち合わせをして居ります。
第一回の会議は、代表者だけで無く、消防関係の方々からのお話しも有りました。
第二回の会議は、警察関係の方々も交えてのうち合わせ。
祭関係者、観光客の人数は膨大な数になるので、くれぐれも事故無く執り行えるようにとなりました。(萬)
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7月に入ると、いよいよ祇園祭の始まりです。
7月2日恒例の「鬮取り式」に、八幡山から二人が参加してきました。
白麻の着物に絽の紋付き袴での参加がお決まりです。
先ずは、二人で八幡さんにお参りしてから、京都市役所市会議場に向かいます。
議場では、京都市長や、八坂神社宮司さんを立会人として、33基の山鉾の代表者が鬮を引いてゆきます。
報道陣も大勢来られて、市民傍聴人も二階席を埋めて見学されています。
鬮撮り式の動画は、こちらから。
33基のうち9基は「鬮取らず」として、巡行の順序は毎年決まっているので、実際はに鬮を引くのは24基です。
一説に因ると、巡行の順番争いがエスカレートしたので明治の頃に「鬮引き」をする事になりましたが、かって京の町は道路が狭くて、山鉾の建てられる場所
によっては、どうしても前に巡行したり、後に巡行したりする山鉾が必然的に決まってしまったようです。
それらは、今もそのまま「鬮取らず」として、毎年の巡行の順序は固定されています。
八幡山の理事長が、引いた鬮を市長さんに見せて居ます。
少し間をおいて、市長から正式な「鬮」を受け取って、会場のみなさんに披露します。
八幡山は「六番鬮」ですが、鬮取らずが4基有るので、事実上は10基のうち9番目の巡行と決まりました。
無事に鬮取り式を済ませた山鉾関係者は、揃って八坂神社へ参拝してから直来で御馳走を頂きました。
これが八幡山の「六番鬮」
元禄十七年製の文箱に入れて、巡行までの間大事に保管します。
この鬮は、巡行当日にこのような仕草で市長さんに検分をして貰います。
市長さんに鬮を改めて貰うと、八幡山の白扇で、お山を迎えます。
こうして、巡行が続けられます。(萬)
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八幡山では、宵山の7月21日、22日、23日に、厄除け粽、鳩笛、鳩鈴、手拭い、団扇などを授与させて頂いて居ります。
その粽は、笹を巻いた状態で届きますので、それに5種類の護符を取り付けて化粧します。
その化粧紙の準備を致しました。
粽の数だけの護符をキチンと数えておきます。
町内の大口注文に合わせて、準備が出来ました。
いよいよ、粽が届きました。
ずいぶんと、カサになるので町内の広いお宅に預かって貰います。
大口注文のお宅へは、すぐに配達です。
7月10日は、町内の人達が総出で、全ての粽の化粧を済ませます。
そして、13日にはそれらを全部車に積み込んで八坂神社へゆき、御祓いを受けます。
それで、始めて皆さんにお授け出来る準備が完了します。
今年も、是非八幡さんへお参り頂いて「厄除け粽」をお求め下さい。
お参り出来ない方は、例年のように「奉賛者募集」に応募頂ければ、お祭りの後で送らせて頂きますので、このHPのトップページを御覧下さい。(萬)
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八幡山では、その年の行司さん三人が、毎年新しい白扇を持って巡行の先頭を歩きます。
巡行の「鬮改め」の場では、先ず粽と白扇を献上して、それから、巡行の順序したためた「鬮」を市長さんに読み上げて貰います。
それから市長さんの前で「お山」を一回りさせて見分して貰ってから巡行を続けます。
数年前の八幡山白扇
鬮を改めて貰ったら、白扇を拡げて大きな仕草でお山を迎えます。
今年も、八幡山の長老が白扇に墨蹟を載せてくれました。
朱肉印を押してから、仕立加工に出しました。
これで、お祭りまでの出来上がりは大丈夫です。(萬)
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八幡山の御本尊をお納めしている「お社」は、何年前に建てられたのか判らないのです。
少なくとも、現在の長老さん(90歳に近い)も「産まれた時から有った」と言われて居るので100年は越えているのかも?
ちなみに、お祭りの宵山に懸装品を飾りつけたり、町内の皆さんの集会所でも「町会所」は、築後140年ほどと言われて居ます。
そのお社が、退色したり汚れが目立つようになって「何とかしなくては」との思いが皆さんから出て、いよいよ修復する事になりました。
御本尊様には、暫しお移り頂いて業者さんに取りかかって頂きました。
水や、薬品などを使い分けて、手際良く進んでゆきます。
折れそうだった東側の欄干も修復されて、飾り金具も光っています。
ろうそくの蝋がこぼれたようだった汚れも綺麗に落ちました。
西側の欄干
しっかり乾燥させて。
すっかり綺麗になりました。
御本尊様にも戻って頂いて拝礼しました。
木口の白塗りも終えて、完成です。
これで、来月のお祭りには、大勢の人に新装なったお社にお参り頂けます。(萬)
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八幡山町内では、大事なお山の懸装品をたくさん保有しているので、各家庭に消火器を配布しています。
その消火器が、昨年には期限切れになっていることが判り、この度新しい物を配布しました。
広告を見て、なるべく安い処へ買いに行きました。
手押し車に積んで、各戸へ訪問し、それぞれに交換してゆきます。
この日はお留守の処も有ったので、7.8軒は後日になりますが、これで今年のお祭りは消火器が新しくなって安心です。
八幡さんにも、新しい消火器を3本配置。防火用水も準備しています。(萬)
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数年前から、立命館大学の先生や学生さん達のいろいろなお力をお借りして、八幡山をデータで保存と言う取り組みが始まって居ます。
皆さんは実に多彩な技術やアイデアで、コンピューターを駆使して、我々の全く知らなかったデータを作りだしてくれます。
またそれらを、国内は勿論、海外の学会やフォーラムで披露して頂いて居ます。
動画、画像、文章記述のまとめかたには感心するばかりです。
ただ、殆どの作業は、お祭りの期間(7月21日から24日)にしか出来ないので、記録漏れ、撮影漏れの無いように周到な準備とうち合わせが必要なのです。
先日も皆さんが八幡山に来てくださり、お山の役員と共に、今年の作業の進め方について相談を致しました。
お祭りまでもう四ヶ月を切りました。
もう既に、厄除けちまきや授与品の手拭いや、鳩笛鳩鈴の準備は済ませて、7月2日の「籤取り式」から始まるお祭りに向けて今年の神事係「行司さん」達の動きは活発になっています。
今年も大勢の方にお祭りを楽しみに来て頂き、安全に宵山と巡行が執り行われますように願うばかりです。(萬)
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八幡山の総金箔のお社の周りの「欄縁」は、金物細工による鶴と雲を懸けて装飾します。
その7個の鶴の内の一つが破損していることが、数年前に発覚し、府や市の協力を得て修理致しました。
(8羽の鶴の内の1羽の足が1本欠落していました。八幡山の過去の記録写真を調べたところ、4.50年前から既に無かったらしいのです)
その修理の経緯を、文化財保護課の担当者が詳細な記録を作成して下さり、このほど発表されました。
先ずは、八幡山の概略解説に始まって、八幡山の所蔵品の紹介。
それから、7個(8羽)の鶴の金物が製作された過程の説明。
修理に当たって、というより 「鶴の足の再生作業(復元新調)」なので、鶴の材質鑑定から塗装の調査までして貰った様子が、実に詳しく書かれて居ます。
我々も、作業の途中で何度か説明を聴いたり製作途中の「鶴の足」を拝見したりしては居ましたが、ここまで詳細な過程を進めて頂いて居たとは。
また、成分分析の詳細な記述も有りましたが、割愛させて頂きました。
以下、執筆者の承諾を頂いて掲載させて頂きます。(萬)
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公益財団法人八幡山保存会の理事会が1月19日に開催、2月2日に評議員会が開催され、昨年度(平成29年度)事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。
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2018年の暖かいお正月のあさ10時、八幡山を支える大勢の人達が一同に介して恒例の「新年拝賀式」に集まりました。
少し早めに集まった、今年の行司さんが神前飾りして、みなさんを待ちます。
10時きっかりに、主行司さんに合わせて全員が二礼二拍手一礼。
全員で、お下がりの昆布スルメを頂いてから、御神酒を。
主行司さんから、新年の挨拶、行司さん達の紹介、今年のお祭りについてのお知らせやお願いが。
動画では、このURLでどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=WSR6CVDFmEQ
こうして、八幡山の新年が始まります。(萬)
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今年も八幡山は、何の大禍も無く、無事に大晦日を迎えることが出来ました。
元日の拝賀式の準備を、行司の皆さんで致しました。
玄関には、八幡さんのお使いの鳩を染め抜いた幔幕を懸けます。
お社、収蔵庫、土蔵、玄関の4カ所の注連縄の準備。奉書を切って、御弊を造ります。
この御弊は、前に前に折ります。
元禄時代の土蔵にも、注連縄が懸かりました。
奉書を巻いて、水引を懸けます。
左右逆に巻いて、巻き終わりが内になるように左右を決めます。
これを、御神酒徳利に立てます。
この徳利の御神酒を、元旦拝賀式で町内の皆さんで頂きます。
これで、拝賀式の準備が出来ました。(萬)
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八幡山では、7月のお祭りで、大小様々な大きさや形の違う提灯をいろいろな場所に100個ほど掲げます。
その内でも、一番大切な本殿の両脇に懸ける提灯の傷みが余りにも酷いので、この度新調しました。
左が旧、右が新です。ひだりの物は、おそらく、70年から80年前のもので、よくまあここまで・・と言う感が有ります。
今度のお正月の、拝賀式には新しい提灯を懸けて、皆さんで新年の拝礼を行います。
廃棄予定の提灯。裏側がとても激しい傷みでした。
これは、お祭りの時だけに設置する「八幡山の冠木門」の左右に懸ける提灯。
これも、だいぶん年期が入って居るので一緒に新調しました。
こちらはまだまだ使用に耐えられそうなので、雨模様の日には、旧を、天候の良い日には新をと、使い分けて懸ける事になりそうです。(萬)
- 参照数: 899
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八幡山では、一年間の全ての神事を執り行う係を「行司さん」と呼びます。
その行司さんの長が「主行司さん」(おもぎょうじ)
毎年、12月13日の「事始め」に、行司さんの交替ひきつぎを行います。
今年も12月13日に、平成29度の、右の主行司さんから、平成30年度の、左の主行司さんへ書類一式や、収蔵庫の鍵が引き継がれました。
大事な土蔵の鍵や、巡行マニュアル等と、いろいろな申し送り事項も伝えられて、無事に引き継ぎが終わりました。
新しい行司さん達は、暮れのうちに4カ所の注連縄を新しく懸けて、元旦の「拝賀式」の準備に掛かります。(萬)
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八幡山では、毎年のお祭りで、多くの灯りを点けます。
懸装品を展示する町会所や、粽や御守りを売るためのテントの照明。
それに、道路に飾る「お山」の前後の駒形提灯の灯りや、多くの参拝者が歩かれる参道も照らします。
これらに、様々な長さや形の違った電気コードや電球を使用致します。
毎年のお祭りの前には、消防署員の人に漏電検査をして貰うのですが、もしショートして大切な懸装品や提灯を傷めることが有ってはいけないので念のために点検をしておきます。
土蔵から、全部を出してきて、ひとつひとつ点検をしました。(萬)
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七月のお祭り、八月の放生会の神事を終えた八幡山では、大きな行事が無く、今年の決算や来年の予定組みなどを静かに行っています。
町会所の小さな手直しや修理、書類の整理などもこの時期にします。
10月24日と11月7日には、役員会議を開き、今年の反省と決算報告、来年の予算と行事予定の検討などを確認致しました。
12月13日の「事はじめ」には、今年の行司さんから来年の行事さんへの引き継ぎも行われます。
それで、いよいよ来年のお祭りの準備が始まります。(萬)
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八幡山の御神体は、八幡市の石清水八幡宮を分詞して居ります。
その石清水さんをお山に勧請して、祇園祭の巡行を行っているのです。
そこで、年に一度は石清水さんから神官を招いて「放生会」を営みます。
今年も盛夏真っ盛りの8月10日に、朝から神前飾りをして、町内の人が揃って神官を待ちました。
注 「放生会」とは、仏教の根本思想である「不殺生」、すなわち生命の尊重・慈悲の精神から、魚・鳥獣などの生き物を放流する行事のこと。
人間はこの世の生き物のお陰で自身が生きながらえている、そのことに感謝し生き物の霊を弔うのがこの行事の大きな目的です。
歴史的には677年(天武天皇5年)に詔が下され諸国で行われたのが初見で、寺社としては720年に大分県の宇佐神宮ではじまった宇佐八幡宮放生会が嚆矢とされ、現在はその宇佐神宮をはじめとする全国の
八幡宮社で行われるほか、収穫祭の意味も込めて春や秋に全国の寺院でも開催されています。
開式3分前。
神官の祝詞と玉串奉奠に続き、町内代表も玉串を捧げて、無事に神事終了。
お下がりの、昆布とスルメをつまんで、御神酒を頂きます。
先ずは、今年の主行司さんから。これで、殆どの神事を終えるので、安心してついつい笑顔がこぼれます。
ご苦労様でした。
八幡山の理事長も、御神酒を。
今年のお役を終えた行事さん達は、あとは事務的な作業を残すだけで、無事にお役御免です。
12月13日の「事始め」から、来年の行司さんに引き継がれます。(萬)
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7月24日の後祭巡行、25日の山仕舞い(収納)を終えて、八幡山の町衆は恒例の「慰労会」で集まりました。
10年ほど前までは保存会役員さんだけの会でしたが、お祭りの為に裏方として頑張る奥様方(女性陣)の為、また町内の親睦を深める事も目的として、全世帯家族ぐるみの参加となりました。今年の行司さんから挨拶が有り、晴れ着の人やお揃いの浴衣の人達、いつもの親しいメンバーが一同に介しての宴席の開宴です。今年もご苦労様でした。
ファミリーで参加の方は、お子さんも一緒。
お祭りでの話題はもちろんの事、町内での出来事、家庭内のお話などが出てきて、貴重な時間を過ごされています。美味しい料理もたくさん出ました。
景色の良い会場で、京都の西山が眺められます。
2時間余りの楽しい時間を過ごして、いよいよ来年(平成30年)の行司さん達(お祭りの当番者)の紹介です。
八幡山では、町内の皆さんを2組に分けて、それぞれの組が交互に行司当番を担当します。
その行司さんの長が「主行司さん」(おもぎょうじ)です。
もちろん、行司さん達は頑張りますが、その他の人達も人手の必要な時には全員お手伝いに出ます。
来年の主行司(八幡山の理事長)が、メンバーの紹介をして、皆さんの協力を依頼して「慰労会」のお開きです。
会場のロビーでは、仲間同士、家族毎に晴れやかな撮影会です。
頼もしい優しい、心の行き届いた八幡山の皆さん、来年もみんなでお祭りを盛り上げましょう。(萬)
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24日の昼に、後祭巡行が行われた夜は「還幸祭」です。
八坂神社の神官や稚児と神宝を抱えた何十人もの行列を先頭に、三基の神輿が市内を練り歩いた後、八幡山の傍の三条通を通ります。
そして、八坂神社に還られるのです。
八幡山のみなさん、揃って還幸祭をお見送りです。
中御座、東御座、西御座の三基には、それぞれ数百人の担ぎ手が付いています。
17日の神幸祭と24日の還幸祭の、御神輿渡御のコースです。
還幸祭には、毎年「丹波八坂太鼓」の人達が演奏でお祭りを盛り上げてくれます。
- 参照数: 1202
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7月24日は、いよいよ巡行当日。
曇り空でしたが、雨の心配は無く、朝6時50分に町内・住民と協力者の方々が集まり「八幡山」の巡行飾り付けを行い、午前8時頃に完成。
その後、巡行のお供に行く為、急いで裃姿に着替え、8時20分に集合して、記念写真。
この後、皆さんに見送られて、8時30分に町内を出発しました。
烏丸御池、八幡山出発前のお供の人達。
日頃の服装と違い、裃に一文字傘を手にしていると、別人のように凜々しく見えます。
御池通りで、お山の後を歩く八幡山の人達。強烈な日差しが無いので助かりました。
今年の八幡山が引いた巡行籤は「第三番」ですが、毎年「籤取らず」で先頭の「橋弁慶山」次が「北観音山」が先行するので、実質は五番目の巡行です。
すぐ後に、これも籤取らずの「南観音山」が来るので、お囃子を聴きながらの巡行でした。
御神輿をお迎えする前祭(神幸祭)は23基の山鉾ですが、御神輿をお送りする後祭(還幸祭)は10基が巡行します。
17日の前祭の巡行順序とコース。23基の山鉾の町会所も判ります。
同じく、後祭の巡行順序とコース。コースは同じですが、前祭とは、全く逆に巡行します。
これも、お迎えとお送りの意味合いからでしようか?70歳過ぎの若造には、祇園祭の判らないことばかりです。
巡行中の記念撮影。真ん中で赤い花を付けて居る人が、今年の八幡山の主行司(全ての采配を奮う)さんで、その右が「籤改めの大役」の高校生です。
御池通り、河原町通りを巡行してから、四条の御旅所で八坂神社に拝礼。
それからは還り巡行で、ホッとすると共に、疲れも出て来ます。
丁度正午、無事に八幡山の会所に戻り、町内の皆さんから拍手で迎えられました。
それからは、市中を巡行してお山集めた悪霊が悪さをしないうちに、お山を解体します。
翌25日は、また町内の人が総出で沢山の懸装品を収蔵庫に収めます。(萬)
- 参照数: 1248
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八幡山の会所飾りを21日から始めて、お山にも宵山飾りをして、駒形提灯を揚げました。
天候に恵まれて、多くの参拝者や観光客が来られて、厄除け粽、鳩笛、鳩鈴もたくさん売れます。
7月23日の宵山に門川京都市長が、今年も八幡山の会所を訪れて頂きました。流石に、いつも着物。
お山の前で、八幡山のみんなと一緒にパチリ。
明日の巡行では、市長さんが奉行役で巡行順序の籤を改められます。(萬)
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21日の朝から、町内総出で町会所の飾り付けとお山の常飾りをして、八坂神社から神官をお迎えして「清祓い」の儀。
今年もお祭りが無事に執り行える様にお祓いして貰います。
今年の責任者は「主行司」と呼ばれ、紋付き羽織袴着用で、他の人も正装または、お揃いの浴衣です。
お下がりのスルメと昆布を頂いてから、御神酒も頂戴します。
駒形提灯を懸けたお山の前で、記念撮影。
さあこれから三日間、大勢の参拝客をお迎えして粽や鳩笛をお授けし、24日には巡行です。(萬)
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八幡山所蔵の、海北友雪の「祇園祭絵図」は、もう何十年も京都国立博物館に預けています。
この屏風は、数年前まではお祭りの時だけ受け出しに行って皆さんに披露していましたが、日立さんの協力で大変リアルなデジタル複製が完成してからは、それを展示しています。
八幡山の町会所では、このように宵山の21.22.23日に展示して、350年前の祇園祭巡行と神輿渡御を解説しています。
この度、国立博物館の「とらりんブログ」というコーナーで、八幡山の屏風を詳しく掲載して頂きました。
http://torarin.jp/blog/page/2/ このブログの中の、7月14日の記事です。是非御覧下さい。(萬)
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17日に前祭の二十三基が、八幡山の町内を巡行すると、翌日からは後祭十基の鉾建て、山建てが始まります。
八幡山も、1年ぶりに土蔵から出されたお山の部材が組み始められました。
八幡山の芯になる「松」を建てる為の柱は、天保7年の製作です。もう、190年にもなります。
中には、宝永年間作(330年前)と掛かれた物も有り、先人が苦労して修理しながら維持してこられたことが判ります。
八幡山の四方柱が組み上がりました。
これに、沢山の縄を使って「縄がらみ」を施します。
平成26年、150年ぶりに再建された大船鉾さんでも組み立てが始まりました。
21.22.23日の宵山と、24日の巡行に向けて、いよいよ始動です。(萬)
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今年の祇園祭、後祭巡行は、天候に恵まれて無事に終えられました。
八幡山が京都市内を巡行して、町内に戻り皆さんから拍手を頂いて居る時の画像です。
今年も、遠近様々な方面の沢山の方々から御奉賛を頂いて、誠にありがとうございました。
御奉賛お礼の厄除け粽などを、お送り致しましたのでお受け取り下さい。
浄財は、八幡山の維持の為に大切に使わせていただきます。
今後とも、八幡山への御支援、御注目をよろしくお願い致します。
遅れて居りますが、これから少しずつ今年のお祭りの様子を掲載させていただきますので、是非御覧下さい。(萬)
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これは、昭和年61年に新調された八幡山の前懸けです。
この中に有る「漢詩」が、なかなか解読出来なかったのですがこのほど、とある人が訳してくれました。
この前懸け図案は、こんなに小さな元禄時代の八幡山の見送りの文字を赤外線カメラで撮影して判読したものです。
織りや、刺繍が殆ど無くなっていますが、カメラにはこのような図柄が出て来たのです。
このどちらの裂も、21.22.23日の宵山には、八幡山で展示します。
是非お出かけ下さい。(萬)
この漢詩の翻訳は、以下のとうりです。
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7月6日夕刻、大船鉾の、二階囃子にお邪魔しました、収納がし易い、会所(町家)です。
会合や、お囃子の稽古も余裕で出来る、広くて綺麗な会所。
大改修の、記念植樹
再建後、数年の鉾ではありますが、町内の皆さんの熱意で次々と前進されています。
今年は、購入できた町会所の念願の大改修が竣工で、大張り切りされてます。
その、大船鉾さんの二階囃子へ表敬訪問に行きました。
20数曲ある、大船鉾の演奏曲は20から30曲です。演奏する曲の札をこうして立てて、みんなに知らせて居るのです。
新装なった大船鉾の稽古部屋。
丁寧にお礼を述べて失礼するとき、外からも拝見。京都らしい風情です。
大船さんからの帰途、月鉾でも二階囃子。
放下鉾でも、二階囃子をしていました。
北観音山でも二階囃子
前祭の 巡行は7月17日。みなさん、元気にお勤め下さい。
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7月11日は、120人の子供さん達が「八幡山の厄除け粽造り」の体験に来ました。
やはり、祇園祭に付いて、厄除け粽についてのお話を聞いてから・・。
一人の指導員が、5.6人の子供達を担当して指導します。
指導員にはベテランの人も居ますが、経験の浅い人も居ます。でも、一生懸命に教えると、子供達にもそれが伝わって、出来上がりが綺麗です。
https://www.youtube.com/watch?v=boR0xxXmTe8
八幡山で配りしたり、販売したりする「厄除け粽」は、子供達が造る数ではとても足りません。
後日、町内の人が35人程集まって全部を仕上げます。
町内のお宅をお借りして、数時間、いろいろとお喋りをしながら仕上げます。
これも、町内の人達のコミニユケーション維持に大いに役立っています。(萬)
- 参照数: 1170
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八幡山では毎年、近くの小学校の子供さん達に、厄除け粽作りを体験して貰っています。
8日には、先ず26人の子供達がやってきました。
その為に、子供達の指導員をまず養成します。
先ずは、祇園祭の事、厄除けの事を聞きます。
それから、学生さんや町内の人達が、一人に5.6人の子供達を担当して、粽造りです。
無事に、体験が終りました。この粽は、宵山の21.22.2日に、参拝のみなさんにお分け致します。(萬)
- 参照数: 993
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八幡山町内の人と、子供達が造った「厄除け粽」や、手拭い、団扇などを車に満載して、八坂神社へ行き、お祓いを受けに行きました。
先ずは、10本の粽を広蓋に載せて「八坂神社本殿」へのお供え用とします。
本殿で祝詞を上げて貰ってからは、車の方でうやうやしくお祓いを受けます。
町内戻ると、もう皆さんが待機中。
みんなで協力して、町内の各家庭や会社からの受注に応じて配布します。
町内のみなさんは、これらの厄除けを、お祭りの間に、親戚友人に別けられるのです。
町内の皆さんと、その人達にまつわるみなさんに、厄が来ませんように。
八幡山では、お山の維持の為の「御奉賛」をお願いしております。
このHPの中に、お申し込み記事が有りますので、是非そこへ御投稿ください。
詳細をお返事申し上げます。(萬)
- 参照数: 2903
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八幡山には、車輪もお囃子も有りませんので、長刀鉾を見に行きましたら丁度お稚児さんが「太平の舞」を披露してくれていました。
ちょっと緊張気味のお稚児さん。これから、まだまだ大事な神事を控えて居ますよ。
お稚児さんをサポートする、禿の二人。
長刀鉾の町会所で、見事に「太平の舞」を舞ってくれました。(萬)
- 参照数: 2456
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7月2日に、祇園祭山鉾34基(お休み中の鷹山を含む)の代表が、市役所に集まって、17日の前祭巡行と24日の後祭巡行の順序を決める「籤取り式」が有りました。
市長さんの前で、八幡山の引いた籤を披露しています。
この籤は巡行当日に、漆塗りの文箱に入れて持参して、市長さんに検分して貰います。(萬)
- 参照数: 962
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八幡山では、2月3月からお祭りに向けていろいろな準備作業に取りかかっていますが、6月に入り、いよいよ今年のお祭りを運営する「行司さん達」の初会合が開かれました。
全ての山や鉾の代表者が集まる、山鉾連合会の打ち合わせ会も始まりました。
今年の八幡山は、主行司さん(左に立って説明している人)を中心にして、この方達が頑張ってくれます。
詳細な予定表を確認しながら、それぞれの神事に誰と誰が出るかとか、どの物品は誰がいつ準備しておくかとかの相談がされました。
もちろん、大勢の手が必要な21日の山建て、24日の巡行飾り、25日の山仕舞などは、行司さんの他にも町内全員が参加します。
6月早々には、巡行当日に八幡山の正使、副使が手にする「白扇」の加工も発注致しました。
毎年、町内の長老の書に八幡山の印を押して、製作して貰います。
巡行当日に、お山を担いでくれるボランティアさん達が履く「わらじ」も準備出来ました。
7月2日の市役所での「籤取り式」から、京都の街はお祭りムードが次第に盛り上がります。(萬)
- 参照数: 1098
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享和元年に建てられた八幡山の土蔵からは、大事な懸装品や所蔵品の他に、いろいろな古文書も多々見つかりました。
数年前に見つかった文書は、充分に点検の後、京都市歴史資料館に預けました。
この度、またまた別の処からたくさんの文書が見つかったので、市の関係者に調査に来て貰いました。
100年以上前の八幡山の様子が、様々な角度から判る貴重なものでした。
あらかた全体を一読して、全てを撮影。これからゆっくりと検分して頂けるそうです。
それが済めば、また資料館に預かってもらう予定です。
お金に替えられない、貴重な古文書の数々を大事に検証して保存したいと思います。
お祭りの継承も大切なことながら、こうしてかけがえの無い歴史遺産を時代に引き継ぐのも、我々の努めです。(萬)
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天明年間の作とされている、八幡山の総金箔のお社を、京都市文化財保護課、彫金加工業者、山鉾連合会の方達に、詳しく検分して頂きました。
お祭り以外には見ることの無い大事なお社を、町会所に出して隈無く調査です。
こんなに近くで、ゆっくりと見るのは、町内の我々も初めてです。
目視検分、撮影、スケッチなど入念に行われました。
近くで見ると、実に細やかな細工が施されています。
今年も7月21.22.23日の宵山で会所に飾り、24日にはお山に載せて巡行します。
貴重な文化遺産ですから、町内の町衆の人達と共に、長く後生にに引き継がなくてはなりません。
詳しい調査結果は、後日まとめて頂けるそうですが、製作時期が、天明年間のより何年か遡った時期になりそうとのことなので、楽しみです。(萬)
- 参照数: 1152
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毎年八幡山へ、沢山の御奉賛をありがとうございます。
皆様からの浄財は、お山の為に有効に使わせて頂いて居ります。
少し遅れましたが、今年も一口三千円で御奉賛の申し込みをお受け致しますので、よろしくお願い致します。
八幡山HPの「お問い合わせ欄」へ「お名前、住所、メールアドレス、申し込み口数」を書き込んで頂きましたら、折り返し「確認のメールと、振り込み先」を連絡させて頂きます。
直、勝手ながら申し込みの締め切りは本年7月21日13 時、送金の締めきりは本年7月24日15時とさせて頂きます。
例年通り、御奉賛頂いた方には、7月末頃に、厄除け粽などの「奉賛お礼」を送らせて頂きます。
- 参照数: 1808
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八幡山は、高倉小学校の区域に属していますので、常日頃から学校や、生徒さん達との交流は多く有ります。
特に祇園祭では、高倉小学校の五年生が八幡山の厄除け粽造りのお手伝いに来てくれてもう二十年以上になりますし、宵山には、その粽売りのお手伝いに連日出掛けてきてくれます。
http://blog.mugendos.com/wp-admin/post.php?post=16077&action=edit これは、昨年の粽造りの様子です。
粽売りの童唄と共に「粽どうですかー、鳩笛鳩鈴どうですかーー」と言う、可愛い声が宵山の参拝客の笑みを誘っています。
その高倉小学校が、昨年の12月に「第四十七回博報賞 文部科学大臣」を受賞されて、そのお祝いにこのような記念誌が発行されました。
粽造りの他にも、粽の原材料「チマキササ」の原産地へ行って調べたり、それを学校で栽培出来ないかと検討したりしています。
また、祇園祭には欠かせない「ヒオウギ」を栽培して、山鉾町の宵山に飾らせてくれています。
その他にも、世界文化遺産の「京料理」の体験や、魯山人の陶器を調べたりして実に意欲的な活動をしています。
記念誌と共に、八幡山にもこのように立派な器を頂きました。
今年も、高倉小学校の子供さん達、粽造りと粽売りをよろしくお願いします。(萬)
- 参照数: 1607
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八幡山HPの開設後、今年で丁度10年になります。
当初の数年は、形式が固まるまでに紆余曲折有り、画像や資料厚めに苦労して、度々会議をして居りましたが、5.6年目くらいからはやっと落ち着きました。
その後は、記事の中に変更部分を見つけて更新したり、八幡山の日々の様子をブログに掲載する作業だけになりましたので、長らく集まって居なかったのです。
先日は、いろいろな提案を持ち寄って久しぶりにメンバーが集まって会議の開催です。
短時間の予定が、いろいろな話題が出て2時間ほどになり、再度近いうちに集まる事になりました。
こうして集まると、HPの事だけでは無く、お祭りについてのいろいろな話しが出てくる。これもとても良い事だと思います。
またまた、HPの充実の為に、みんなで努力致しますので、皆様これからもよろしくお願い致します。(萬)
- 参照数: 1196
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元旦の拝賀式から始まって、今年もいよいよ八幡山が動き始めました。
役員さんが集まって、昨年の反省と共に今年のスケジュールの確認です。
これからも、或るときは10数人、或るときは2.3人が集まっていろいろな相談事や対外的な作業を行います。(萬)
- 参照数: 1543
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八幡山では、今年のお正月も1月1日の朝10時に、町内の皆さんが「はちまんさん」に集まって、新年の挨拶を交わしました。
今年の行司さん達が、朝から神前の飾り付けをされました。
10時前になると、次々に皆さんが来られます。
10時キッチリに、全員で拝礼してから、御神酒を頂きます。
https://www.youtube.com/watch?v=u9Q6ly_sXqw&t=0s
今年の行司さんの長から、挨拶とお知らせを聞いてお開きです。
今年も無事にお祭りが挙行出来ますように。(萬)
- 参照数: 1756
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公益財団法人八幡山保存会の理事会が1月18日に開催、2月2日に評議員会が開催され、平成27年度事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。
- 参照数: 97
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公益財団法人八幡山保存会の理事会が1月27日に開催され、昨年度(平成28年度)事業報告と決算報告がなされ、承認されましたので、ここに決算書を掲示(公告)致します。
- 参照数: 1583
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八幡山では、毎年の元日に町内の人達が揃って八幡さんにお詣りして、新年の挨拶を交わします。
その準備で、来年の役員さん方は、お社、土蔵、収蔵庫、玄関など、4カ所の注連縄を張り替えて、お式に必要な道具を揃えます。(萬)
- 参照数: 1274
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八幡山では、毎年の暮れに、町内協同で「大型ゴミ回収」を行っています。
今年は丁度10回目。八幡山の町会所に、今年もたくさんのゴミが持ち込まれました。
みなさん総出で、荷物の多いお宅へ引き取りに行ったりして、楽しい語らいも出来ます。
多くのゴミも、業者さんの手際よい作業で昼頃には全て積み込み完了。
これでまた、清々しい気持ちで来年のお祭りに向かいます。
八幡山理事長と町会長と会計さん。御苦労様でした。(萬)
- 参照数: 1443
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八幡山では、毎年の「事始め、12月13日」に、その歳のお祭を取り仕切る「主行司」の引き継ぎを行います。
今年も、理事長立ち会いで、2016年のお役の人から、2017年のお役の人に土蔵の鍵や大事な書類など一式が引き継がれました。(萬)
- 参照数: 1328
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総金箔の、はちまんさんの御本尊を安置するお社の内部が、長い間掃除できなかったのですが、このほどやっと実現しました。
みんなで拝礼してから中に入り、埃を払ったり拭き掃除。そして、内部の点検。
日頃は、ゆっくり見ることが無いので、ずいぶん凝った造りの立派な物で改めて感心しました。
綺麗に仕上がりました。
最近になって判明したことですが、このお社は、明治13年に新造されたとの記録が出て来ました。
天明、天保の頃からの懸装品とを始めとして、八幡山の先人のかたは、素晴らしい物を遺してくれています。
これらを、我々も次世代に引き継がなくてはなりません。(萬)
- 参照数: 1594
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八幡山では、12人の役員さんがいろいろと裏方の仕事をしています。
今年のお祭りを無事に終えて、8月10日の放生会を終えると、来年の準備です。
今年の反省と、来年の予定を検討して、大事な決算報告と来年の予算を相談します。
そして、12月13日の事始めに、今年の行司さんから来年の行事さんへの引き継ぎが行われます。(萬)
- 参照数: 1407
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四条通を巡行中の八幡山。後は「鯉山」その向こうは、3年前に再建された「大船鉾」
四条の室町を行く、八幡山。町内までは、もう少し。
- 参照数: 1617
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7月2日の籤取り式で受けた巡行順序をしたためた籤を、市長さんの前で改めて貰います。
今年のお役は、高校1年生が・・。
無事に籤を改めて貰えたら、白扇で八幡山を呼び寄せます。
- 参照数: 1326
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八幡山は、巡行の途中で、市長さんを始め、いろいろとお世話になっている方へ、このような「粽の束」をお渡しします。
約10束ほどを準備しています。
- 参照数: 1279
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7月24日巡行当日は、早朝から八幡山は、第一装の懸装品で飾られます。
飾り終えて、いよいよ出発です。
- 参照数: 1138
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八幡山は未だ建てられてない町内を、前祭巡行が通るので、17日からこのようなお揃いの幔幕を各戸の玄関に懸けます。
これは、24日の後祭巡行が通るまで懸けたままです。
この時期は、むくげや紫陽花が長い間綺麗に咲きます。(萬)
- 参照数: 1400
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宵山の三日間、町会所の前では、子供さん達が童歌を唄いながら、厄除けの「粽、鳩笛、鳩鈴、うちわ、手拭い」などを売ります。
毎年、粽は早くに売り切れます。
- 参照数: 1275
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八幡山は、毎年7月21日が「山建て」です。
この日は、収蔵庫から全ての懸装品や所蔵品を出して、町会所に飾りつけて、道路にだしたお山は「宵山飾り」を施します。
このお飾りに、駒形提灯も掲げて、21.22.23日の宵山の参拝者を迎えます。
八幡山の懸装品は、何種類か有り、第一装、第二装のものは町会所に、第三装のものをお山に飾ります。
もちろん巡行の日は、これを外して第一装にして出発します。(萬)
- 参照数: 1911
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今年も、八幡山の吉符入りは7月10日に町会所行われました。
町内のみなさん35人程が、先ずは神前に詣でて拝礼、それから会合です。
10数人の行司さん(その年のお祭りを司る)の代表である主行司さんを中心にして、今年のお祭りの始まりを告げると共に、諸々のお知らせ事項の説明が行われます。
ことしも「例年通り」これがお祭りの合い言葉です。
例年通り、無事にお祭りが終えられますように。(萬)
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平成28年 祇園祭 後祭巡行は、天気に恵まれ、無事終わりました。・・皆様のご支援・ご協力に深く感謝申し上げます。また、八幡山ホームページでの奉賛者申込にも、たくさんのお申し込みを頂き、有り難う御座います。お申込頂いた方々に随時、返信とお振り込み先のご案内メールを差し上げましたが、一部の方には届いていない様に思われます。(返信エラーとなっております。)スマートフォンやタブレット端末などメール受信先を限定されておられる方について、大変申し訳ありませんが締切とさせて頂きます。
平成28年7月26日 八幡山保存会 ホームページ事務局
- 参照数: 1483
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いよいよ、宵山も更け、宵山の常飾りを外しています。
明日は山鉾巡行の飾りつけをして出発です。早朝から準備します。
- 参照数: 5645
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八幡山は曳き初めが終わるまで、町会所の広場で組み立てます。曳き初めが終われば、通り(とおり)に出して埒(らち)を組みます。
- 参照数: 1390
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北観音山も曳き初めの後、埒(らち)が組まれました。
鉾や曳山の提灯は、鉾や曳山の屋根の部分につるされるわけではなく、埒(らち)に組み付けられています。
- 参照数: 1309
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曳き初めが終わり埒(らち)が組まれました。明日から3日間の宵山を経て後祭の山鉾巡行となります。
南観音山の特徴は後ろとなる南側に音頭取りが一人しか立たないことです。
7月20日の曳き初めで南観音山~四条通まで下がる時と八幡山から南観音山まで下がる時、7月24日の山鉾巡行の朝の出発時に錦通まで下がる時しか見ることができません。
山鉾巡行時には見送りで隠れます。
- 参照数: 2267
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7月17日の前祭(さきまつり)の山鉾巡行の後、夕方から執り行われた、神幸祭にて八坂神社三基の神輿が四条御旅所に入られました。
7月24日の後祭(あとまつり)の山鉾巡行の後、夕方から執り行われる、還幸祭にて八坂神宮へとお帰りになられます。
- 参照数: 1567
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後祭(あとまつり)の北観音山の町内で屏風祭りを見つけました。
今日は前祭(さきまつり)の宵々山ですが、後祭(あとまつり)の北観音山が見られます。
手前の座敷に鎮座するのは北観音山のミニチュアです。きれいな屏風もかざれ、ぜひ足を運んでみてください。
あ、後祭(あとまつり)の北観音山なので、来週の後祭(あとまつり)の宵山期間でも見れることでしょう。ぜひ後祭(あとまつり)に足を運んでください。
- 参照数: 4387
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月鉾まで足を運んでみました。
ちょうど囃子の休憩時間で残念ながら、祇園囃子が聞けなかったので残念です。
それにしても人が多い。
左下の青いTシャツの人達は祇園祭ごみゼロ大作戦2016 ボランティアスタッフ。街の美化に大活躍。
祇園祭に訪れる際は街の美化にご協力おねがいいたします。
- 参照数: 4067
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多くの人が前祭(さきまつり)の宵々山の夜を楽しんでいます。
四条通には長刀鉾、函谷鉾、月鉾、郭巨山、四条傘鉾が並びます。
- 参照数: 4296
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御所車に蟷螂(とうろう:カマキリ)が乗った特徴的なお山です。
このカマキリはからくり人形となっていて、山鉾巡行の際には愛らしい動きが見られます。
- 参照数: 4417
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八幡山では、お社と玄関と、土蔵二棟の4カ所の注連縄を、お正月とお祭りに新しくします。
明日16日の注連縄交換に備えて、注連縄用の御弊を作成致しました。
八幡山では、18日の吉符入りからいよいよお祭りの始まりです。
- 参照数: 1484
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前祭の宵山で、四条烏丸界隈は「ホコテン」になったことも有り、驚く程の人が来られていました。
後祭の我々「八幡山」でも、少しずつ準備が進んでいます。
今日は、巡行でお山を担いでくれる人達の為の「わらじ」が23足届きました。
こうしてだんだん、お祭りへのテンションが上がって行きます。
- 参照数: 1614
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「埒が明かない(らちがあかない)」の「埒(らち)」とは馬場の”囲い”、"柵"を指すそうです。
宵山の山鉾には埒(らち)つまり柵が組まれます。
放下鉾の埒(らち)は特徴があって、鉾幅ぎりぎりに作られており、鉾車の軸が埒(らち)に掛かっています。
触りたくなりますが、油が塗られてるのでご用心。
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献灯の提灯があがっています。放下鉾町内で提灯の傘に放下鉾の印がはいっているのを見かけました。カッコいいですね。
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14日前祭(さきまつり)宵々々山の夜。人通りは少なくなり、行き交う車の中、ビルの谷間に佇んでいます。
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毎年八幡山へ、沢山の御奉賛をありがとうございます。
皆様からの浄財は、お山の為に有効に使わせて頂いて居ります。
少し遅れましたが、今年も一口三千円で御奉賛の申し込みをお受け致しますので、よろしくお願い致します。
八幡山HPの「お問い合わせ欄」へ「お名前、住所、メールアドレス、申し込み口数」を書き込んで頂きましたら、折り返し「確認のメールと、振り込み先」を連絡させて頂きます。
直、勝手ながら申し込みの締め切りは2016年7月21日13時、送金の締めきりは2016年7月24日15時とさせて頂きます。
例年通り、御奉賛頂いた方には、2016年7月末までに、厄除け粽などの「奉賛お礼」を送らせて頂きます。
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月鉾の二階囃子。
オフィス街の狭間に残る京町屋。
四条通はその昔の拡張で北側が取り壊されましたが、月鉾は南側に町会所があったため、昔の姿を残しています。
Copyright (C) 2016 京都・祇園祭 八幡山保存会. All rights reserved.
- 参照数: 2550
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函谷鉾の二階囃子。
ちょうどバス停の前にあり、バス待ちのお客さんが聴衆となります。
一番、聴衆が多いかもしれませんね。
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長刀鉾の二階囃子が始まってます。
四条通に面しており、バスの往来もある立地です。
古都の夏を告げる、祇園囃子が響いいています。
Copyright (C) 2016 京都・祇園祭 八幡山保存会. All rights reserved.
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毎年、7月2日は「祇園祭山鉾巡行」の「巡行順序」を決める「籤取り式」が行われます。
全山鉾33基の代表が、市役所の会議室に集まって、9時から予備籤を引き、10時からは市会議場に入って「本籤」を引きます。
前祭23基のうち、5基は籤取らずで順番が固定しているので、18基が引いた籤を市長に見聞して貰います。
後祭は、10基のうち4基が籤取らず。6基が籤を引きます。
八幡山は「5番籤」を引いたので、巡行順序は後から3番目。
今年は、ちょっと帰りが遅れそうです。
市長の他に、八坂神社宮司さんや、清々講社の偉い人がじっと見ています。
無事に「籤取り式」終えて、全員が八坂神社に「社参」それから「直会」で、美味しい昼食を頂きます。
70人ほどの人が、夏の紋付き羽織袴の着用で、八坂神社を賑わしました。
祇園さんからの帰途、数日前にオープンしたばかりの「祇園祭展示場」の見学に。
山鉾33基の外観や装飾品が、全てよーく判るようになっているのには驚きです。
これなら、お祭りの7月以外に来られた人にも、祇園祭を知って貰えます。
町内に帰れば、元禄十七年から八幡山が受け継いできた「文箱」に「籤」を入れて、二十四日の巡行で、市長に「籤改め」をして貰うまで、大切に保管します。
京都の街では、二階囃子も始まって、いよいよお祭りモードに入ります。
- 参照数: 3305
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今年も二階囃子が始まりました。祇園囃子が聞こえてくるとお祭りが始まったなぁと実感します。
今年はどんな祇園祭となるのでしょうか?
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毎年、梅雨の頃になると「いよいよお祭りが近いなあ」と、身体で感じています。
これは、祇園祭に携わる人達みんなに共通しているでしょう。
また、だんじり祭や、博多祇園、天神祭、神田祭など、全国のお祭り関係者も同じように、その次期が来るとソワソワしてされているのでしょうね。
八幡山のみんなも、ソワソワしはじめました。
蒸し暑い中、結構大変な作業をこなさなければならないのに、何でみんなソワソワワクワクするのでしょうね。
5月27日に「祇園祭後祭会議」
6月3日と22日は「祇園祭全体会議」
6月13日は「八幡山の行司会議」 行司とは、その歳のお祭りの一切を執り行う担当者のことです。
6月25日には、厄除け粽が届きますから、それに護符などの化粧も施さなくては。
7月2日は京都市役所で、お祭り当日の巡行順序を決める「籤取り式」が行われます。
このはちまんさんのかわら版では、今年もいろいろとお祭りを紹介させて頂きますので、御期待下さい。(萬)
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祇園祭山鉾33基のひとつ、八幡山を擁する「三条町」の2016年は、1月1日の「拝賀式」の挨拶から始まって、もう3月も半ば。1月末には八幡山の役員が集まって、昨年の決算と反省が有り、その後今年の予算と行事の打ち合わせが有りました。今月にはまた、評議員会が有り、いろいろな事項の確認が行われます。
町内では30軒ほどの住人が二組に分かれて、毎年交代で神事を司る「行司当番」を担当していますが「行司さん」に当たった人達は、いろいろな準備作業を始めています。町内に建つ、マンションや商業ビルの人達からの参加も少しずつ増えて居り、お祭りの維持には嬉しい兆しです。
お祭りの間、年に3日間だけお授けする品々のうち、特に製作に日数を擁する「鳩笛、鳩鈴」だけは、いつもこの時期に発注しなくては間に合いません。その他、メインの「厄除け粽」をはじめ「手拭い」「うちわ」「御守り」「おみくじ」「ろうそく」等も、これから順次発注しなくては。また、町内の人が総出で粽に取り付ける「化粧紙五種類」や「鳩笛の由来書」「手拭いに入れる厄除け札」などの印刷物は、もう少し先で発注。
着々と例年通りの準備を進めて行って、7月2日の「籤取り式」、7月18日の「吉符入り」「山建て」、7月21日の「町会所飾り」7月24日の「山鉾後祭巡行」に備えます。(萬)
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我々三条町が維持している「祇園祭八幡山」には、幾多の戦禍や大火を耐えて今も現存する、貴重な土蔵が有ります。
その土蔵には、貴重な八幡山の懸装品が沢山収納されていますが、その土蔵から数年前にこんな「棟札」が出て来ました。
享和元年と有りますから、215年前に建てられたと考えられます。土蔵もこの棟札も、よくまあ今まで残って居てくれた事です。町内安全を祈願して、般若心経を600巻奉傳したとか、東西南北の守護神「持國天王、増長天王、廣目天王、多聞天王」をお祀りしたことが書かれています。
大事な棟札をどうするかと考えた結果、このようなパネルに仕上げて、お祭りの宵山に多くの懸装品と共に展示する事になりました。
年に三日間だけ宵山の7月21、22、23日に、幾多の懸装品と共に、町会所で見られます。(萬)
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明けましておめでとうございます。今年も八幡山では、元旦の午前10時より町内・八幡宮(お社)前にて「新年・拝賀式」を執り行いました。
午前10時には、町内方々およそ25人ほどが集まり、今年の行司当番(神事役)の方々と取り纏め者(主行司:おもぎょうじ)さんが紋付袴姿で正装し、皆さん揃って神前に2礼2拍手1礼にて参拝、今年一年の八幡山(町内)の無病息災と町内の繁栄を祈願いたしました。その後、主行司さんから新年の挨拶や保存会理事長から今年のお祭りの要項など語られ、神前のお下がりの「昆布とするめ、御神酒」を頂き、祝いました。
今年も、例年通り町内の方々はじめ、協力者の方々のご理解・ご支援を頂き、祇園祭・八幡山の後祭巡行及び維持・継承を行って参りましょう。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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八幡山保存会では、一年の行事(神事)を取り纏める方々を行司(ぎょうじ)と言います。行司さん達の中心的役割をする方を主行司(おもぎょうじ)さんと言います。
今月13日には、今年(平成27年)の主行司さんから来年(平成28年)の主行司さんに引き継ぎの打合せが行われました。
右側の方が今年の主行司さんで左側の方が来年度の方です。(八幡山保存会では、1/1新年拝賀式から始まり、12/31に終わります。)
来年の主行司さん、何かと大変ですが、町内の方々が楽しく、仲良く、伝統の祭りを次の世代に引き継ぐ為に一生懸命ご奉仕下さい。
12/30には、来年度の行司さん達の最初の仕事として、新年・拝賀式の準備として、お社、収蔵庫、土蔵のしめ縄交換、神前飾りなどが有ります。
来年度より、八幡山では、行司さん達の組織(行司組)編成を変更し、2組制に致します。一つの組には、15名~16名の町内の方々で構成されています。
時代と共に運営ルールや組織編成を変更致しますが、祭りの形式や内容は出来るだけ変えない、本質を忘れない、感謝と奉仕と協力(協調)の精神のある祇園祭・八幡山にしていきましょう。
来年も、町内の方々や協力者の方々のご協力とご支援を何卒宜しくお願いします。
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8/26 京都市産業技術研究所(JR丹波口近く)にて、八幡山の鶴金具の成分分析を行いました。
お山の正面を飾る、鶴金具(二羽連のもの)の足が欠損しており、その復元修理の為に成分分析を実施して頂きました。
専門委員の先生(金工など錺金具の第一人者)と京都市文化財保護課の担当技師さん、錺金具製作所の担当者さん、祇園祭山鉾連合会事務局の方も交えて、京都市産業技術研究所・研究部長さんのX線による分析器の結果をじっと見つめておりました。
専門委員の先生のお話によると、八幡山の鶴金具は、大変立派(彫金・彩色など全てにおいて)で、大変、値打ちのある文化財との御説明を頂きました。
文化財の修復は、破壊分析(一部分を削って分析する事は決して)行ってはならない事と現状を出来るだけ精査して、同じ材質及び形状・色彩をしなければならいと痛感しました。
関連者の方々のこうした熱意で、貴重な文化財が次の世代に正しく受け継がれて行くように保存会役員及び町内の方々のご協力をよろしくお願いします。
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八幡山の正面の上部に漆塗りの欄縁の黒に、ひときわ映えて取り付けられるのが、鶴の形の金物です。
昨年秋の展示後の点検で、この鶴金具(正面・二羽)の足が一本欠損していることが判明しました。
今年の7/24後祭巡行には、修理(復元)が間に合わず、欠損したままで巡行致しました。皆さんお解りになりましたか?・・お山の欄縁に取付けていると解りませんが、近くで見ると・・鶴の足が一本足りません。(二羽ですから、足は四本ですね。)
金具を裏返して見ると・・欠損している事が解りますね。
この鶴金具は天保七年作と刻印されており、金具飾りとして立派で、繊細な彫金が施されています。
いつ頃に足が無くなったのかと、いろいろ保存会役員に聞いたり、資料(写真など)調査をして見ると、今から約30数年前から欠損している事が解りました。永く片足のない鶴でした。後祭巡行が終わり、鶴金具の足の成分分析をして、足を復元修理をする事になりました。来年には、足の揃った正面の鶴金具をご覧頂けます。
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今年の前祭は雨に祟られましたが、八幡山の参加する後祭は、宵山に少し降ったものの巡行当日は快晴の猛暑でした。
昨年からは50年ぶりに、17日と24日との前祭、後祭に分けての山鉾巡行になりましたが、宵山のお参り客や、巡行の観光客が減った様子も無くとても賑やかに執り行われました。
八幡山は、25日に一日をかけて懸装品の収納を行い、無事に殆どの行事を終えました。なお、このHPを通じて今年も大勢の方から「御奉賛」を頂いて、ありがとうございました。その方々には昨日「八幡山の粽や手拭いなど」を、発送させて頂きました。忙しさに追われて、お祭りの様子の掲載が遅れて居りますが、少しずつご紹介させて頂きますのでお待ち下さい。今後もこのHPと共に、八幡山に親しんで頂けるようにお願い致します。(萬)
遅ればせながら、7/21清祓い神事後の町内一同及び協力者の方々との集合写真を掲載します。
そして、7/24巡行日出発時の集合写真を掲載します。
来年も、八幡山協力者の方々初め、町内の皆さん、「祇園祭・後祭・八幡山」をよろしくお願いします。
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7月20日午後3時30分頃、北観音山、南観音山の曳き初めが行われ、八幡山の町内に北観音山を迎えました。
その後、八幡山を町会所敷地内から道路(新町通り)に出して、町内有志や見物に来られた方々で和気あいあいと「舁き初め」を行いました。
その後、今年の行司当番の方と保存会役員で、八幡山の幔幕(まんまく)を各会社やお宅の玄関に張りに廻りました。高張り提灯(たかはりちょうちん)と幔幕で一段と風情が出来て、お祭りのしつらえが出来上がって来ました。今年は、三条通りと六角通りに面して横断する幔幕を張りました。
7月21日には、朝8時30分より、町内東側住人や協力者、保存会役員などで町会所飾り付けを行いました。
7月23日宵山では、午後2時頃、行者(山伏)ご一行が来町され、八幡山のお社前で、般若心経を上げて頂き、お祭り・巡行の無事を祈願致しました。
宵山の夕刻には、お山の駒形提灯に明かりが灯り、一段と風情があります。
八幡山の町内にも新しいマンションが昨年秋に完成し、マンションの入居者の方々への祭の予定表などを投函、掲示を行い、祭のお手伝いを頂ける方を募集しています。是非、来年もお祭りに参加、御協力を頂きたく、心からお待ちしています。
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今年の八幡山は、立命館大学・矢野圭司教授・田中覚教授・大学院博士課程佐藤弘隆さん達の全面協力を得て、山組みの過程(7/18より)をレーザ計測で記録しています。今後、災害や何らかの事情で八幡山が万が一な状況が生じた場合、今回の計測データを基に復元が可能と考え、次世代の為の準備・施策として実施致しました。山建て(木組み)の作事方(大工方の頭領)も快く、計測作業の協力をして頂きました。
江戸時代から伝わる部材が組み合わさって、次第に山の形が出来上がっていく過程を写真撮影もされました。現場は暑く、蚊にも食われますが、皆さん頑張っています。レーザ計測は,オーストリアの RIEGLE 社の装置に日本製の高解像度デジタルカメラの組み合わせで、現在この組み合わせが世界最高の性能を発揮できるとの教授のお話でした。
今後、数年掛けて、懸装品なども併せて計測と高解像度のカメラで撮影を実施予定です。立命館大学関係者の皆様及び作事方の皆様と八幡山保存会役員のご協力に深く感謝します。
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今年の見所をご紹介します。
1.今年、八幡山の飾房(かざりふさ)を21本新調致しました。
(1)お山の正面の金弊(御幣)に付ける飾房 2本 朱色
(2)お山の四隅の上段部分の花金具に付ける飾房 4本 水色
(3)お山の四隅の中段部分の松菱金具に付ける飾房 4本 水色
(4)お山の四隅の下段部分の岩金具に付ける飾房 4本 水色
(5)お山の見送りの裾金具に付ける飾房 7本 水色
これらの新調・飾房は、7/21午後より、八幡山町会所にて展示致します。
もちろんこの綺麗な(新調)飾房を付けた、八幡山の晴れ姿を是非、7/24後祭(あとまつり)巡行でご覧になって下さい。
八幡山町会所では、展示の懸装品について、詳しくナレーション(解説・説明)を流しておりますので、お聞き下さい。
2.屏風祭り
(1)祇園会後祭山鉾巡行図(六曲半双)八幡山所有で、特筆すべき京都市指定有形文化財の大変貴重な屏風を
保存しています。350年前の徳川初期の作品で、海北友雪(かいほうゆうせつ)(友松の子)の筆です。
2011年には、(株)日立製作所殿のご協力により、デジタル複製屏風が完成、今年もデジタル複製を
町会所にて展示しております。
(2)光琳百花図屏風(六曲一双)(八幡山所蔵)
天明二年(一七八二)九月に、円山応挙がある人のもとめに応じて尾形光琳の屏風絵を写したものであるという。
町内・新町六角上る西側 奥井家の玄関を借りて展示(7/21午後より展示)
(3)岡本豊彦筆 高士吟弾琴図
呉春の弟である松村景文(1779~1843)とともに四条派の基礎を築き、後にその門からは塩川文麟らが出て、
幸野楳嶺、竹内栖鳳と続いて、明治以降の京都画壇を形作ることとなった。
町内・新町六角上る東側 松居家の玄関を借りて展示(7/21午後より展示)
(4)太宰府宮小路康文謹書屏風
「福禄」二曲右隻 「寿」二曲左隻の二つを町内・新町六角上る西側 (有)千梅の玄関を借りて展示
(7/21午後より展示)
(5)太宰府宮小路康文謹書屏風
「菅神博覧古言云主聖臣賢天下盛君明臣直国之」 六曲右隻と「福也父慈子孝夫信妻貞家之福也」 六曲左隻の二つを
町内・新町三条下る西側 篠田商事(株)の玄関を借りて展示(7/21午後より展示)
以上5箇所で八幡山所蔵の屏風を展示していおりますが、町内中程(西側)紫織庵(京都市指定有形文化財の町家・入場料要)と東側 大日(おおくさ)家(個人宅)玄関にも屏風(個人所蔵)を展示されます。
これらの展示も含めると、7箇所となり山鉾町(33ケ町)の中で一番と自負しております。
もちろん、祇園祭・後祭(7/21~7/24)の期間中、町内の各軒には、「高張提灯」を立てて、「幔幕」を張って、祇園会を祝うしつらえで皆様をお迎えしておりますので、是非、八幡山にお越し下さい。
- 参照数: 3782
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7月2日午前10時、平成二十七年度の祇園祭山鉾巡行の鬮(くじ)取り式が京都市役所・市議会議場で執り行われました。鬮(くじ)取り式は、京都市長が奉行役となり、八坂神社宮司、祇園祭協賛会長、清々講社幹事長、(公財)祇園祭山鉾連合会理事長、各山鉾代表者など関係者が集まり行なわれています。
今年、八幡山の主行司(おもぎょうじ:取り纏め役)さんがくじを引かれ、後祭(7/24)山二番(先頭の橋弁慶山から数えて四番目)でした。
祇園祭・前祭(7/17)と後祭(2/24)の巡行順について、7/2京都新聞夕刊記事を掲載します。
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八幡山の懸装品箱は、大小約60箱ほどありますが、箱の中身を記載した表記(ラベル)が、ある物、無くて、白墨にて記載の物が有ります。今回、八幡山の懸装品箱の表記を作成しました。今年のお祭りで、全ての箱にこれを貼り付けて、中身がはっきり判るように致しますので、町内の方々や協力者の方々の御協力を何卒よろしくお願いします。(萬)
- 参照数: 3250
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本日(6/16)午後2時より、(公財)祇園祭山鉾連合会にて、第二回祇園祭・巡行打合せが開催され、山鉾三十三ケ町の代表者と責任者が集まりました。
今年のお祭り及び山鉾巡行に際しての、行事日程の確認や連絡事項・注意事項などが伝えられました。
そして、今年のパンフレットが配布されましたので、掲載いたします。
今年も、絢爛・豪華に、粛々と安心・安全な、お祭り(宵山)・山鉾巡行をお楽しみ頂きたいと思っています。
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八幡山では、ホームページ開設当初から、広く皆さんに「御奉賛」を御願いしておりますが、おかげさまで、毎年多くの方から御奉賛を頂いて喜んで居ります。
みなさん是非今年も、八幡山への御奉賛をお願い致します。
一口3000円で、何口でも結構でございます。
奉賛者募集
八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募りたいと考えております。当ホームページにて奉賛者を募集させていただきます。
奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。奉賛のお礼として、八幡山のお授けを7月末頃に送付させていただきます。
奉賛金は宵山の三日間に、童歌を唄ってチマキやお守りを売ってくれる子供さん達へのお礼の一部に充てさせて頂きます。
お申し込みはこちらの奉賛者募集よりお申込みください。
※かってながら2015年の奉賛申込は2015年7月21日13:00に終了させていただきます。お振り込みにつきましては2015年7月24日15:00までの御受付となります。
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6/2(火)紐房店より、八幡山の飾房(かざりふさ)が新調され、納品頂きました。長年の展示や巡行使用で、色が退色し、端の方が擦切れている房もありましたが、今回、21本が新調出来ました。綺麗に出来ております。
今年の八幡山の巡行(7/24後祭巡行)には、この新しい飾房を付けて晴れやかに巡行を致します。
次の飾房は、お山の正面の金弊(御幣)に付ける飾房です。
次の飾房は、お山の四隅の上段部分の花金具に付ける飾房です。
次の飾房は、お山の四隅の中段部分と下段部分に付ける房です。
次の飾房は、お山の後ろの見送りの裾金具(霊芝模様)に付ける飾房で、7本を取付けます。
これらの新調・飾房は、7/21午後より、八幡山町会所にて展示致します。もちろんこの綺麗な(新調)飾房を付けた、八幡山の晴れ姿を是非、7/24後祭(あとまつり)巡行でご覧になって下さい。
昨年の八幡山の飾房を付けた写真をご覧下さい。
次に見送りの裾金具(霊芝模様)に付ける飾房です。(7本を取付けます。)
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八幡山収蔵庫に収納しております懸装品の箱(木箱)に関して、一部損傷など傷みが目立って来ており、例年の祇園祭・町会所飾り及び山仕舞い時に、修理・補修の時間的余裕も余りなく、気忙しく収蔵庫より搬出・搬入をしておりました。
今般、連休の間でしたが、昨日(4/29)に時間を作り、懸装品の箱(木箱)の修理・補修と収納品内容(何が収納されているか)の調査・確認(記録)も含め、作業を行いました。
すっきりと整理が出来ました。ご協力を頂いた保存会役員と協力者の方々に感謝致します。
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2/24(火)八幡市立松花堂美術館から、八幡山の「鳩」(伝左甚五郎作)と復元新調の「鳩」、「鳩前掛け」の3点が、展示期間が終わり帰って来ました。美術品運搬業者さんが、丁寧な梱包をほどいて、鳩と前掛けの確認をさせてくれました。無事、貸し出したときと同じ状態で有ることを確認致しました。
お役目ご苦労さまでした。祇園祭以外に八幡山の懸装品(一部)がいろいろな方に見て頂けました。無事、八幡山の蔵(収蔵庫)に収納しました。
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今日(1/16)より、京都府八幡市立松花堂美術館にて、八幡山の「鳩の前掛」と「鳩」(伝 左甚五郎作)及び復元新調の「鳩」を展示しております。八幡市立松花堂美術館では、新春展と言うことで、「鳩をめぐる美術品」(はとづくし)を2月22日まで開催されています。八幡山だけでなく、石清水八幡宮、鳩居堂、三宅八幡宮などから所蔵の約40点の品が展示されます。松花堂美術館には、隣接の立派な庭園も有りますので、是非ご覧下さい。
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八幡山では、新年・元旦午前10時より町内・八幡宮(お社)前にて「拝賀式」を執り行います。
今年の行司当番の方々が、年末に集まり、お社と土蔵、収蔵庫、入り口、四カ所の注連縄を新しく掛替えておくなどの準備を行い、元旦の朝から神前飾りを整えます。
そして、午前10時には、町内方々およそ24人ほどが集まり、今年の行司当番の代表者(主行司)さんが紋付袴姿で正装し、皆さん揃って神前に2礼2拍手1礼にて参拝、今年一年の八幡山(町内)の無病息災と町内の繁栄を祈願いたしました。
その後、主行司さんから新年の挨拶や保存会理事長から今年のお祭りの段取りなど語られ、神前のお下がりの「昆布とするめ、御神酒」を頂き、祝いました。
今年も、例年通り町内の方々はじめ、協力者の方々のご理解・ご支援を頂き、祇園祭・八幡山の後祭巡行及び維持・継承を行って参りましょう。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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八幡山の町内では、毎年12月に共同で「大型ゴミの回収」をしています。(京都市のゴミ回収で収集が難しい物など)今年も12月14日に、町内の各家庭から沢山の「ゴミ」(お宝?)が町会所の敷地に集められました。毎年、こんなによく出るものだと関心します。
町内会の役員さんと有志のお世話で大変助かります。これで、綺麗さっぱりと新しい年を迎える準備がはかどります。
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お山の欄縁に取付ける鶴金具(東側・弐)一個の足部分が損傷している事が、10/22から開催した祇園祭 錺職人の技展 「霰天神山と八幡山の美術工芸品」(京都芸術センター)で、見つかりました。
その為、12/3京都府及び京都市文化財保護課の方や山鉾連合会・事務局と役員さんそして、修理業者さんなど関係者が八幡山町会所に集まり、修理方法などを検討しました。
また、「飾房」についても、損傷等が目立って来たので、再度、確認・調査を頂き、新調するかどうか検討する事になりました。
「飾房」は、お山正面の御幣(金弊)に付ける「赤い房」(2本)とお山の四隅を飾る金具(上部から、花金具、松菱金具、岩金具)に付ける「房」(12本)と見送りの裾に付ける「霊芝金具」の「房」(7本)(合計21本)が長年の使用で、退色や擦り傷(摩耗跡)が目立って来ました。
来年の祇園祭・後祭(7/24)では、新しい「飾房」で巡行出来る事を期待します。
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今年も、残すところ1ケ月半程となりました。
先日、八幡山保存会の役員会議を開催し、来年度(平成27年)の祇園祭に関して、組編成の変更やちまき作りの体制変更、ルール変更などの変更点、予算計画を協議しました。
来年より、八幡山は、少しづつ変わって行きますが、祇園祭そのものの本質や形式は、変えません。
永く次の世代に継承して行くために、また町内の方々が協力し易く、楽しく、祭を支えて頂く環境と仕掛け(ルール)作りに努めて行きます。
今後とも、これまで同様に皆様のご支援とご協力をお願いします。
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今日は、明日(10/22)から始まる祇園祭 錺職人の技展 「霰天神山と八幡山の美術工芸品」京都芸術センター大広間(元明倫小学校・中京区室町錦小路上る)の準備の為、朝9時、八幡山保存会・役員により、収蔵庫から、展示品を搬出しトラックに乗せて、京都芸術センターへ搬入しました。・・芸術センター2階の大広間の会場では、先程の役員により箱から出して組立て、据付け、展示を行いました。準備万端整いました。是非、ご覧下さい。
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祇園祭 錺職人の技展
「霰天神山と八幡山の美術工芸品」を平成26年10月22日(水)より26日(日)10時~20時
京都芸術センター大広間(元明倫小学校・中京区室町錦小路上る)にて開催します。
祇園祭期間中しか見られない、工芸品が身近にご覧頂けます。是非、お越し下さい。
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9/30、京都新聞・朝刊に掲載された、「鴨川ギャラリー」(下記記事を参照下さい。)ですが、展示の「祇園祭礼図」は、八幡山保存会が京都府建設交通部河川課からの依頼で提供しました。
「八幡山保存会」の名前が掲載されているか心配になりましたので、夕刻、鴨川・四条大橋下(西側の河川敷で橋の下です。)に確認し
て来ました。ちゃんと掲載されていました。時間の有る時に一度、ご覧下さい。
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50年ぶりで、前祭りと後祭(あとまつり)に分離 巡行される事になった今年の祇園祭は、150年ぶりに復興 巡行の「大船鉾」の話題も有り、とても賑やかに執り行われました。
後祭(あとまつり)10基中の我が八幡山でも、長い間17日の 巡行に慣れていたのが、24日の 巡行となり、いろいろと模索しながら行事を進めました。
しかし、要は、全ての行事が一週間遅れになるだけで、我々が為すことは同じです。
町衆のみなさんが、いつもの要領で順調にすすめたおかげで、無事にお祭りを終えられました。
また、17日には町内を通る前祭(さきまつり)巡行の山鉾を、落ち着いてお迎えすることが出来たのは、ありがたい事です。
これまでは、自分たちも 巡行に出て居るので、そんなことは出来ませんでした。
前祭(さきまつり)の23基が神幸祭の御神輿を迎え、後祭(あとまつり)の10基が還幸祭の御神輿をお送りする、賑やかなお祭りに携われるのは大変嬉しいことです。
7月21日清祓い後の集合写真
7月24日後祭巡行出発時の集合写真
まずは、副使2人が、ちまきと白扇を献納します。
そして、正使が作法に従い、奉行役の市長に籤を差し出します。籤改めが見事に決まりました。
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平成26年7月16日 八幡山・冠木門(左右の門柱を横木によって構成した門)とお社の銘板をお披露目します。
冠木門に取付ける銘板とお社の銘板の制作は、本年4月より八幡山保存会 若手理事による手作りで、ご奉仕で彫って頂きました。完成写真は下記の通りです。冠木門は、7/16から祇園祭期間中のみ掲げます。(普段は取り外します。)
お社の銘板は、常時掲げておきます。
是非、祇園祭・後祭(あとまつり)期間中(7/21~7/24)にお参り下さい。
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7/5(土)午前10時、御所南小学校 歴史クラブの生徒さん約30名が、町内・紫織庵にて、ちまき作りをしてくれました。一人3~4本を町内の方から教わりながら、丁寧に作ってくれました。ちまき作りは、ちまきに熨斗紙と護符(赤札(蘇民将来子孫也)と白札(福寿海無量))と八幡山シールを付けて、出来上りです。簡単な様ですが、きっちり体裁よく作るのは、なかなか難しい事です。この様にして、いろいろな人達の助けを頂きながら、後祭・八幡山の祭りの準備が着々と進んで行きます。
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7月2日午前10時、平成二十六年度の祇園祭山鉾巡行のくじ取り式が京都市役所・市議会議場で執り行われました。鬮取り式は、7月2日に京都市長が奉行役となり、八坂神社宮司、祇園祭協賛会長、清々講社幹事長、(公財)祇園祭山鉾連合会理事長、各山鉾代表者など関係者が集まり行なわれています。
今年は、49年ぶりに前祭(さきまつり)巡行(7/17)と後祭(あとまつり)巡行(7/24)が復活します。
今年、八幡山の主行司(おもぎょうじ:取り纏め役)さんがくじを引かれ、後祭・山一番(橋弁慶山、北観音山の次です。)でした。
前祭(17日)の巡行
(1)長刀鉾(2)占出(うらで)山(3)芦刈山(4)孟宗(もうそう)山(5)函谷(かんこ)鉾(6)山伏山(7)綾傘鉾(8)伯牙山(9)菊水鉾(10)太子山(11)霰天神(あられてんじん)山(12)油天神山(13)鶏鉾(14)木賊(とくさ)山(15)四条傘鉾(16)蟷螂(とうろう)山(17)月鉾(18)白楽天山(19)保昌(ほうしょう)山(20)郭巨(かっきょ)山(21)放下鉾(22)岩戸山(23)船鉾
後祭(24日)の巡行
(1)橋弁慶山(2)北観音山(3)八幡山(4)浄妙山(5)鈴鹿山(6)南観音山(7)鯉山(8)役行者(えんのぎょうじゃ)山(9)黒主山(10)大船鉾
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いよいよ今年からの「前祭り後祭(あとまつり)別巡行」(7/24)の準備が、本格的に動き始めました。
先日の京都新聞では、観覧席を2000席に決めたとか?
7月24日の巡行では、150年ぶりで、大船鉾が加わるのと、これまでとは逆に市中を巡行するので、どんな様子なのか?
我々当事者も、予想がつきません。それに、まだまだ準備すべきことが沢山有るので、それらをひとつずつ解決して、万全の体制でお祭りを迎えたいと思って居ます。皆さんのご協力もよろしくお願いします。(萬)
祇園祭山鉾連合会からは、次の様なご案内が出ています。
- 参照数: 5872
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八幡山では、ホームページ開設当初から、広く皆さんに「御奉賛」を御願いしておりますが、おかげさまで、毎年多くの方から御奉賛を頂いて喜んで居ります。
みなさん是非今年も、八幡山への御奉賛をお願い致します。
一口3000円で、何口でも結構でございます。
奉賛者募集
八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募りたいと考えております。当ホームページにて奉賛者を募集させていただきます。
奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。奉賛のお礼として、八幡山のお授けを7月末頃に送付させていただきます。
奉賛金は宵山の三日間に、童歌を唄ってチマキやお守りを売ってくれる子供さん達へのお礼の一部に充てさせて頂きます。
お申し込みはこちらの奉賛者募集よりお申込みください。
なお、申込フォームのページの中で、期日の掲載が昨年のままになっておりますが、編集の都合で変更出来ておりませんが、7月21日まで受付しております。ご了承頂きたく、よろしくお願いします。
※かってながら2014年の奉賛申込は2014年7月21日13:00に終了させていただきます。お振り込みにつきましては2014年7月24日15:00までの御受付となります。
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今年からは50数年ぶりで、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)に別れての祇園祭巡行ですが、我が八幡山町は、これまで通りどちらの巡行でもコースに入っています。
17日には10数基、24日には4、5基が通ります。現在その八幡山町の100メートルの間で、4カ所の工事が行われています。そのいずれもが半年以上の工期で、ひとつのマンション新築に至っては1年半程ですが、お祭りの頃には、4カ所とも綺麗な姿を現して、山鉾を迎えられそうです。(萬)
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今年から、祇園祭の山鉾巡行が、17日の前祭(さきまつり)と24日の後祭(あとまつり)に別れて行われます。
もう新聞やテレビで何度も報道されては居ますが、50年ぶりの変更と言う事で、支障が無いように諸々の準備の為に、会議が度々持たれています。
山鉾全33ケ町の会議は勿論、昨日のように「後祭(あとまつり)の10ケ町」だけでの会議も行われています。
八幡山は24日の巡行なので、昨日の会議に二人が出席してきました。
鉾の組み立て日から、宵山の運営、巡行当日の段取りなど、大小取り混ぜての決め事が大変では有りますが、ひとつひとつ進んで居ます。
八幡山としては、巡行日が変わるとは言え、お祭りの内容は同じ事なので、もう既に準備を初めて居ます。
今年もつつがなく、お祭りを執り行えるように、町衆が協力する体制は確立できています。(萬)
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八幡山の御本尊は、立派な檜皮葺のお社(やしろ)に安置されています。その檜皮を保護するために、鉄製の丈夫な屋根と囲いが設けられています。しかし、その鉄が数十年もの風雨にさらされた為に、相当に傷みが激しくなりました。昨年から、業者さんに点検見積もりをして貰った上で、年明けにやっと部品交換と塗装工事をして貰いました。これでまた、数十年は大丈夫です。(萬)
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今日(1/15) 京都無形文化遺産展示室(京都ヨドバシビル1階西北角)にて、大船鉾 屋形御披露目会が有りました。
京都ライオンズクラブ様の60周年記念事業助成により、大船鉾 屋形部分一式が無事完成し、御披露目の運びとなりました。
(公財)山鉾連合会 吉田理事長の挨拶に始まり、京都ライオンズ 金剛会長さんの祝詞の後、大船鉾の屋形を詳しく見る事が出来ました。
今年は、後祭(7/24)巡行復興に加え、150年ぶりに大船鉾が巡行復帰となり、華やかな巡行になりそうです。
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明けましておめでとうございます。八幡山では、毎年元旦の午前10時に町内のお社に集まり、拝礼の後、御神酒を頂いて、今年の町衆の健康とお祭りの無事を祈願します。
今年も30人以上が集まって、今年の行司当番(他の山鉾町では、神事係とも言う)の人達からの挨拶を受けました。
今年から、50年ぶりに「先の祭り」「後の祭り」に分かれての巡行が行われるので、いろいろとハプニングを予測して、充分な準備が必要と思われます。(萬)
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12月19日京都新聞朝刊に次の通り発表されました。いよいよ来年(平成26年度)の祇園祭・後祭(あとまつり)の準備が始まります。八幡山保存会でも12月9日に役員会議を開き、概要を決めました。
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八幡山では、毎年12月に共同で「大型ゴミの回収」をしています。(京都市のゴミ回収で収集が難しい物など)今年も12月15日に、町内の各家庭から沢山の「ゴミ」が町会所に集められました。
各自で処理するのは、費用も手間も大変でなかなか実行できませんが、共同でとなると、助け合えるので、運搬と整理がじつにスムーズに運びます。
中には、お宝?それともやはりゴミ?と思える物もあります。毎年実施しており、少しゴミの山が少なくなりました。
業者さんのトラックが到着してからは、次々に積み込まれて、約3時間後には、元の静かな八幡山に戻りました。こうして、八幡山の町衆は、歳の暮れの整理と新年の準備を進めて行きます。
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毎年12月13日の「事始め」には、花街(祇園)で賑やかな催しが有り、新聞記事になりますが、祇園祭33基のひとつ「八幡山」でも、毎年この日に行司役(ぎょうじ役:他の山鉾町では、神事係と言う所もあります。)の引き継ぎが行われます。
今年一年間、八幡山の全ての行事を取り仕切った人から、来年のお役の人に、大事な蔵の鍵を始め諸々の資料が渡されました。 結構重いので手押し車で、来年の行司さん宅に運び込まれました。 昭和4年新調の回覧箱は、今も毎月各家庭を廻って、大事な連絡を伝えます。
行司さんの初仕事は、大晦日に町内・八幡宮の神前や蔵などの4カ所の注連縄(しめなわ)を張り替えて、一月一日朝の「元旦拝賀式」で、町内の皆さんを迎えることから始まります。
それからの一年間、お祭りに関するあらゆるお役を、数人の行司補佐と共に勤められます。
一年間、御苦労様です。平成26年度は、49年ぶりに後祭巡行が復興され、7/17前祭(さきまつり)(33基)と7/24後祭(10基)となり八幡山は7/24の巡行となります。よろしくお願いします。
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8月30日祇園祭後祭巡行の復興に向けた協議会において、来年(平成26年)から祇園祭の巡行が、7月17日は23基(前祭(さきまつり))、7月24日は10基(後祭(あとまつり))の山鉾に分かれて巡行することが決まりました。また、8月31日の京都新聞にも追加記事が掲載されました。
まだまだ調整すべき事項がたくさん有りますが、大筋で決定したので、あとは順調に進むでしょう。17日は、八坂神社から御神輿が出られるのを歓迎しての「神幸祭」(しんこうさい)これが先の祭り。24日は、御神輿が八坂神社へ還られるのをお見送りする「還幸祭」(かんこうさい)これが後の祭り。昭和40年までは、このように本来の形で巡行が行われていたのですが、警備や観光の都合で17日に一度(合同)に巡行するようになって久しいので、このことを知らない人も多いのです。そろそろこのあたりで、お祭りを本来の形で執り行うようにしないと、元のお祭りの形が忘れられるのでは?との思いと、また大勢の見物人が集まる事への危険性を考え、祇園祭の町衆が準備に準備を重ねてやっと実現となりました。我が「八幡山」は、後祭(あとまつり)10基のひとつなので、17日はのんびりと町内を巡行する前祭(さきまつり)の23基をお迎えして、その数日後から「お山」の準備に取りかかります。48年もの間の慣習と準備に慣れて居るので、来年のお祭りが果たしてどんな事になるのか?来月頃には役員会議を開いて、いろいろな打ち合わせをすることになっています。これからも後祭の巡行と八幡山を変らず、ご支援・ご協力をよろしくお願いします。(萬)
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今年もこのHPで、いろいろとお祭りの様子を御紹介しておりますが、近々テレビでも紹介されます。
9/6(金)NHK BSプレミアム 19:30~19:59 放送「美の壺」
(再放送)
9/10(火)NHK BSプレミアム 11:00~11:29 放送
八幡山町内の「町屋美術館紫織庵」を紹介する番組ですが、紫織庵も八幡山を担う一員で有り「おやま」の真ん前に位置することも有って、必然的に「八幡山」も登場します。
紫織庵をお楽しみの上、今年のお祭りの様子も是非御覧ください。(萬)
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鬮改め(くじあらため)は、祇園祭の山鉾巡行における儀式の一つです。四条堺町に鬮改め処(関所)が設けられ、奉行(京都市長)により、山鉾巡行の順番が、くじ取り式で決まった順番であるか確認されます。
山鉾の巡行順は7月2日に京都市役所・本会議場にて、京都市長立ち会いの「鬮取り式」によって決められますが、その鬮(くじ)札を奉行役の京都市長に改めてもらうのが「鬮改め」の儀式です。
まず、副使2名がくじ改め奉行役の一人でもある、山田京都府知事と市局長にちまきを渡し挨拶をします。
そして、八幡山の正使が奉行役の門川京都市長の前に進み、まず、手を使わずに扇子を使い、くじ箱(文箱)の紐を解きます。そして、蓋をあけて頭にくじ箱をかざし、奉行役にくじを改めていただきます。
そして、奉行役が山の名と順番が書かれたくじを読み上げ確認します。
くじ改めが終わると正使は、後ろに下がり、片手で扇子を勢いよく開き、大きく扇を動かして山を呼ぶ所作を行ないます。
こうして山は関所の前方まで進みます。ここで山は豪華な懸装品を奉行に観てもらうようゆっくり進み、1回転(左方向)山を廻します。
- 参照数: 9661
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少し曇天の7/17 午前8時に町内の方々と町外協力者の方々が集まり、お山「八幡山」に第一装の飾り付けを行ないました。飾り付けが午前9時頃に終わり、巡行のお供に行く方々は、裃(かみしも)姿に着替え集合写真を撮りました。
今年も、舁き手20名(京都・祇園祭ボランティア21)の支援を頂き、巡行に出発しました。出発前に舁き手の方々の集合写真も撮りました。
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7月14日宵々々山の始まりです。数々の懸装品を展示して、傍のテントでは、厄除けの粽、鳩笛、鳩鈴、手拭い、ろうそく、お神籤などを販売します。
主役は子供たち。みんな可愛い声で「はちまんさんの厄よけの御守りはこれより出ます・・・・」と唄って居ます。
八幡山の前では、みなさんがこうして駒形提灯の前で記念撮影をしています。
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八幡山では、理事長の発案で今年から「舁き初め」をすることになりました。いつも親しんでいる「お山」をみんなで町内を舁ぎ廻り、どのくらいの重さなのかを体験します。また、安全に組みあげられているかの確認も出来ます。
小雨の中では有りましたが、老若男女が集まって、無事に「はちまんさんの舁き初め」を終えたら「埒」に囲われて、宵山の準備が出来ました。
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八幡山では、今年(7/13)から町内の殆どの玄関に「お揃いの幔幕(玄関幕)」を懸ける事になりました。
曳き初めで、八幡山町に入ってきた観音山に最初に披露しました。
この八幡山・幔幕(玄関幕)が京都新聞(7/14)朝刊にも掲載・紹介されました。
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毎年7月10日の「八幡山の吉符入りの儀」の後は、近くの高倉小学校から100名以上と京都学園大の大学生さん約10数名を迎えて、「厄除けちまき(粽)」作りをします。これももう何年も続いている恒例行事です。こうした皆さんのご協力・ご支援を頂きながら、祇園祭・八幡山は成り立っています。
- 参照数: 4879
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今年のお祭りも猛暑ではありましたが、昨夜の還幸祭を終えて、大きな神事は無事にすませられました。
でも、八幡山では、まだまだ「しめ」の仕事が多く残っており、ついつい作業が遅れがちです。
そんな訳で、御奉賛頂いた方々への「粽など」の発送も遅れており、誠に申し訳ないのですが、一両日
中には御送付もうしあげます。
また、HP更新のために、一年に一度だけのチャンスを利用して、いろいろな撮影も出来ましたので
それらの整理にも取りかかります。
これからも「八幡山HP」を、よろしくお見守りください。(萬)
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朝から所蔵品を出して、町会所や山に飾り付けをしています。
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7月10日 午前10時 八幡山では、吉符入り(神事始めの儀式)を執り行いました。
町内の皆さん約40名ほどが集まり、町会所に祭られている八幡宮の祠の前で、祭りの無事催行と町内の発展を祈願。
その後、御神酒を頂き、お祭りの要項などの説明がされました。
いよいよお祭りの始まりです。
皆さんの力を借りて、例年通りにお祭りが出来る事がうれしく、誇りに思います。
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7月9日午前11時20分からのKBSラジオ実況中継「森谷威夫のお世話になります!」が、八幡山町会所に今年もやって来ました。
リポータの三崎智子さんは、山田優似のカワイイ子です。・・彼女の上手な質問で、理事長も副理事長も気楽に八幡山の見所や今年の新しい試み(八幡山・玄関幕(幔幕))を話す事が出来ました。
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八幡山では、ホームページ開設当初から、広く皆さんに「御奉賛」を御願いしておりますが、おかげさまで、毎年多くの方から御奉賛を頂いて喜んで居ります。
みなさん是非今年も、八幡山への御奉賛をお願い致します。
一口3000円で、何口でも結構でございます。
奉賛者募集
八幡山を後世に維持・継承させていく事を目的に奉賛者を募りたいと考えております。当ホームページにて奉賛者を募集させていただきます。
奉賛内容と致しまして八幡山保存会へ奉賛金3,000円を納付いただきます。奉賛のお礼として、八幡山のお授けを7月下旬に送付させていただきます。
奉賛金は宵山の三日間に、童歌を唄ってチマキやお守りを売ってくれる子供さん達へのお礼の一部に充てさせて頂きます。
お申し込みはこちらの奉賛者募集よりお申込みください。
※かってながら2013年の奉賛申込は2013年7月13日13:00に終了させていただきます。お振り込みにつきましては2013年7月14日15:00までの御受付となります。
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また菊水鉾の町会所も、役員さんの好意で、初めて拝見出来る事が出来ました。
菊水鉾の町会所は、道路から階段を上がります。
広くて綺麗な、素晴らしい町会所です。
鉾が建つ12日まではここでお囃子の稽古が行われます。
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帰り道、月鉾のお囃子も聴き、
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昨夜、大船鉾のお囃子を拝聴しに伺いました。
理事長さんのお話を、真剣に聴いている囃子方の30人。
その後、稽古が始まりました。
昨年は、142年ぶりに唐櫃で初めて巡行に参加。
でもお囃子だけは20年もの間稽古を続けられて居られるので、見事な演奏でした。
来年は本格巡行(予定)ですから、鉾の上で、張り切って囃子してください。
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今年、八幡山では、各会社・お宅・マンションの玄関に八幡山・玄関幕(門幕)を取付けて頂く事になりました。
現在、町内・万商さんにて7月5日まで見本取付けをしています。
7月13日午後からの北観音山、南観音山、放下鉾の曳き初めには、町内の両側(東・西)にこの玄関が張られ、祇園祭りの風情が一段と華やいだものになるでしょう。
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7月2日午前10時、平成二十五年度の祇園祭山鉾巡行のくじ取り式が京都市役所・市議会議場で執り行われました。
鬮取り式は、7月2日に京都市長が奉行役となり、八坂神社宮司、祇園祭協賛会長、清々講社幹事長、(公財)祇園祭山鉾連合会理事長、各山鉾代表者など関係者が集まり行なわれています。
鬮取り式では、巡行する山鉾すべてがくじを取るのではなく、今年巡行する山鉾33基のうち、長刀鉾、函谷鉾、放下鉾、岩戸山、船鉾、橋弁慶山、北観音山、南観音山、大船鉾は、先例によりくじを取らない事になっています。
本年は、八幡山は、後祭、山くじ第五番(長刀鉾から31番目)でございました。(昨年と同じでした。)
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昨夜(6/11(火)午後5時30分)より、今年の八幡山の「お祭りの準備会議」を開催しました。
今年の「八幡山」を主にお世話する「行司」(神事当番)が集まって、諸々の打ち合わせをしました。お祭り前にすべき事がいっぱいあり、7月2日籤取り式に始まり、7月10日の「吉符入り」からは、それらがますますお祭りの用事が増えます。みんなで役割を分担して、滞りの無いように致しました。来年は、前祭(さきまつり)、後祭(あとまつり)の分離巡行が復活になるかも知れないので、ひょっとしたら、三十三基の山鉾が揃っての巡行は、今年7月17日限りかも知れません?宵山も、巡行も例年よりも人出が多くなりそうです。
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3月30日に、今年初めての八幡山ホームページ会議を開催しました。
今年のお祭りの準備の、いろいろな作業が始まっている中、HP会議としてもより良い更新に向けて、これからいろいろな相談を進めます。
今回は、初めてメンバーのO君の自宅を会場にお借りしました。
なお、今夜の会議で、山鉾連合会のホームページが4月1日から初公開されるとの報告が有り、その内容に期待が寄せられます。
祇園祭・山鉾連合会のホームページ http://www.gionmatsuri.or.jp/
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八幡山保存会・町会所北隣接地(三井マンション建設予定地)で3月23日(土)午前11時より、文化財発掘調査見学会が実施されました。
財団法人京都市埋蔵文化財研究所の方からの説明によると、当地は、延暦13年(794)の平安京遷都以来、現在まで存続した街区で、戦国末期の天正期に有力者:伊藤道光が住んでいた事が記録に残っており、江戸時代前期まで「伊藤ノ丁」とも呼ばれていました。 また江戸時代初頭は、蒲生家の京都宿所で有る可能性が高いと思われるとの事。 これまでの調査で、深さ約2.5mまで掘り下げ、14世紀の土抗等や17世紀前半の溝や土抗、16世紀前半の遺物が多量に埋まった土抗や井戸も検出されていると大変興味深い説明を頂きました。
これらの事が少しでも判明する手助けになる古文書が八幡山保存会には保存されています。
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八幡山保存会では、2月13日に恒例の「理事会」を開いて、平成24年度の事業報告、決算報告を確認しました。
理事、監事が集まって、反省と抱負を交えて、昨年のいろいろな事を思い出して、平成25年のお祭りに向けての結束も確認できました。
理事会の会議後はお酒が出て、親しい仲間としての歓談が続きました。
2週間後には、八幡山保存会評議員会も開催です。
来月くらいから、今年の行司さん9人は、いよいよ厄よけちまきや、鳩笛、鳩鈴、手ぬぐい等の授与品準備に掛かります。(萬)
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今年も八幡山は、1月1日10時からの「新年拝賀式」から始まりました。
今年の「行司担当」7人が、暮れのうちに、お社、土蔵、収蔵庫、玄関の注連縄を新しく懸け替えておき、元旦は朝から神前飾りをします。
そして午前10時に、町内の町衆およそ25人が揃って、代表理事と共に神前に拝礼して、今年の八幡山の安泰を祈願しました。
それから、神前からお下がりの「昆布とするめ、御神酒」を頂いてお祝いです。
理事長から、新年の挨拶や今年の抱負が語られて、初菓子を貰ってから解散。
そろそろ、お祭りの下準備も始まりますから、今年の行司さんは気が抜けません。(萬)
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毎年同じ日のお祭りなのですが、意外と探されている方が多いので2013年度版の歳時(日程、スケジュール)表を掲載させていただきます。
京都・祇園祭 行事抜粋
日付 | 時間 | 行事 | 摘要 |
7/1月 | 夕刻より | 他の山鉾町 | 二階囃始まる |
7/10水 | 他の山鉾町 | 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾の鉾建て(組み立て)始まる | |
7/11木 | 朝から | 山建て | 朝から山建て |
朝から | 他の山鉾町 | 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾の鉾建て 鶏鉾、菊水鉾、放下鉾の鉾建て始まる | |
7/12金 | 朝から | 他の山鉾町 | 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾、放下鉾の鉾建て 船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山の山鉾建てが始まる |
昼から | 他の山鉾町 | 曳初め 四条通 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾 室町通 鶏鉾、菊水鉾 | |
7/13土 | 朝から | 山建て | 朝から山建て |
朝から | 他の山鉾町 | 船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山の山鉾建て | |
昼ごろから | 他の山鉾町 | 曳初め 新町通 放下鉾、船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山 | |
夜半から | 祇園囃子 一部の山鉾町ではお授けあり | ||
なし | 出店はない:交通規制あり | ||
7/14日 宵々々山 | 午前8時 | 山飾り | 懸装品搬出、町会所への飾り付け 山に宵山用の常飾り付け |
午後3時 | 清祓 | 八坂神社より神官をお迎えして御山とともに一同お祓いを受ける。 | |
午後から順次 夜まで | 八幡山 | ちまき、おみくじ、鳩笛、鳩鈴などの授与 | |
他の山鉾町 | 各山鉾町でお授けあり | ||
夜半から | 祇園囃子 | ||
朝から順次 夜まで | 出店が出る:交通規制あり (夕方から大通りで歩行者天国:夜店あり) | ||
7/15月 宵々山 | 午前から順次 夜まで | 八幡山 | 山に宵山用の常飾り付け ちまき、おみくじ、鳩笛、鳩鈴などの授与 |
他の山鉾町 | 各山鉾町でお授けあり | ||
夜半から | 祇園囃子 | ||
朝から順次 夜まで | 出店が出る:交通規制あり (夕方から大通りで歩行者天国:夜店あり) | ||
7/16火 宵山 | 午前から順次 夜まで | 八幡山 | 山に宵山用の常飾り付け ちまき、おみくじ、鳩笛、鳩鈴などの授与 |
他の山鉾町 | 各山鉾町でお授けあり | ||
夜半から | 祇園囃子 | ||
夜 | 日和神楽 暴れ観音(南観音山) | ||
朝から順次 夜まで | 出店が出る:交通規制あり (夕方から大通りで歩行者天国:夜店あり) | ||
7/16火 | 深夜 | 各所 | 深夜に出店は片づけられる |
7/17水 | 午前7時30分 | 山飾り | 山に巡行用の第一装飾り付け |
午前9時30分 | 巡行出発 | お供は裃着用 | |
巡行が終わり次第 | 山鉾町 | 解体(担山は夜には終わる)・収納 | |
なし | 他の山鉾町 | 出店はない | |
7/18木 | 早朝から | 山鉾町 | 解体(お昼ごろには終わるところもある)・収納 |
7/19金 | 早朝から | 一部の鉾町 | 解体・収納 |
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毎年同じ日のお祭りなのですが、意外と探されている方が多いので2013年度版の歳時(日程、スケジュール)表を掲載させていただきます。
京都・祇園祭 行事抜粋
日付 | 時間 | 行事 | 摘要 |
7/1月 | 夕刻より | 他の山鉾町 | 二階囃始まる |
7/10水 | 他の山鉾町 | 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾の鉾建て(組み立て)始まる | |
7/11木 | 朝から | 山建て | 朝から山建て |
朝から | 他の山鉾町 | 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾の鉾建て 鶏鉾、菊水鉾、放下鉾の鉾建て始まる | |
7/12金 | 朝から | 他の山鉾町 | 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾、放下鉾の鉾建て 船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山の山鉾建てが始まる |
昼から | 他の山鉾町 | 曳初め 四条通 長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、月鉾 室町通 鶏鉾、菊水鉾 | |
7/13土 | 朝から | 山建て | 朝から山建て |
朝から | 他の山鉾町 | 船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山の山鉾建て | |
昼ごろから | 他の山鉾町 | 曳初め 新町通 放下鉾、船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山 | |
夜半から | 祇園囃子 一部の山鉾町ではお授けあり | ||
なし | 出店はない:交通規制あり | ||
7/14日 宵々々山 | 午前8時 | 山飾り | 懸装品搬出、町会所への飾り付け 山に宵山用の常飾り付け |
午後3時 | 清祓 | 八坂神社より神官をお迎えして御山とともに一同お祓いを受ける。 | |
午後から順次 夜まで | 八幡山 | ちまき、おみくじ、鳩笛、鳩鈴などの授与 | |
他の山鉾町 | 各山鉾町でお授けあり | ||
夜半から | 祇園囃子 | ||
朝から順次 夜まで | 出店が出る:交通規制あり (夕方から大通りで歩行者天国:夜店あり) | ||
7/15月 宵々山 | 午前から順次 夜まで | 八幡山 | 山に宵山用の常飾り付け ちまき、おみくじ、鳩笛、鳩鈴などの授与 |
他の山鉾町 | 各山鉾町でお授けあり | ||
夜半から | 祇園囃子 | ||
朝から順次 夜まで | 出店が出る:交通規制あり (夕方から大通りで歩行者天国:夜店あり) | ||
7/16火 宵山 | 午前から順次 夜まで | 八幡山 | 山に宵山用の常飾り付け ちまき、おみくじ、鳩笛、鳩鈴などの授与 |
他の山鉾町 | 各山鉾町でお授けあり | ||
夜半から | 祇園囃子 | ||
夜 | 日和神楽 暴れ観音(南観音山) | ||
朝から順次 夜まで | 出店が出る:交通規制あり (夕方から大通りで歩行者天国:夜店あり) | ||
7/16火 | 深夜 | 各所 | 深夜に出店は片づけられる |
7/17水 | 午前7時30分 | 山飾り | 山に巡行用の第一装飾り付け |
午前9時30分 | 巡行出発 | お供は裃着用 | |
巡行が終わり次第 | 山鉾町 | 解体(担山は夜には終わる)・収納 | |
なし | 他の山鉾町 | 出店はない | |
7/18木 | 早朝から | 山鉾町 | 解体(お昼ごろには終わるところもある)・収納 |
7/19金 | 早朝から | 一部の鉾町 | 解体・収納 |
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昨日の曳き初めに続き、大粒の雨が降ってきました。
ちょうど、飾りが終わろうとした頃合いでしたが、大雨であふれてきています。
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八幡山では、毎年12月に共同で「大型ゴミの回収」をしています。
今年も12月8日に、町内の各家庭から沢山の「ゴミ」が町会所に集められました。
各自で処理するのは、費用も手間も大変でなかなか実行できませんが、共同でとなると、助け合えるの
で、運搬と整理がじつにスムーズに運びます。
一時は、凄いゴミの山でしたが、業者さんのトラックが到着してからは、次々に積み込まれて、3時間後
には、もと静かな八幡山に戻りました。
こうして、八幡山の町衆は、歳の暮れの整理と新年の準備を進めて行きます。(萬)
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12月3日、八幡山の理事と評議員が12名集まって恒例の「年度末会議」を持ちました。
今年一年間のいろいろな行事を振り返って、みんなで講評するとともに、来年度の計画を練ります。
今年の収支決算報告と、来年の予算計画も決まりました。
そして13日の「事始め」には、今年の行司チームから、来年のチームに引き継がれます。
とは言うものの、理事・評議員12人はそれぞれ分担作業を持って居るので、お祭りの間は出ずっぱりです。
お祭りそのものは、7月にほとんどの行事が集中していますが、諸々の用事は、このように年間を通して
行われています。
会議の後は、やはり慰労夕食会。
今回は、理事の一人が先日開店したばかりのダイニングバー「ことでん」の味を、みなさんで賞味しま
した。
生ハム、刺身、唐揚げ、てっちりに鮭ごはんに、ビール、お酒、ワインなどアルコールもたっぷりなの
に、リーズナブルな価格でした。(萬)
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11月16日に「山鉾連合会法人設立二十周年記念会」が、ウェスティン都ホテルで催されました。
八坂神社の神官様、京都府、京都市の首長様と、関係部門の大勢の人、消防関係の人々、地域の各団体代表、お祭りの後援者団体、それに各山鉾町からも数人ずつが出席です。
もちろん、連合会の役員さんは、14人全員がホスト側で出席。総勢300名程の宴でした。
当初、祝辞と功労者への感謝状贈呈が一時間程有り、その後、金剛流の祝舞を鑑賞してから宴会になり、会場は大賑わいとなりました。
我が八幡山からも、4人が出席して、祝宴を楽しんで来ました。
日本を代表するお祭りを支える人々が、一堂に介して居られるのは、なかなか圧巻でした。
- 参照数: 5906
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八幡山では、今年のお祭りを無事に終え、8月の放生会の神事後は、しばし一息ついています。
代表理事さんや連合会本部役員さんは、33基の山鉾全体の決めごとが数多く有るので、度々の会合を
されているようですが。
特に「前祭(さきまつり)、後祭(あとまつり)の分離巡行」についての会議は祇園祭そのものや、京都市にも大きな影響をおよぼ
すので慎重に進められているようです。
我が八幡山でも、10月27日に、久しぶりでHP会議を持ちました。
12月13日の事始めには、行司さんの引き継ぎが有り、いよいよ来年のお祭りに向けてのスタート
となるので、改めて我々の役割の確認をする為です。
また、日ごとにレベルアップする、IT関連の機器に対応すべく、我が八幡山も、HPの大幅改編の検討
に入りました。
近いうちに、大きく刷新した「八幡山HP」を公開することになります。(萬)
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